バイク乗りの場合、ツーリングで持っていく荷物をいかに抑えるかを重視している場合が多いかと思います。
今回はレインウェアの中でも、「コンパクトタイプ」のものに焦点をあて価格別に4つおすすめのものを紹介したいと思います!
そもそもバイク向けのレインウェアの特徴や、基本的な選び方については以下の記事を参照にしていただけると幸いです。
バイクの雨の日の対策まとめはこちら:
コンパクトなレインウェアのサイズはこんな感じ
コンパクトコンパクトって言っても実際どんなものかイメージが湧かないと思うのでまずはサイズ感から紹介です。
これは、私が所持しているレインウェアとペットボトルを並べた画像になります。
一番左のものが通常のレインウェアで、真ん中が「コンパクトタイプ」のレインウェアになります。
ペットボトルより少々大きいぐらいですかね!
商品によってはもう少しコンパクトになる場合もありますが、そもそも上下セットの衣類ですのでここらへんが限界ラインになるでしょう!
5Lサイズのシートバッグに入れるとこんな感じです。
コンパクトタイプなら、シートバッグやタンクバッグの中でも最小容量に部類される5L前後のものに入れることができますね。
これが通常タイプになるとちょっと厳しいかな?という印象です。
こちらはGIVIのタンクバッグST603で10Lです。上と下で2層になっており、それぞれ5Lずつぐらいです。
全体的に黒でわかりづらいですが、写真の左側の下にレインウェアを入れています。
やはり5Lの半分ぐらいの容量で収納できるという感じになります。
レインウェアの選び方のおさらい
おすすめのものを紹介するまえに、さくっと選び方のポイントだけおさらいしておきます。
だいたい抑えるべきポイントは
・ベンチレーション・アジャスター・リフレクターなどバイクでの使用が想定されているものを選ぶ(バイク向けのブランド)
・防水能力を示す耐水圧は10,000mm/cm2以上
・蒸れなさを示す透湿性は4500g/m2/24h以上
・一着目は10,000円前後のものが性能と価格のバランスが良い
という感じになります!
詳しくは以下の記事に書いているので、以下も参照していただけるとよりわかりやすいかと思います。
今回チョイスしたものは、上記のおすすめの中でコンパクトタイプのレインウェアをピックアップした記事になります。
というわけで、以下価格別に4つおすすめのものを紹介していきます!
【1万円以下のコスパ重視】ラフアンドロード デュアルテックスコンパクトレインスーツ
まずはラフアンドロードのデュアルテックスコンパクトレインスーツです。
価格は8,500円ほどと、1万を切るかなりコスパの良い価格帯になっています。
安いレインウェアは、探せばよくわからない謎メーカーがたくさん出品していますが、バイク用途で使うことを考えると、ここらへんが価格の最低ラインかなという印象です。
数値として耐水圧・透湿性の言及はありませんが、ラフアンドロードはバイク用品メーカーとして信頼あるので、ハードに使わなければ十分な性能を持っているでしょう。
腕と腰にアジャスターはありませんが、ここらへんは価格を考えるとまあしょうがないですね。
一方背中にはベンチレーションがついているので、走行中に背中に空気がたまるということはありません。
メーカー:ラフ&ロード
価格:8,500円
モデル:デュアルテックスコンパクトレインスーツ
耐水圧: –
透湿性: –
【1万円前後:価格性能のバランスが一番おすすめ】ゴールドウイン Gベクター3 コンパクトレインスーツ
お次はゴールドウインのGベクター3コンパクトレインスーツです。
レインウェア全体でのおすすめ記事でも書きましたが、ここらへんの価格帯が性能・コストを考えると一着目には一番おすすめです。
Gベクター2はたぶん通販経由でバイクのレインウェアを買う場合一番売れてるんじゃないかな?ってぐらい売れ筋ですね。
数値も選び方で触れたのはしっかりクリアしてますし、ゴールドウイン製品は私も実際にいろいろ使ってますが質も良いですし、確実って感じの選択肢ですね!
当然バイク用途で考えられた作りなので、ベンチレーションやアジャスターなども問題ありません!
メーカー:ゴールドウイン
モデル:Gベクター2コンパクトレインスーツ
価格:10,500円
耐水圧:20,000mm/cm2
透湿性:4,500g/m2/24h
【2万円前後:予算を少し上げて高性能なものを】RSタイチ ドライマスターX コンパクト
少し予算をあげてハイスペックなものを選びたい場合には、RSタイチのドライマスターX コンパクトレインスーツがおすすめです!
ドライマスターXはRSタイチの微多孔膜で、これを使った生地は高耐水圧・高透湿性を実現。
レインウェアの生地としては次に紹介するゴアテックスのものが最高峰になるのですが、RSタイチはゴアテックス生地のレインウェアはラインアップに入れてないので、ドライマスターXがハイエンドレインウェアとなります。
価格は2万以下なので、ちょっと予算をあげて快適性を求めておきたいという人はこちらがおすすめですね。
メーカー:RSタイチ
モデル:ドライマスターX コンパクトレインスーツ
価格:17,500円
耐水圧:20,000mm/cm2
透湿性:10,000g/m2/24h
【4万円越え:レインウェア最高峰の性能ゴアテックス採用】ゴールウイン ゴアテックスレインスーツコンパクト
最後はレインウェアにおいて最高峰の生地となるゴアテックスを使ったレインウェアです。
ゴアテックスを使ったレインウェアはそもそも選択肢が少ないのですが、ゴールドウインのゴアテックスレインスーツはコンパクトバージョンが存在するので、とにかく絶対に水の浸入を許したくないし雨の日でも快適で走りたいという方にはもはやこれしか選択肢はありません。
価格は5万円台とはっきり言って高いですが、性能は間違いありませんね。
数値スペックでも他のものと比較して群を抜いています。
性能に妥協したくない場合はこちらがおすすめです!
メーカー:ゴールドウイン
モデル:ゴアテックスコンパクトレインスーツ
価格:55,000円
耐水圧:45,000mm/cm2
透湿性:13,500g/m2/24h
まとめ
というわけで、コンパクトバージョンのレインウェア特集でした。
バイクだとやはり身軽に移動したいもので、常に持ち歩くレインウェアのサイズを抑えたいというのは自然な発想です。
ただ、あくまでも衣類ですので、初めに紹介した画像ぐらいのサイズイメージを持っておくのが良いかと思われます!
レインウェア自体はいろいろありますが、実際にバイクで使用することを考えるとバイク用品メーカーで選ぶのが失敗がないと思われるので、基本的には上記の中から選ぶことになると思います。
後は予算との相談ですね。
参考になれば幸いです!
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