私のFZ1のアイドリングの不安定がどうにもならないので、何か方法はないのか・・・とたどりついたのがタイトルです。
「FZ1 FAZER CO濃度」とかで調べたら2009年ぐらいのブログがたくさん検索にヒットしますねw
CO濃度調節モードは画像のような表示です。
まあ他のブログにも書かれてるのですが、軽くまとめときます。
→結局不安定の原因はプラグだったので、最終的に初期値に戻しときました。
CO濃度調節モードの入るための前手順
私の手元には欧州の08年のFZ1、FZ1 FAZER(欧州の名前はFZ1-N(X)とFZ1-S(X)、またABS付のFZ1-NA/SA)のサービスマニュアルがあります。
そして、私のFZ1 FAZERは、07年のプレスト車両なので、カナダ仕様です。
欧州仕様のFZ1でCO濃度調節モードに入るために、事前に必要な作業等は書かれていないのですが、どうやらカナダ仕様は、一か所配線にアースをとらないと入れないようです。
また、国内の年式によっては、このアース作業は必要がなくなってる場合もあるそうです。
配線は他で検索すればたくさんでてくるので詳細は省きますが、手順としては思っていたより簡単でした。
リアシートをあけると、「UP」と書かれたセンサー(リーン・アングル・センサー:車体の角度を検知するセンサーですね)があります。
これを固定しているボルト二つを外し、カプラーを抜いてカプラーの接続を見てみると、黄緑のケーブルのみ、センサー側には何も接続されていないことがわかります。
この黄緑を適当にアースすれば、CO濃度調節モードに入ることができるようになります。
私の場合は、写真のように、黄緑のケーブルをカプラーから外し、アースするための配線を用意しました。
(赤で囲ってる部分が黄緑のケーブルですね。オレンジのケーブルは私自身が用意したものです。簡単に圧着ペンチを用いて配線しましたが、結構スペースが狭く、雑な仕上がりになってしまいました汗。当時知識がなかったので圧着しましたが、やるならめんどくさがらずシートカウル外すなりして普通にギボシでやると良いと思います。)
カプラーから端子を抜くのも精密ドライバー等とがったものがあればすぐ抜くことができます。外し方は調べてみてください。
アースはCO濃度調節モードに入らない時は外したほうがいいと書かれているブログもありますが、元から入れる車両もあるため、私はもうずっとアースしておくことにしました^^;(ただし自己責任で笑)
CO濃度調節モードに入る手順・操作
サービスマニュアルに書いている通りに書いて行きます。
- メインスイッチをオフにし、キルスイッチをオンにしてください
- セレクトとリセットボタンを押したまま、メインスイッチをオンにし、そのまま8秒以上押しっぱなしにしてください
→d1という表示が出てきます - セレクトボタンを押すと、「Co」または「1」(CO調整モード)と、「dl」(ダイアグノスティックモード、自己診断モード、ダイアグモード)に切り替わります。
- 「Co」を選択後、セレクトとリセットを同時に2秒以上押し続けてください
→シリンダー番号が表示されます
→リセットとセレクトでシリンダーの番号を変更することができます - シリンダーを選択後、セレクトとリセットを同時に2秒以上押し続けます
- CO調整量をセレクトとリセットを使って変更します。
→CO調整量が表示されます。(単位は記述無し) - セレクトとリセットを同時におすと、シリンダー選択に戻ります
- メインスイッチをオフにしてCOモードを抜けます
サービスマニュアルには、「CO density level」という記述があるので、CO濃度調整モードという表記にしました。
サービスマニュアルでは「CO adjustment mode」と書いていますが笑
値について
値については不明ですが、私の場合は初期値で、
1番→-2
2番→20
3番→20
4番→5
という値でした。(シリンダー番号は、バイクに跨った時の状態で、左から1,2,3,4。サービスマニュアルにシリンダー番号については記述があります。また、どのシリンダーがどういう順番で爆発するかも記述有)
ネットで調べたところ、2番と3番は20で、1番と4番はまちまち、といった感じでしたね。
このCoモードについては、ヤマハのFI車全て?に搭載されているようで、YZF-R1のCOモードについて調べると、初期値は全て0という方が多かったです(年式、国内or逆車については調査してません)。
しばらくこれをいじいじしてアイドリング安定するか試してみたいですね(-_-;)
追記:結局アイドリングの不安定はプラグが原因だったので初期値に戻しといた
結局アイドリングの不安定、、、というか息継ぎやら低回転域でのノッキングっぽい症状はプラグが原因でした。
ですから最終的にCo濃度は初期値に戻しておきました。
推測の域を出ませんが、おそらくメーカー側が出荷時に規定の性能を引き出せるように調節しているとかそんな感じでしょう。
値を素人がちょっといじったところで、結局測定台などで出力などを計測しながら調節できるわけではないので、それならばメーカー側が設定した値のほうが遥かに信頼があるということで笑。
純正状態が一番ですね。
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