当ブログ初の書籍紹介となります。「筋肉」と「関節の動き」の関係性を踏まえつた筋肉の知識をまとめたような書籍になります。
筋肉のしくみ・はたらき パーフェクト事典は関節の動きと筋肉の関連性が良くわかる本
今回購入し、レビューする書籍は「プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」というものになります。
ざっくり説明すると、「筋肉」と「関節の動き」の関連性を重視しながら「筋肉」についての知識をまとめているような書籍になります。
ちなみにページ数は270ページほどあり、ボリュームたっぷりです。しかもオールカラーで、暗記に便利な赤シート付です!笑
購入の経緯
どのような動作でどの筋肉が動員されるかについては、合間時間とかに自分の体を使いつつ自分なりに考えていたのですが、そういう知識を体系的にまとめた本で自分自身で考えたこととのずれを補正したいなという思いから購入しました。
また、このブログではトレーニングに関する知識に触れることが多くありますが、それらを書くときに適当なことを書かないよう知識増強兼辞書的な使い方ができる筋肉の本が欲しいなとも思っていました。
近い内容をまとめたサイトもネットには存在するのですが、やはり本にはかなわないでしょう。
中身はこんな感じです
本の中身の重要な部分を紹介していきます!
目次は関節別で分けられている
目次は、関節ごとにわけられており、その関節を動かす筋肉の解説がその章に入る形になっています。
序章では筋肉の基礎知識について書かれており、例えば「筋の構造」「筋収縮の性質」「全身の主な関節と骨格」「全身の主な筋肉」などがあります。
1章~9章にかけては関節別の筋肉となっています。章は以下の通り。目次の画像を見たらわかると思いますが、関節ごとに筋肉がずらっとあります。
1章:肩関節
2章:肩甲骨
3章:肘関節
4章:手関節・手指
5章:股関節
6章:膝関節
7章:足関節:足指
8章:体幹・頸部
9章:頭部
章のはじめは関節の動きと役割がある
章のはじまりにはまずその関節がどのような動きをすることができるのか、その動きにはどのような筋肉が動員されるのかということが表でまとめられています。
例えば肩関節には、「屈曲・伸展」「外転・内転」「外旋・内旋」「水平内転・水平外転」という動きがあり、例として屈曲には三角筋(前部)、大胸筋(上部)、上腕二頭筋、前鋸筋が使われるということなどがわかります。
他にも動作における日常生活やスポーツでの使用例なども紹介されています。
関節を動かす筋肉一覧も一目瞭然
そして次に、関節を動かす筋肉一覧が、浅層と深層にわけられて紹介されています。
トレーニングでは基本的に浅層の筋肉を考えることが多いですが、深層、つまりインナーマッスルなどの知識も増強することができます。
関節を動かすのに大きく貢献する筋肉についても紹介されているので、鍛えている筋肉と動作の関連付けも容易に行うことができるでしょう。
筋肉はフルCGで起始・停止がはっきりわかる
最後に、個別の筋肉の解説になります。
私の場合特に気になる「起始・停止」についてははっきり描かれているのはもちろん、その筋肉がする主な動きについても紹介されています。
当たり前ですが全部を紹介することはできないので、内容の全貌がわかる一部を紹介させていただきました。
上記のような内容が各関節・そして筋肉全てにおいて詳しく書かれています。しかもフルカラーで、しかもフルCGで。どうですか?欲しくなりませんか?笑
まとめ
とりあえず本書は辞書的な使い方が良さそうですが、購入して流し読みするだけでもかなり面白いと思います!
正しいフォームでトレーニングを行うことは大前提なのですが、なぜそのフォームでその筋肉に刺激を入れることができるのか?を考え始めたらトレーニング中級・上級になっていくのかな?と思います。
脳みそと筋肉両方を使ってインテリトレーニーへの道を踏み出しましょう!
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