タナックスのフィールドシートバッグのレビューです!
今回キャンプにも使ってみましたが、キャンプでの使用を想定しているのであれば寸法の問題で素直にキャンピングシートバッグのほうを購入しておいたほうが良いと思いましたのでそこらへんも書いていきます。
※諸事情により右側のポーチがありませんが気にしないでくださいw
キャンピングシートバッグ2のレビューはこちら:

タナックスのフィールドシートバッグは、長期ツーリングも可能な十分な容量だが、キャンプだと少しサイズ不足か
というわけで今回レビューするのはタナックスのフィールドシートバッグです。
似たような見た目のシートバッグとしてはキャンピングシートバッグがありますが、基本構造は全く同じで少しフィールドシートバッグのほうが小さめのサイズとなっています。
容量としては標準時で39L、拡張したら59Lと数値では十分そうに感じるかもしれませんが、標準時のメイン収納部の横幅が実測で37cm程度と結構短めとなっています。
機能自体は、マットを外に取り付けるベルトや、上の部分にコードホルダーがあるなどキャンプツーリングを想定したものとなっていますが、標準時のメイン収納部が37cmであることを考えるともしキャンプで使う場合は結構使うキャンプ用品に制限が出てくると思います。
一方普通にホテルや健康ランド、ライダーハウスなどを利用するようなツーリングの場合は、長期でも十分な荷物を入れることができる容量です。
まあそんな感じで詳しく見ていきたいと思います!
メーカー:タナックス
モデル:フィールドシートバッグ
価格(定価):19,000円
容量:39L~59L
サイズ : 310(H)X470(W)X310(D)mm(最小時)
310(H)X670(W)X310(D)mm(最大時)
※横(W)サイズはサイドポーチを含む。
キャンピングシートバッグと同じ機能の小さいバージョンです!
さて、まずはフィールドシートバッグの基本機能ですがだいたいこんな感じですね。
特にキャンプ向けのシートバッグであると言えるポイントとしては、
- マットを外にベルトで固定できる
- 衣類などをシートバッグ上にコードで積める
- Dリングを使えばバッグ上部にツーリングネットで荷物を積載できる
らへんですかね。
後は写真では使っていませんが、ツーリングネットを引っかけるDリングを利用すればシートバッグ上にネット固定も可能です。
他にも細かい機能はありますがとりあえずはこんなところですかねw
機能面としては十分使いやすいシートバッグだと思います。
ただ、防水ではないのでマットとか外に着けているとレインカバーでちゃんと収まるかどうかって感じです・・・(試したことないのでわかりません)
- ボトルホルダー:500mlペットボトルをシートバッグ外に入れる場所
- シートバッグか荷崩れしないようインナーフレーム搭載
- 横側から開くことができ荷物の出し入れが楽
- レインカバー付属
- 未使用時のバッグ固定ベルトはバックルで留めておくことができる
容量は39L~59L、キャンプしたいなら素直にキャンピングシートバッグがおすすめ、ホテル宿泊なら十分な容量
だいたいどんなもんの容量かを確認するためにフィールドシートバッグとタンクバッグの装備でキャンプツーリングに行ってみました。
上の写真に写ってるキャンプグッズ(だいたいキャンプをするのに最低限のセット)を入れるぐらいの容量はありますが(ただし、シートバッグを常時最大拡張にしてですw)、結構キャンプ用品だけでパンパンなので旅先のお土産とかを買うスペースはどうかなという感じです・・・。
このときは冬のキャンプだったのでシュラフがめちゃくちゃでかく中をかなり圧迫していたこともありますが、それを踏まえてもキャンプをする場合かなり荷物は制限されるでしょう。
また、キャンプ用品だけ入ればいいという話ではなく、キャンプ場で料理をするならば2Lペットボトルの水数個や食材も必要になってくるし、そういうことを考えると素直にキャンピングシートバッグを選ぶのが良いかなと思います・・・
まあ実際にどんな感じか写真を見たほうが早いですね。
とりあえず今回は上記のものを入れて写真を撮影します(テント・テーブル・椅子・シュラフ・あと小物。シュラフは撮影用に夏用です)。
拡張無しの標準状態でキャンプ用品を入れるとこんな感じです。
完全にテーブルとテントが飛び出してますね・・・
テントのような明らかにサイズが大きいものに関しては、一応カバーの部分で挟むことでメイン収納部のスペースを作ることは可能です。
一応私はこの方法でこのバッグでのキャンプは乗り切りましたw
これに衣類や料理用の2Lペットボトルの水、食料など入れたら、まあ拡張無しで納めるのはほぼ不可能でしょうね。
めちゃくちゃ荷物が少ない人だといけるかもしれませんが、私には無理ですw
※【追記】書いてから思いましたが、普通に上のコード使えばいいですねwww
メイン収納部の横幅が標準時37cmとかなり短い
(サイドポーチを含まない)メイン収納部の標準時の寸法はこのような感じです。
既に写真を見ていただいたらわかるように、フィールドシートバッグのメイン収納部の横幅は、標準時で37cmとかなり短いです。
37cmってのははっきり言ってかなり短く、例えばキャンプで超定番且つテーブルの中ではおそらく一番小さい部類のキャプテンスタッグのアルミロールテーブルの横幅(40cm)ですら若干足りない長さです。
テントだとこのサイズで収まるのはほとんどないのではないでしょうか?
そもそも拡張して使うこと前提になってしまうのであれば、はじめからキャンピングシートバッグ(メイン収納部横幅52cm)のほうを買ってしまうのがおすすめというわけです。

一方ホテルなどを利用した場合のツーリングなら十分な容量
一方普通にホテルなどを利用した宿泊ツーリングの場合は、長期でも十分な容量はあるでしょう。
カッパや温度調節用の服とかもシートバッグ上のコードで押さえとけば中のスペースは余裕を持って利用できますしね。
車体の取り付けはベルトで高速道路でも十分安定感あり
車体への取り付けは4本の固定ベルトを使います。
荷掛けフックがあればそれを使うのがいいですし、もし無いのならばナンバープレートに取り付ける荷掛けフックなんか利用するのもいいかもしれませんね。
タナックスがいくつか出してるのでそれでいいでしょう!
FZ1 FAZERも荷掛け場所は無いのですが、私のFZ1はサイドケース用のキャリアがあったのでそこにベルトを通して固定しています。
あとはタンデム用ステップですね。
ちなみにシートバッグはしっかり固定されており、高速道路の走行でも全く不安が無く快適でした。
車体に取り付けた写真(FZ1 FAZERとXJR400R)
車体に取り付けたサイズ感を何枚か紹介しておきます。
まずは真後ろからで標準時(横幅47cm、ポーチ込)です。
パニアケースがあるのでちょっとサイズ感はわかり辛いかもしれませんが、シートバッグだけの場合まあすり抜けにも問題ない感じですかね。
FZ1でこれなので、250クラスや最近のスポーツバイクでリア周りがかなり細くなってると少し安定さに欠けるような感じにはなるかもしれません。
次にこれは最大拡張時(横幅67cm、ポーチ込)です。
ちょっと横に飛び出してる感がありますが、まあシートバッグって感じですかね。
すり抜けは、まあできるレベルだとは思いますが、あまり果敢にしたいというレベルでもないですw
最後は前のバイクのXJR400Rです。
400クラスだと車格的にもそこまで大きすぎる感じもなく丁度いいサイズ感ですかね。
こちらはだいぶ前の写真なので後ろからの写真はありませんw(そしてこの時はまだ右側のポーチがある・・・笑)
まあこんな感じです!
写真では無理やりコードで固定してますが、このサイズだと普通にツーリングネットとの組み合わせが賢いですね笑。
まとめ:悪くは無いがちょっとサイズが中途半端かも?w
というわけでまとめです。
シートバッグの機能自体は使い勝手も良く容量も十分なのですが、キャンプで使うことを想定しているのであれば素直にキャンピングシートバッグのほうを選んだほうがおすすめです。
とにかくこの1文に尽きますw
参考にしてくださいw
キャンピングシートバッグ2のレビューはこちら:

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