さて、FZ1の走行距離が5万キロに達成しましたが、直近ではまだまだ乗る予定でしたのでエンジンオイルを交換してきました。
今回はワコーズのエンジンオイル、4CT-Sです。全化学合成油ですので、ヤマハのプレミアムシンセティックあたりのグレードですかね。
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ワコーズの4CT-S(全化学合成油)に交換した
というわけで今回はワコーズの4CT-Sにしてみました。(10W-50)
というか、交換した時期が冬なので、今更ながら5W-40のほうが良かったですね^^;
プロステージSと迷ったが、説明文の用途を見て4CT-Sにした
次の項でもすぐに登場しますが、一つ下のグレードのプロステージSと迷った末、今回は4CT-Sのほうにしています。
プロステージSも全化学合成油なのですが、一応説明文がストリートユース向けで、4CT-Sについてはストリートからツーリング、スポーツにサーキットと記載があったので、以前ヤマルーブのスポーツも使ったことがあったのでここはケチっても良かったのですが・・・もう走行距離が5万キロになったこともあり一応無難なグレードにしておきました。(エンジンオイルはもっと上のグレードもあり予算を上げたらきりがないですが笑)
他のブランドでたとえるならヤマハのプレミアムシンセティックあたりのグレード
全化学合成油ですので、グレードとしてはヤマハのプレミアムシンセティックあたりになります。
ワコーズのエンジンオイルとしては他に、その下のグレードにはストリートユースのプロステージS(こちらも一応全化学合成油?)、上のグレードにはレーシングスペックと記載ありのトリプルRと4CRがあります。あとは空冷車など向けにタフツーリングというのもあります。ここらへんを抑えておけば問題無いでしょう。
ワコーズのエンジンオイルには二輪用と四輪用の区別が無いかも?
だいたい私たちはバイク用のエンジンオイルを交換する場合、二輪向けのものを選ぶわけですが、ワコーズのエンジンオイルには説明文を見る限り二輪用と四輪用の区別が無いっぽいです。これについては良い悪いはちょっとわかりませんが、、、二輪用と四輪用ではエンジンオイルに求められる性能が異なるという話も見たこともある一方、レシプロエンジンの基本的な構造は確かに二輪と四輪で同じなのでそこは統一しても問題はないっちゃ無いのかもしれません。
レビューのほうでまた触れますが、交換した直後のフィーリングとしてはこれまで使ったエンジンオイルの中ではカストロールのものに近い印象を持ちました。カストロールも四輪向けのエンジンオイルを取り扱っているブランドですので、もしかするとそこらへんは共通点があり似たようなエンジンオイルの性能を持った傾向になるのかもしれませんね。あくまで想像です。
個人的な意見になりますが、レシプロエンジンというくくりにはなりますが、わかりやすい部分で言えば例えばエンジンの回転数のレブリミットについては明らかにバイクのほうが高かったりなど、細かい設計についてはやはり違いはあると思われますので、やはり二輪用に開発されたエンジンオイルを使いたいという感覚ではあります。
交換した直後の印象は、カストロールのオイルに近いかな?
まず交換した印象は、ギアチェンジ時の音と勢いがいつもより大きいなと感じました。勢いよくガチャンと入る感じです。
シフトの入り辛さなどは特に感じませんでしたが、前回使ってたシェルのほうがもう少し滑らかさはあった気がします。
あとは、若干のざらつきは感じました。今まで使ってたオイルだとカストロールのエンジンオイルに近いですね。
ただ、入れたてはだいたい他のオイルでも似たような症状はこれまでもあったので、最終的な判断はもう少し走ってからでないとわかりません。
交換後数百キロ走行後、まあ悪くはないオイルとは思います
交換後に大阪東京を海沿いにぶらっと走るツーリングしてる最中の印象です(距離500kmぐらい)。
高速道路での印象はガラッと良くなりました
はじめの印象が悪かったので評価にバイアスがかかってしまっている感は拭えないのですが、不思議なことに交換後に数百キロ走ったら馴染んだのかわかりませんがかなり印象は良い方向に変わりました。
特に高速道路でのフィーリングは結構なめらかな感じがして良かったです。今回は10W-50で硬めのオイルだったこともあったからか、高速で流してるときの印象はシェルのオイルに近かったです(こちらも以前のレビューで使用したものはかなり硬めだった)。ただ少し(中回転~)回すと細かい振動が若干乗ってる気がしますが、そもそもバイクの走行距離が5万キロを超えたとこなので、オイルが原因なのかエンジンが原因なのかは微妙なところです。
シフトフィーリングは変わらず良いですね。
交換直後は勢いよくガチャっと行く感じでしたが、高速でのシフトチェンジはぬるっという感じに変わりました。
冷却性能がいつものオイルより高く感じたが気のせいか?
冬の高速道路で走ってたときですが、水温計が75℃ぐらいを示してたので、冬にしては水温がかなり低いなと感じました。(だいたい冬で80℃ぐらいなイメージ)
オイルの熱伝導率が高めなのか、他が理由かはわかりませんが、もしかしたら放熱性能は良いほうなのかもしれません。
10W-50で冬の朝だと流石にエンジン始動性は結構悪いです
私が選んだ粘度が硬めだったこともあり、冬の朝のエンジン始動性はかなり悪かったです。
というか、エンジンがかかってもアイドリングにならずエンストしてしまうという感じですね。(普段はアイドリングを低めにしているのもあるが)
ここは、時期によっては5W-40のほうにしといたほうがいいかもしれません。
街乗りでの印象は普通。
街乗りでは普通という感じです。良いとも言い切れず、悪くはないという感じです。
街乗りが続くと多少のざらつきは残りますが、まあでも普通のグレードのオイルだとこんなもんかなという感じです。
もっと良いオイルは探せばあるけど、まあこだわりがないなら気にならないぐらいかなという感じです。
まとめ:悪くはないオイルですが、こだわって選ぶオイルかというとどうかなという印象です
交換直後の印象は悪かったのですが、ある程度走ったあとは結構いい感じのオイルになってくれました。
まあ普通に良いオイルだとは思います。(普通であるということは、ある意味良いということでもある笑)
街乗りに関しては、特筆良いという感じでもないので、まあ普通な感じですかね。
ただ4CT-Sのほうでこの印象ですと、同じワコーズのオイルですとプロステージSを選ばなくてよかったとは思います。
もう一つグレードを上げたらもっと印象はいいかもしれませんね。
良いは良いと思いますが、こだわって選ぶならもっと他に良いオイルはあると思います。
別にネガキャンしてるつもりはないが、こう書くと辛辣な感じになりますね^^;
ではでは。
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