FZ1 FAZERを購入してちょうど5年ほど経ちました。
当初はもう少し早い段階で乗り換える予定だったのですが、なんやかんや今回のツーリングで走行距離50,000kmを達成したので、一応ざくっと思ったことなどを書いていきます。
ちょうど5年ぐらいで5万キロ達成、年間1万キロペースです
FZ1 FAZERを購入したのは2015年の夏前ぐらいです(走行5,000km弱のものを中古で購入)。今はもう2020年の冬になってしまいましたが、納車後すぐに事故で大破させそれから半年ぐらい乗れてなかったので、5万キロ達成に要した期間はちょうど5年ぐらいになり、年間走行距離は1万キロのペースになります。
通勤通学に一時期若干使ったことはありますが、基本的にはツーリングメインです。通勤通学に大型バイクの使用は勿体ないですね。私の場合他にもホンダのフォルツァを所有していたので、通勤通学ではそちらをメインに使っていました。もし大型バイク一台の場合は、原二などを増車したほうがお財布には優しそうです。また近場の移動は大型よりもスクーターとかのほうが小回りがきくのでおすすめですね。
5万キロの間にFZ1 FAZERにしたカスタム
今後もまた細かい変更は加わるかもしれませんが、ざっくりこの5年間でFZ1FAZERにしたカスタムを紹介しておきます。
カスタムの方向性は様々ですが、私の場合はとにかくツーリングに特化したカスタムとなりました。
積載はフルパニア+タンクバッグ(こちらは防水タンクバッグに交換予定)+防水シートバッグで、とりあえずはこれ以上はこのバイクでは積載を増やす予定はありません。
あとは、ハンドル周りにスマホホルダーやUSB電源、グリップヒーター、スクリーンは可変スクリーンを追加し、シートはメッシュシートカバーをかぶせています。
ヘッドライトやウィンカー含む灯火類は全てLEDに変更、とまあだいたい主要なカスタムはこんなところですかね。
あとはチェーンをゴールドチェーンに変更しています。こちらはチェーンの錆対策の一環ですね。
他はステッカーをペタペタ貼っており、消耗品類はまだまだ使ってないものがたくさんあるので、それは交換ごとに新しいブランドを都度試していこうと思っています。
次バイクを乗り換えたとしても、ざっくりとカスタムの方向性は似たものになると思います。
ケース類はアルミの長方形のやつにして、ケース上に積載ができるようなものに変更したいと思ってるぐらいですかね。
あとはリア周りの泥のはね上げ対策でマッドガードは取り付けたりするかもしれません。
FZ1FAZER関連記事は以下にまとめています
2015年から2021年まで所有していたFZ1 FAZERのブログ記事です。
ちなみに納車当初
5万キロで走ったらどのぐらい日本を周れるかは走り方次第
ちょうどFZ1を購入してから少し経ったぐらいからGPSロガーアプリを使って記録しています。
全部が全部FZ1での移動ではありませんが、8割はFZ1を使った旅行になります。
5万キロだと・・・日本だけでもまだまだスカスカという感じです笑。
もちろん、はじめから日本一周しようと決めて旅行に出たのであれば、5万キロもあれば日本の主要部分を埋めることは十分可能でしょうね。なんならもっと少なく済むと思います。
購入してから2年は関東の日帰りツーリングが中心で、3年目から東北、四国や北陸などやや長期ツーリングをやっと行きはじめました。
出身が大阪で東京在住なので、東京大阪間の移動はちょくちょくバイクでしていました(これで+1000km)。
バイクの調子は極めて好調だが、それはメンテナンス次第
5万キロ達成しバイクの調子はどうなったかというと、極めて好調です。
やっている整備の内容は、基本的には消耗品の交換を定期的にすることと、これまでにした中で(個人的に)比較的大きな整備としてはフロントフォークのオイル交換、チェーン・スプロケット交換ぐらいですね。直近でやりそうな大きな整備はブレーキディスクの交換ぐらいです。あとはクラッチも消耗品ですが、こちらも不具合が出始めたら交換が必要かもしれません。距離的には交換はしておいたほうがいいですね。
最近のバイクならば普通に使っている分には5万キロぐらいじゃ特に大きながたはこないんじゃないかなと思います。
結局大きな手を加えづらいのはエンジン本体部分であって、それ以外については基本的には消耗品で構成されてますからね。
ですから、エンジンについては定期的にエンジンオイルとプラグを交換、たまにフューエルワンを入れるぐらいをしておけば、後は距離相応の性能の劣化はするでしょうがそれはしょうがないことと考え、あとはしっかり消耗品類を随時交換していくのが大事だと思います。そうすれば5万キロに達成しようが特に性能で大きな劣化は感じないんじゃないかなと思いますね。
それよりもエンジンに関してはエンジンオイルでさえかなり性能に影響が出るとこれまで感じたので、自分にあった消耗品を見つけていくのは走行距離による劣化よりも性能を発揮するには大事だと感じました。
ただし、中古車で走行距離が5万キロのバイクの状態がどうなのかについては、何とも言えません。ここまで書いた通り、結局は整備次第ですからね。
私にとっては当たり前の整備でも、それを当たり前にしてこなかったバイクなんてざらに存在するわけです。
この記事は中古車選びの内容ではないので軽くにしておきますが、わからないのであれば状態の良い中古車を選び、乗りはじめの正常な状態を体に叩き込んでおくのが大事だと思います。
複数のバイクを乗り換えていくのも一台のバイクを長く乗り続けるのも得られるものはある
というわけで、一台のバイクを5年間、5万キロ乗り続けたわけですので、期間としては十分長いといえるでしょう。(5万キロ達成したバイクとしては先に出てきたフォルツァに次いで2台目なのですが、フォルツァのほうは通学含む街乗りで距離が伸びていったタイプです)
バイクを購入した当初は、どれも他のバイクが魅力的に思い、あわよくばたくさんのバイクを乗り継ぎたいないなあなんて思ってた時期もあったりしますが、今改めて振り返ると一台のバイクをまとまった期間乗り続けることも悪いことだけではなかったなと感じます。
特に一番良いと思った点は、消耗品だらけで構成されるバイクという工業製品の性能維持についてより深く意識するようになることができたことです。
たくさんのバイクを乗り継げば、それぞれのバイクの性質の違いを比較・実感することができる一方、一台のバイクを乗り続ければその性能が乗り続けることでどういう劣化を経ていくのか、またどういうメンテナンスをすれば正常な性能を維持できるのかについて意識がいき、知ることができます。この経験は次バイクを乗り換えたときに、乗りはじめから性能の維持への意識を持っていることになるので、本来のバイクの性能をしっかり引き出しながらバイクを楽しむことができるでしょう。
そして、一台のバイクを長く乗れば自分の中で確固たる基準が一つできることになります。この基準は次バイクを乗り換えたときに、その基準をベースに新しいバイクを見ることができるのも利点の一つです。
まとめ:一台を乗り続けて個人的にはとても勉強になりました。この知識を持って次のバイクにいけばもっとバイクが楽しめそうです
というわけで色々書いてきましたが、複数台乗り継いでいくことと一台を長く乗ること、いずれもメリットデメリットの両方があるので一概にこちらのほうが良いとは言うことはできませんが、少なくとも一台を乗り続けた今、一台を乗り続けることは悪くなかったよと言うことができます。
今現在私は20代後半ですが、おそらくバイクはこの先も乗っていく予定ですので、次は年間一万キロペースとは言わず、倍の年間2万キロを目標にもっとバイクライフを充実させていきたいと思います。
では今回はここらへんで
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