めちゃくちゃ久々に新しいヘルメットを購入したのでレビューです!
今回購入したのは、OGKカブトの軽量モデル・エアロブレード5です。
定価は32,000円ですが、だいたい3万弱ぐらいの価格に値引きされていることも多いので、3万で買えるヘルメットとしてはなかなか悪くは無いという印象はしました。
ただし、静粛性を重視したモデルでもないため、そこを重視するのであれば予算は上げたほうが良いと思います。
おすすめのヘルメット:
カブトの軽量モデル・エアロブレード5は3万弱で買えてなかなか良いヘルメットでは!
というわけで新しいヘルメットを思い切って購入しました。
カブトの軽量モデル・エアロブレード5ですね。
軽量モデルと言えば、有名どころだとショーエイのZ7あたりも軽さ重視モデルです。
定価は32,000円ですが、まあだいたい3万弱で買えるので、ちょっと予算を押さえたいという場合には結構いい候補になるんじゃないかなと思いました。
カムイのほうとも迷ったんですが、次の項でカムイと比較した上で私がエアロブレードを選んだ点についても書いているので参考にしてください。
カムイと迷ったが、口元のシールドロックの有無でエアロブレードを選択
今回新しいヘルメットを買うときに、一応ツーリング向けモデルとしてカムイとも迷ったんですけど、シールドのロック機能の有無でエアロブレードのほうに決めました。
今使ってるヘルメットが結構帰りの高速で風切り音が気になって疲れてしまうので、できるなら風切り音の対策が少しでもされているほうがいいかなと思い(汗)
ここらへんは実際に購入してツーリングで使ってみないとわからないのですが、まあ軽量モデルも一度使ってみたかったということもありエアロブレードに決めました。
後々アライのツーリング向けモデルのアストラルXは購入予定だったので、ここでカムイを購入するよりかは他の特徴を持ったヘルメットを経験しとくのも良いかなと思い。
ただカムイもツーリング向けモデルとしてはなかな機能は良さげで、
- インナーバイザーがある
- インカムの取付けを想定し、取付スペース・スピーカーのスペース・ケーブを通すスペースを用意
あたりはやはりツーリング向けですね。
本当は顔の日焼けが気になるのでインナーバイザーはあるほうが良かったのですが、まあクリアシールドでも・・・と書こうとしたのですが、もしかしてエアロブレードのほうはシールドに赤外線・紫外線カットついてない?笑。
カムイのほうはちゃんと公式のページに解説はあるのですが、、、w
あらら、って感じですw
まあ場合によってはライトスモークぐらいのシールドには変更するかもしれません。夜目きかないので最近はクリアシールドばっかりなんですが・・・orz(これまではアライのプロシェード使ってました)
まず良いと思ったポイント!
まずは特筆したい良いと思ったポイントから紹介!
帽体(シェル)サイズがMとLで異なるので、女性とかでヘルメットサイズが小さくなるのは嬉しいかも?
帽体のサイズが珍しく結構豊富で、4サイズとなっています。
特筆すべきはMサイズとLサイズで帽体サイズが別々になってるということです。
モデルにもよるかもしれませんし今現在どうなってるかはわかりませんが、アライとかは私が前のヘルメットを購入したときは確かMサイズとLサイズのシェルは一緒で、インナーでMかLか分けられてるという感じだったんですよね。
シェルサイズが豊富ということは、女性とかでMサイズを選ぶ場合、Lよりもシェルが小さいので見栄えはよくなるって感じです笑。
チークパッドについてはいずれのシェルでも使いまわしができるようなので、とりあえず頭部でシェルを選び、微調整はチークパッドで調整という感じが良いかもしれませんね。
顎紐は紐ではなくラチェットタイプ。外すのがとにかく楽!
顎紐はラチェットタイプです。
元々紐のヘルメットを長く使ってたこともあり、ラチェットって実際どうなの?という感じはありましたが、これ結構良い感じですね。
ラチェット機構が結構大きいためあまりきつくしめると首元に当たる感覚がありフィット感は紐のほうが高いとは思いますが、外すときはワンタッチですぐ外せるのでそこは良いなと思いました。
ちなみにラチェットタイプはサーキットとかでは使用不可ですが、まあ普通にツーリングではこのタイプでも問題ないでしょう。
インカムのスピーカー用のスペースがある!
インカムのスピーカーがちょうどおさまるようなスペースが予め用意されていました!
私はビーコムを使っていますが、ジャストサイズ!
前のヘルメットだと、耳に当たらないようにうまく位置調整をする必要があったりしたのですが、これだと一発で場所が決まるし深さがあって耳が圧迫されないので快適ですね。
チークパッド付けたらこんな感じです。
良い感じです。
内装はCOOLMAXを使用。夏でもそこまで不快感は無いかも?
内装にはCOOLMAXを使用し、吸汗速乾に優れています。
夏用のウェアとかも結構吸汗速乾生地は良く使われていますが、あれのことですね。
まあ私はどのみちフェイスマスクを被ってるのであまり関係ないと言えば関係ないのですが・・・笑。
その他の本体機能チェック
あとは他の機能をざーっと。
前後のベンチレーションは前側のみ開閉可能
頭の上の部分の前後ベンチレーションは前側のみ開閉可能です。
眼鏡対応
私は眼鏡を着用しているのでこれは助かります。
内装は一通り外せるので定期的に選択することでヘルメット内を清潔に保てる
内装は頭の部分、チークパッド共に外すことができるので、気になれば取り外して洗濯しヘルメット内を清潔に保つことができます。
一昔前のカブトはチークパッドが布みたいな感じではなく合皮のようなカバー素材だったのですが、今はだいぶかぶり心地はよくなりましたねー。
内装外した状態はこんな感じです。
ピンロックシート対応です
シールドはピンロックシート対応です。
まあヘルメットと合わせて購入しておくのがおすすめです。
顎下に取り付けるウィンドシャッターが標準で付属
あとは顎下に取り付けるウィンドシャッターも標準で付属してます。
冬とかにこれがあると口元が暖かくていいんですよね。
実際に使用して思ったこと
購入後に四国のほうへ一週間ツーリングに行ってきたので、そこで思ったことを書いておきます。
インカムをクリップでは付けづらい
私は普段インカムはシールタイプのマジックテープではなくクリップタイプで取り付けているのですが、エアロブレードはちょうどインカムを取り付けるあたりにダクトのようなもの(サイドアウトレットリム)がついているのでクリップタイプだと若干固定力が落ちます。
普通に使ってて落ちる感じではないですが、ぐらつくなので個人的にはマイナスポイントですかね。
マジックテープで固定する人だと関係はありませんが、いずれにせよ形状的にインカムの取り付け位置は若干上になるかと。
シールドの全閉と半開の差が微妙
シールド中央部にシールド全閉用のロックがついています。
一応このロックを外し軽く上にシールドを浮かす感じにすれば半開状態にもできるのですが、全閉と半開状態の差が微妙すぎてここは個人的には△なポイントです笑
慣れたら半開にするのも普通にできるはできるのですが、まあ構造的には微妙ということでw
シールドを半開状態でもヘルメットを前にかがめるとあまり風が入ってこない→セパハン向けか
私のバイクはバーハンドルで姿勢は結構高めです。
上体が起きるような姿勢のバイクの場合、風の抵抗を減らすには軽く頭は前に傾ける感じになりますが、この状態ですとシールド半開状態でもほとんど風は入ってきません。
一方ヘルメットを上向きに起こすような角度にもっていくと結構風は入ってくるようになるので、どちらかというと上体が前傾し前を向くためにヘルメットを上にあげるようなセパハン向けのヘルメットなのかなと思いました。
シールドの開け締めのガチャガチャ音が気になる
シールドの開け閉めのときのガチャガチャ音が結構大きくて若干気になります笑
今まで使ってたのが無段階のタイプだったのもあるかもしれません。
まあ最近はこういう段階式のシールド開閉機構も増えてるので、ここは他のヘルメットを使って比較してみないとなんともですねー。
風切り音は普通、静粛性を最重視したモデルでもないためここはしょうがないか
高速道路で使ってみましたが、風切り音はまあ普通です。
特に静かということもありませんね。
アライの中堅モデルと比べると、アライのほうが静粛性はましな気はします(ヘルメットの上側については。スクリーンの中にヘルメットの下半分を納めてもそこまで静かにはならなかった)。
首元の周りの音が特に大きいですね。
付属のチンカバーと合わせたら静かになるのかもしれませんが、夏場でつけてないのでわかりませんw
まあ静粛性を特に重視するならば、やはり価格帯をあげないとどうしようもないのはしょうがないですね。
私は使用していないのでわかりませんが、少し予算をRT33とかも候補に入れると静粛性は良くなるかもしれません。
アライ・ショーエイになるとハイエンドモデルになるので予算は5万ぐらいになってきますね^^;
後は、口元のベンチレーションを開けていると若干の(気にならない程度の)音はするので、高速走行時にこれが気になるなら口元のベンチレーションは閉めておくのがいいかと。
顎のベルトはやはり楽
ラチェットタイプの顎ベルトはやはり楽ですね笑。
特に外すときに一瞬で外せるのが良い感じですw
これまでラチェットタイプは食わず嫌いしてましたが、この点は今後ヘルメット選びのネックにはならなさそうです。
ショーエイのGTエアとかも確かベルトでしたしね。
Mサイズだとやはり他社のLの帽体よりかはコンパクトな見た目
アライ・ラパイドIRとの比較
Mサイズだと結構他社のLサイズ帽体と比べても小さいですね。
写真だとそこまで差は無いように見えるかもしれませんが、普通に被ってツーリング先で写真などを撮ると結構大きさの差はわかりやすいです。
身長が低めのライダーなんかですとヘルメットサイズが大きいとアンバランスになってしまうので、女性とかだと嬉しいですねー
Sサイズだと更に小さいから尚女性向けかもしれませんね
一方前後には長めのデザインとなってます。
メガネスリットが良い、チークパッドのメガネスリット部分はベルクロなので調整が楽
私は普段眼鏡なので眼鏡スリットがあるとやはり着脱は楽です。
眼鏡が入りづらい場合は、チークパッドの上部はマジックテープでの固定となってるので気持ち下のほうに留めるようにすれば眼鏡スリットが若干広がることで対処可能です。
後方確認とかのときには確かに風の抵抗は少ない気がする
公式にも説明があるように、エアロブレードはウェイクスタビライザーとヘルメット形状により直進時だけでなく横風や後方確認時の空気抵抗が低減されています。
実際に後方確認を行ったときにも違いがわかるぐらい空気抵抗が無いように感じたので、この点はグッドですね。
シールドにはダクトはありません
シールド本体にはダクトはついていません。
アライとかだとシールドのダクトがヘルメット本体のベンチレーションと組み合わされてる感じですが。
まとめ:全体的にコスパに優れたヘルメットだと思います
というわけで、一部気になる点はあるものの全体的にはコスパに優れたヘルメットだと思います。
アライとかショーエイでヘルメットを選ぶと、どうしても予算は4万~になってしまいますからね^^;
3万円弱で購入できるカブトはお財布に非常に優しいブランドだと思いますw
一昔前はカブトのかぶり心地どうかな?って感じでしたが、今のヘルメットはずいぶん進化してますね!
特に内装の生地の感じも良い感じです。
そんな感じですが、参考になれば幸いです。
ではでは。
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