ここでは、パワーラックの横幅と対応するシャフトの違いについて説明していきます。
注意すべきは、オリンピックバーベルのみ対応しているパワーラックが存在していることです。
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バーベルのグリップ部の長さよりパワーラックの横幅は短い必要がある
パワーラックを選ぶときに注意する点として、パワーラックの横幅によってオリンピックシャフトのみ対応している場合とそうでない場合があります。
パワーラックを使用するとき、ラックにはバーベルのグリップ部分を置く必要がありますが、パワーラックの横幅よりバーベルのグリップ部分の長さが短ければ使うことができないというわけです。
グリップ部分が長い分には特に問題はないので、オリンピックシャフトの場合は全てのパワーラックで使用することができます。
レギュラータイプのグリップ部の長さについて
まずは、自宅でのトレーニングで一般的な径28mmのレギュラーバーベルシャフトについてみていきます。
レギュラータイプのバーベルシャフトは、オリンピックシャフト専用のパワーラックでは使用できません。
レギュラーシャフト200cmはグリップ部約122cm
アイロテックの場合、200cmのバーベルのグリップ部の長さは122.5cmとなっています。
このため、オリンピックシャフトのみ対応しているジムクラスのパワーラックの場合は使用できません。
アイロテックのワイドグリップ180cmは、全長180cmでもグリップ部約122cm
アイロテックには、「180cmワイドグリップタイプ」のバーベルシャフトがあり、こちらは180cmの長さでもグリップ部の長さが122.5cmと200cmのものと同じ長さが確保されています。
このため、アイロテック製やその他のレギュラーシャフト対応のパワーラックでも使用が可能となっています。
160cmのレギュラーシャフトはグリップ部の長さ102cm
アイロテックの場合、160cmのバーベルシャフトのグリップ部の長さは102cmとなっています。
この長さの場合、普通はパワーラックには対応していません。
が、一部ナロータイプのパワーラック(例えばワイルドフィット)ではこの長さでも対応している場合があります。
レギュラーバーベル対応のパワーラックの例
レギュラータイプのバーベルシャフトで使用できるパワーラックは、例えば以下のものがあります。
- アイロテック
- ワイルドフィット
- ファイティングロード
- ボディメーカー
- フィールドア(FIELDOOR)
- バーウィング(BARWING)
家庭向けのトレーニング用品メーカーのパワーラックの場合はこのサイズが多いですね。
オリンピックシャフトのグリップ部の幅は131cm
次に、オリンピックバーベルシャフトです。
こちらのグリップ部の長さは131cmです。
オリンピックバーベルシャフトの場合、パワーラックの横幅が短い分には使用できるので、全てのパワーラックで使用することができます。
オリンピックシャフト専用のパワーラックの例
オリンピックシャフト専用のパワーラックとしては、例えば以下のものがあります。
- ボディソリッド
- パワーテック
- ボディクラフト
- タフスタッフ
横幅が122cmを超えるパワーラックの場合は、オリンピックシャフト専用のパワーラックとなります。
まとめ:パワーラックの横幅は必ずチェック
というわけで、バーベルとパワーラックの横幅の関係の話でした。
パワーラックを購入する際には、一応どちらのタイプのバーベルに対応しているかをチェックしておくのが賢明かと思います。
オリンピックシャフト専用のパワーラックの場合はレギュラーシャフトでは使用できないのに注意ということになります。
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