タイヤの空気を入れたばっかなのにすぐに減っている、そういうときはバルブの中にあるバルブコア(むし)が緩んでいる可能性があります。(タイヤに穴が開いていないことが前提です)
この記事ではバルブコアに関する内容についてまとめておきます。
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タイヤに空気を入れようとしたら、何かが引っかかって空気が抜けていくことが起こった
私はタイヤは月1で空気圧をチェックしているのですが、以前空気を入れようとしたら何かが引っかかってチューブがバルブにちゃんとはまらず空気が永遠に抜けていくという事態に陥ってしまいました。
そこのガソリンスタンドの店員さんに診てもらったら、バルブコアが緩んでることが発覚。
バルブコアが飛び出していたためチューブがうまいことささらなかった上に、空気の抜けが通常より早くなっていた可能性があります。
バルブにはバルブコア、別名「虫」という部品が内部にあります
バルブの内部には、バルブコア、別名虫という部品が入っています。
バルブコアにはスプリングのようなものが入っており、外部から押されたときのみ空気が通ることができるという仕組みになっています。
バルブコアは、普通にボルトのようにバルブ本体に取り付けられているため、空気を入れる作業を繰り返すことで少しずつ緩んでしまうことがあります。
そのため、定期的にバルブコアを締めてあげる必要があります。
バルブコアが取り出された状態は上のような画像です。
バルブコアを締めるにはバルブコアツール(虫回し)という工具を使う
バルブを締めるには、バルブコアツール(虫回し)という工具を使います。
バルブコアには飛び出た部分があるのですが、その部分に当たらないように中心に穴があいたような構造になっています。
使い方は簡単で、バルブコアをバルブにはめ、あとはバルブコアツールでくるくる回せばそれでOKです。
他にもバルブ、コア自体の劣化なども考えられる
バルブコアを締めても改善しない場合は、バルブ自体や、バルブコアのシーリング部分の劣化などの可能性も考えられます。
この場合はいずれかを交換することになるでしょう。
バルブコアについては比較的簡単に交換することができますが、バルブを交換するにはタイヤを一旦外しホイールの内側からとる必要があります。
このため、バルブ交換だけでも一度タイヤを外すのでお店に頼むと割高な工賃をとられてしまうことになります。
バルブ本体については、私の場合はタイヤ交換2回に一回ごとに交換しています。一つ500円程度なのでコストはそこまで高くありません。
まとめ
というわけで、バルブコア、ツールのお話でした。
タイヤの空気の減りが早いな?と違和感を感じたら一度チェックしてみましょう!
今回の話に限らず、違和感を感じたら何が原因か確かめるのは車、バイクを長くなるためのコツです。
では。
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