皆さんご存知アメリカの本場トレーニング用品メーカーのタフスタッフ。
筋トレにはまって器具にも目が行き始めるとやはり一度は憧れ、所有したいと思うこと間違いなしのブランドです。
タフスタッフは当然ながらインクラインベンチを取り扱っていますが、今回は個人で購入できるタフスタッフ製のインクラインベンチ3種類を徹底比較していこうと思います!
タフスタッフのインクラインベンチで個人が購入できるものはホームジム・準商用向けのエボリューションシリーズで3種類
タフスタッフはアメリカのメーカーなので、日本では公式情報というものは無く情報収集しづらいと思います。
タフスタッフは主に以下の2種
- 【個人で購入する場合はこちら】一般向け(ホームジム)・準商用用途(Residential/Light Commercial)
- 商用用途(Commercial)
で商品を展開しており、我々個人が購入する場合は前者のホームジム・準商用向けになります。
具体的には、「エボリューションシリーズ」というのがこれに当たり、インクラインベンチもエボリューションシリーズの中にある3つの中から選ぶことになります。
ちなみに、商用向けとしては「パフォーマンス・プラス・シリーズ」というのが存在し、普通ジムに置いてあるのはこちらになります(場合によってはエボリューションシリーズが置いてあることもあるかもですね)。
エボリューションシリーズの3種類を徹底的に見ていきます!
エボリューションシリーズに含まれる3種類のインクラインベンチは以下。
- DXマルチパーパスベンチ CDM-400
- マルチパーパスベンチ CMB-375
- フラット&インクラインラダーベンチ CLB-375
当記事では、これらの特徴を解説していきたいと思います!
DXマルチパーパスベンチ CDM-400:圧巻の耐荷重362kgを備えたハイエンドモデル
まずは、エボリューションシリーズの中で一番のハイエンドモデルとなるDXマルチパーパスベンチCDM-400です。
パーツ類に妥協無しの徹底的な作り!耐荷重は362kg!
厚さ約7cmの極厚シートパッドに、インクライン部の荷重がかかるパーツには厚さ11mm、そしてメインフレームは断面5cm x 8cmの極太楕円フレームを使用などと、もう徹底的に強固な作りとなっています。
そして生み出される耐荷重は362kg!
タフスタッフがタフスタッフたる所以が欲しい人におすすめ!
もうとにかく妥協しないインクラインベンチに仕上がっています。
角度などについては当然ながら抑えるべきところはしっかり押さえ、角度が原因でできない種目はありません。
価格は11万と確かに安くはないのですが、タフスタッフのハイエンドモデルが欲しいと思った人にはその価値はわかると思います。
メーカー:タフスタッフ
モデル:DXマルチパーパスベンチ CDM-400
価格:113,400円
耐荷重:362kg
シート高:47cm
バックシート角度:9段階、-14、0、11.75、23.5、35.25、47、58.5、70.25、82(度)
座面シート角度:-14、0(度)
サイズ:幅69cm x 奥145cm x 高105cm
パッドサイズ:幅25cm x 長81cm x 厚7cm
重量:37kg
マルチパーパスベンチ CMB-375:カール・エクステンションオプションが特徴且つジムクラスのスペック
お次はマルチパーパスベンチ CMB-375です。
特徴はオプション類が存在することですね。
標準でレッグホルダーが付いていることに加え、オプションでプリーチャーカール用の台とレッグカール・エクステンションアタッチメントが存在します。
耐荷重は272kg、ハイエンドではなくとも十分すぎる耐荷重をしっかり備えています。
レッグカール・エクステンションのオプションが欲しい方におすすめ!
特に、レッグカール・エクステンションは自宅では器具無しに行うことができない大腿のメインアイソレーション種目であるがために、これが自宅でできるようになるということは後はパワーラックがあれば下半身のトレーニングで困ることは無いということになりますね。
どちらかと機能重視という方におすすめでしょう!
ちなみに、プレート取り付け部分はカバーの取り外しで径50mmのオリンピックプレートと径28mmのレギュラープレートの両方を使用することができます。
メーカー:タフスタッフ
モデル:マルチパーパスベンチ CMB-375
価格:106,920円
サイズ:幅81cm x 奥168cm x 高132cm
重量:約46kg
耐荷重:272kg
フラット時のシートの高さ:約51cm
シート角度:-15、0、15、30、45、60、80(度)の7段階
パッドの厚さ:7cm
フラット&インクラインラダーベンチ CLB-325:比較的手がだしやすい?しかしそれは間違いなくタフスタッフ!
最後はエボリューションシリーズの末弟、フラット&インクラインラダーベンチCLB-325です。
名前の通り、角度調整が他と異なりラダータイプとなっています。
角度については座面側が調整可能やバックシートは直角まで可能とインクライン側で角度に困ることはありませんが、ディクラインの設定は無いのに注意です。
価格は10万円を切る8万円と、他2つと比べると予算的に助かる価格設定になっていますね。
基本機能をしっかり押さえつつ、予算を抑えてタフスタッフがやはり欲しいという方におすすめ!
インクラインベンチを選ぶときの基本機能は当たり前のように押さえています。
そして耐荷重もCMB-375と同じく272kgです。
10万を超えてくると・・・正直安くはないためちょっと手が出辛いですが、一桁万円台に収まっているのあれば気持ち手が出しやすいかなという印象です。
予算的にもちょっと厳しいけど、やはりタフスタッフのインクラインベンチを所持し日々のトレーニングのモチベーションをアップしたい・・・!という場合におすすめです!
メーカー:タフスタッフ
モデル:フラット&インクラインラダーベンチ
価格:81,000円
耐荷重:272kg
シート高:約46cm
バックシート角度:-0、18、30.5、41、52、64、81(度)の7段階
座面シート角度:0、10、18(度)の3段階
バックシートパッドサイズ:幅25cm x 長86cm
座面パッドサイズ:幅26cm x 長33cm
サイズ:幅69cm x 奥137cm x 高124cm
重量:30kg
まとめ:どれも品質は間違い無し!価格ではなく欲しいものを!
というわけで、それぞれのインクラインベンチの特徴をさくっと紹介しました。
それぞれのインクラインベンチは個別記事でも解説しているので、詳しく知りたい場合はそちらも参照してください。
結局のところ、それぞれうまく住み分けができているので買うならこれ!と言い切ることはできません。
自分がどのように使っていきたいかというのをイメージすれば、おのずとどれを選べばいいか見えてくると思います。
一つ言うとすれば、わざわざタフスタッフ製品を選ぶのならば・・・価格はやはり気にしないことですかね笑
品質は間違いないので、購入すれば間違いなく一生使うお供になるでしょう。
そうなった場合、数万円の価格差は数年、数十年単位で見ればそこまで大きな価格差ではないと思います。
参考になれば!
コメント