実際にブルートゥースワイヤレスイヤホンを使用した経験を踏まえて、ランニングからサイクリング、フィットネスやトレーニングなどのスポーツ用途におすすめなワイヤレスイヤホンを紹介していきたいと思います。
スポーツにおすすめのイヤホンの大前提はワイヤレス!
ブログを読んでいただけるとわかると思いますが、普段からウェイトトレーニングを行っている私がまずはじめにトレーニング経験を踏まえてスポーツにおすすめのイヤホンの選び方を書いていきたいと思います。
ブルートゥース(BlueTooth)採用でワイヤレスであることは大前提!
まずこれは大前提です!
ようするにスマートフォンやアイポッドなどの音楽プレーヤーと物理的にケーブルで接続されていないものですね。
ケーブルが繋がってると、たまに引っかかって耳が「ビーンッ!」となりそれだけでトレーニングのやる気を失ってしまうことがあります。
ちなみに、ワイヤレスのイヤホンを所持していると、通勤通学でも大活躍してくれます。
一度ワイヤレスイヤホンを使ったらケーブルがあるのが考えられなくなるくらい便利です。ブルートゥースのマークは上のリボンみたいなマークです。
イヤホンのタイプをカナル型か骨伝導型か選ぶ
イヤホンのタイプを骨伝導タイプかカナル型か選びましょう。
カナル型は皆さんもご存じのイヤホンで、耳の穴に入れるようなタイプです。
骨伝導タイプは骨を振動させることにより音を伝えるタイプで、詳しくは次に述べます。
骨伝導ヘッドフォンの特徴
骨伝導(こつでんどう)ヘッドフォンというのをご存じでしょうか?
通常人間が音を認識するとき、空気の振動により鼓膜が振動、そしてその振動が聴覚神経に伝わることで音を認識します。
一方骨伝導というのは、頭蓋骨の一部(例えば頬骨など)を直接物理的に振動させることにより聴覚神経へ振動を伝えるような伝わり方のことを言います。
上のイメージ画像では赤色のものが骨伝導に相当します。
骨を直接振動と聞くと少し怖いと感じる人もいるかもしれませんが、実は自分自身が声を出すだけで声帯から骨を伝った音というのは普段から聞いており、骨伝導は普段から経験している自然な現象なのです。
普段聞いている自分の声は鼓膜と骨伝導の両方で聞いているのに対し、録音した自分の声を聞くのは鼓膜だけなため、普段聞いてる声と違うのに違和感を感じるのはこのためです。
耳の穴が塞がれない
まず大きな特徴として、耳の穴に入れるカナル型と異なり耳の穴が開放されていることが挙げられます。
このため、音楽を聴きながらも周囲の音もしっかりと聞くことができます。
ランニングやサイクリングなど、一般公道で周囲の音をシャットアウトするのは危険ですが、骨伝導ヘッドフォンなら周囲の音も聞くことができるので安全です。
また、これは私の個人的な感想なのですが、耳の穴に入れるタイプは密閉感があり長時間つけてると個人的に気になるというのもありますが、耳がふさがれていないのでこのような不快感もありません。
また、体質によっては耳垢が湿ってる人もいると思いますが、そういう人にも非常におすすめですね!
防水性に優れている
骨伝導ヘッドフォンは、カナル型と違い本体内蔵の振動ユニットを搭載することで音を伝えることができます。
そのためスピーカー部を露出しなければならないイヤホンと異なり、ユニット全体を覆うことができる骨伝導ヘッドフォンは防水性に優れているということができます。汗をかいても安心!
音漏れは多少する
音漏れは多少します。
これは本体が振動するという構造上しょうがない部分はありますが、スポーツ用途であればたいてい周りは無音というよりある程度雑多な音がある状態ですのでそこまで気にする必要はありません。
音量にもよりますが、近寄らないと聞こえない程度の音漏れである場合が多いです。
また、今回紹介するものについては音漏れ対策もしっかりされています。
音質はスピーカー内臓なものには劣る
音質については骨伝導はスピーカー内臓のもの(鼓膜を振動させる通常のタイプ)に比べて劣ることは事実です。
ただし今回紹介するものについては音質にもこだわった商品であり通常使用ではイヤホンと大差ないレベルまで来ています。
そもそもスポーツ用途でそこまで音質を気にする必要は無いと思っています。
ちなみに私は他の趣味で楽器をすることがありますが、音楽用途のヘッドフォンは別途所持しています。
スポーツ用途はスポーツ用途で十分な音質をカバーしていればそれで問題ないと思います。
トレーニングしながらハイレゾでクラシックに集中なんて普通ありえませんからね笑。普通そんな余裕ないと思います笑
カナル型はケーブル選びが肝
次にカナルタイプのワイヤレスイヤホンの選び方について書いていきます。
カナル型のものは、骨伝導に比べて安価なものが多いことも特徴の一つです。
とりあえず何か欲しいという方の場合、こちらを選ぶのがコスパが良いと思います。
ケーブルの有無で二種類
カナル型には、左右のイヤホンがケーブルで繋がっているタイプと、左右独立して完全にコードが無いタイプがあります。
どちらでもスポーツする分には問題ありませんが、当然ながら完全にケーブルが無いタイプのほうがいくつかの面で優れています。
ケーブルは短く、細いものが良い
ケーブル有りのタイプはケーブル選びが一番の肝とも言えます。
長さは短いほうがいいですね。
長いと肌や服とこすれたときにどうしてもノイズになってしまい、一度気になりはじめたら気になります。
また、あまりに長いとウェイトトレーニングではスクワットでバーベルを担ぐときに挟んでしまったりする可能性もあります。
また、できれば細いものがベターです。
私が所持していたことのあるスポーツ用ワイヤレスイヤホンは、若干ケーブルが太く(例えるならきしめんみたいに薄く横幅が広い)、そのため微妙に形状記憶のように形を持ってしまったのが結構鬱陶しかったです。
ケーブルは柔らかく細いものがおすすめですね。これは実際に購入しないとわからない部分ではありますが、とりあえずケーブルの断面が細い円のものがいいでしょう。
ボタンは本体についてるものが良い
少しケーブルについて書きましたが、ケーブルはシンプルなものがお勧めです。
音量調整などのボタンがケーブル上に配置されているタイプも存在しますが、私はボタンは全てイヤホンの本体部分に取り付けられているものをおすすめしています。
【今なら絶対コードレスが良い!】完全なコードレスタイプはSoundPEATS Q16!
完全なコードレスタイプについては、サウンドピーツのQ16がおすすめです!こちらもスポーツ用途に設計されたイヤホンになります。
このタイプは片側の耳だけのタイプもありますが、こちらは両方の耳にとりつけるタイプです。片側だけの使用も可能です。
基本的な特徴としては先ほど書いたブルートゥースイヤホンであるQ9Aと同じなのですが、完全にコードが無くなり左右独立になることでケーブルが肌や服とこすれることによるノイズや、ケーブルが肌に当たる不快感などから完全にフリーになります。
左右のイヤホンは独立しているため、一つずつ共有すればカップルで同じ音楽を楽しみながらランニングやトレーニングを行うことも可能です。
距離は10mほど離れても接続された状態となります。
少し価格はあがりますが、完全にコードレスであることはコードがあるタイプより優れていることは言うまでもありません。
バッテリー容量は190mAH、1.5時間の充電6時間の連続使用が可能です。
付属の充電器は二股になっているので、左右のイヤホンを同時充電することが可能です。
メーカー | サウンドピーツ(SoundPEATS) |
モデル | Q16 |
価格 | 4,999円 |
タイプ | カナル型(完全にコードレス) |
重さ | 24g |
骨伝導ヘッドフォンはAfterShokz TREKZ TITANIUM!
骨伝導ヘッドフォンの中でも圧倒的におすすめなのが、アフターショックズ(AfterShokz)のトレック・チタニウム(TREK TITANIUM)です!
スポーツ用途での設計がなされているので、スポーツでの使用では抜群の使用感を発揮してくれます。
価格が1万7千円と少し高価ですが、音質から材質まで細かい部分にこだわり軽量且つ快適、長く使えるワイヤレスヘッドフォンとなります。
骨伝導を採用しているため、周りの音が聞こえるためジョギングなどでは非常に安全です。
私のようにカナル型で耳の中に何かあるのは圧迫されて不快に感じる人にとっては最高のヘッドフォンとなります。
材質には「チタン」を採用しており、軽量且つ弾力性のあるしなやかな作りを実現しています。
このため、頭が締め付けられて苦しいということもなくフィット感についても抜群なので長時間の使用での疲労を軽減してくれます。
プレミアムピッチ(PremiumPitch+, 商標)という技術を採用しており、他社の骨伝導ヘッドフォン製品に比べて圧倒的に音質に力を入れています。
更に、リークスレイヤー(LeakSlayer, 商標)という技術では音漏れ防止に大きく貢献し、しっかり骨伝導のデメリットの部分を対策していることがわかります。
当然ながら防水ですので、汗などをかいても問題ありません。
ワイヤレス接続については10m離れていてもOKです。
充電時間は1.5時間で、連続再生時間は6時間とカナル型タイプと同程度の時間を確保しています。
待機時間としては10日持続するので、万が一電池を切り忘れた場合でも問題なく次の日に使用することができます。
メーカー | アフターショックズ(AfterShokz) |
モデル | トレック・チタニウム(TREKZ TITANIUM) |
価格 | 17,064円 |
タイプ | 骨伝導 |
重さ | 36g |
まとめ
とりあえずここでは私の使用経験を踏まえて3つ紹介させていただきましたが、とりあえずブルートゥースのワイヤレス系のもので気になったものがあればなんでもいいと思います!
ただし、コードの形状というか太さというか、その点に関しては気にしたほうが良いと思います。
予算があるならば個人的には完全なコードレスタイプか骨伝導タイプが断然おすすめですね!
私の場合は耳の中に異物がある感覚がなかなか好きになれないので骨伝導タイプが好みですが、ここらへんは個人差があると思います。
ただし、サイクリング用途の場合についてはイヤホンをしながらは警察にとめられる可能性があるので、骨伝導がいいでしょう。
参考になれば幸いです!
Photo: After Shokz, SoundPEATS
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