元々フィールドシートバッグを持っており、それでキャンプツーリングに挑戦したもののサイズが全然足りず大変だったので、新しくキャンプツーリング用途でタナックスのキャンピングシートバッグ2を購入しなおしました!
キャンピングシートバッグ2と言えば、キャンプツーリング用途でシートバッグを探せば真っ先に候補にあがるシートバッグです。
ざっくりとした評価としては、使い勝手も良く容量も十分なのですが、標準時の横幅が52cm(サイドポーチ込みの全幅は62cm)とあまり長くないので、シートバッグ内に収納する場合は特にテントを選ぶかなという印象です。
おすすめはおすすめなのですが、もっと他のキャンプ向けシートバッグと横幅を意識して比較するのもありかなという感じです。
キャンプツーリングでおすすめのシートバッグ:
- フィールドシートバッグではキャンプはしんどかったのでキャンピングシートバッグを購入しなおしましたw
- フィールドシートバッグだと横幅が思ったより短かった(32cm)ので購入しなおし
- メイン収納部のサイズ52cmで使えるテントは意外と少ない!キャプテンスタッグの兄弟テントが候補
- サイズ感:未拡張時なら渋滞時のすり抜けもそこまで気にはならないかな?
- 容量(59~72L)は割と余裕がある感じです!
- ガッシリ固定されてて安定感十分!しかし前にずれてくるので前ずれ防止ベルトはうまく使ってください!
- 追記:DODのライダーズクーラーバッグはカラビナでつなげたらいい感じのサイズです!
- 余談:タナックスのシェルベースと組み合わせると積載性がグンと向上!
- まとめ:キャンプ向けとしては確実ですが、横幅を見つつ他のキャンプ向けシートバッグを比較するのもありかと思います!
フィールドシートバッグではキャンプはしんどかったのでキャンピングシートバッグを購入しなおしましたw
というわけでフィールドシートバッグからの乗り換え(?)でキャンピングシートバッグを購入しました。
フィールドシートバッグでキャンプツーリングをしようと思うとちょっと容量が少ないですね(汗)
初めにも書いたように、
- 容量は十分
- ただし標準時のメイン収納部の横幅が52cmと短め(サイドポーチを含む幅は62cm)
- 特に収納するテントを選ぶ可能性がある
といった感じです。
Dリングの数も多いのでツーリングネットとの組み合わせも使いやすかったので荷物の面ではほとんど困ることは無いと思います。
あとは、上はフィールドシートバッグの機能説明画像ですが、まあキャンピングシートバッグも正直変わらないので画像は使いまわしさせてもらいます^^;
本体機能としては画像の通りなので、記事では個別の機能についてはそこまで触れずに使って感じたことを中心に書いていきます。
メーカー:タナックス・モトフィズ
モデル:キャンピングシートバッグ2
価格:22,000円(税抜き)
サイズ : 350(H)X620(W)X350(D)mm(最小時)
350(H)X820(W)X350(D)mm(最大時)
※横(W)サイズはサイドポーチを含みます。
容量 : 59〜75L
フィールドシートバッグだと横幅が思ったより短かった(32cm)ので購入しなおし
フィールドシートバッグです
と、キャンピングシートバッグのレビューに入る前に、その前に使ってたフィールドシートバッグについて少し。
フィールドシートバッグだと未拡張時のメイン収納部の横幅が32cmでこの長さに収まるテントがほとんどない(というか見つからない)ので、新しくキャンピングシートバッグを購入しなおしたというわけです。
フィールドシートバッグでも左右拡張させれば一応テントとかも入るは入るのですが、拡張した状態で常に荷物でパンパンだと何のための拡張?wという感じですので、おとなしくキャンピングシートバッグを購入しなおしたというわけです笑。
この記事でも後述しますが、基本的に拡張は食料品を積むための場所という認識が良いのかなという感じです笑。
まあ実際にどんな感じだったかは以下のページで詳しくレビューしてるのでそちらを参照してください。
メイン収納部のサイズ52cmで使えるテントは意外と少ない!キャプテンスタッグの兄弟テントが候補
収まるように収納時横幅50cmのアルミツーリングドームをチョイス
まずはじめに触れておくべきことは、メイン収納部の長さ(サイドポーチを含まない長さ)が52cmで、意外とこのサイズに収まるテントが少ないということです。
例えば、キャンプツーリングでのテントとしては真っ先に思いつくであろうコールマンのツーリングドームSTについては収納時の横幅は54cmなので、微妙にサイズオーバーなんです。※アマゾンのレビューを見ると54cmは表記ミスで50cmとのことも。要確認。
まあこの2cmの差が入るかどうかはちょっと実際に試してみないとなんともです^^;。もしかしたら入るかもしれませんが、私は微妙に不安だったので別のテントにしました。
今回の記事の写真では、キャプテンスタッグのアルミツーリングドーム2UVを使っています。
キャプテンスタッグのテントのうち以下の2つは横幅が比較的短めなので確実に収納することができます。
キャプテンスタッグ リベロツーリングテント:横幅40cm
キャプテンスタッグ アルミツーリングドーム2UV:横幅50cm
一応公式では外に縛るのも可能と書いてるが、個人的には重量物を縛るにはちょっと心配かなと
一応公式では外のベルトを使ってテントをホールドできるとも書いていましたが、実際にやってみるとテントぐらいの重量になるとかなり引っ張られるので、ちょっとこれで運転するのは不安だなという印象です。
シートバッグのメイン収納部の横幅とテントの収納サイズは結構密接な関係にあるので、もしこれからキャンプ用品を揃えようと考えているのであればそこらへんはしっかりチェックしてください。
拡張したらもちろん十分な横幅があるのですが、後にも書きますが私の場合は拡張は基本的には現地で荷物が増えた用なので、基本的には未拡張で全てのキャンプ用品を入れることができるほうがいいかなという感じです。
サイズ感:未拡張時なら渋滞時のすり抜けもそこまで気にはならないかな?
まずは寸法からです。
画像の数値は未拡張時のメイン収納部の横幅です。
後ろからの写真だとこんな感じです。
サイドポーチ込みで62cmです。
私は普通にこれで高速の渋滞時にすり抜けをしていましたが、思ったより横幅はでかいですね笑。
まあこれぐらいならミラー幅ぐらいなので、よほどギリギリでない限りはすり抜けは可能かと思います。
【参考】 フィールドシートバッグの拡張時(67cm)
ちなみに、フィールドシートバッグは拡張時で再度ポーチ込みで67cmなので、キャンピングシートバッグとの標準時の差は5cm(左右で2.5cmずつ)って感じです。
だいたいキャンピングシートバッグの標準時とフィールドシートバッグの拡張時のサイズが同じぐらいです。
一方拡張時。
左右に10cmずつ拡張できるので、82cmですね。
この状態だとすり抜けは個人的にはあんまりしたくないですね^^;
ここまで広げるならサイドケースがあるとバランスは良いかもしれませんw
まあ後でも書きますが、基本的には未拡張状態で使用し、拡張するにしても現地で荷物が増えた場合という感じになると思うので、現地での移動の場合下道になりすり抜けはしないと思うので拡張時の横幅はそこまで問題ではないですね。
お土産とか買いすぎて帰りも拡張状態でとなると、帰りの高速の渋滞をうまく避けて走りたいです笑。
容量(59~72L)は割と余裕がある感じです!
お次は容量です。スペックとしては標準時で52L、拡張して72Lです。
フィールドシートバッグの時と同じように、タンクバッグ+キャンピングシートバッグの組み合わせで実際にキャンプに行ってきたのでそのときの荷物の写真を使いながら紹介です。
抜けがあるかもしれませんが、だいたい上のような荷物を入れてます。
テントは後々変更予定ですが、とりあえず今回はキャンピングシートバッグに入るようにキャプテンスタッグのアルミツーリングドーム(収納時横幅50cm)を選んだので横幅は標準状態でぴったしです。
はじめの画像のモノを突っ込んでもこのくらい容量に余裕があるので、容量は十分だと思います。
ただし、ベッドについては外のベルトホルダーを使っています。
まあ今回のキャンプでは焚火台が比較的大きいので、モノ次第では別にベッドも中に入る余裕はあると思いますが。
私の場合ですが、拡張スペースは現地での食料品用って感じですね
私の場合はですが、基本的には荷物は未拡張の状態で全部収まるようにし、拡張時は現地で+αの荷物が出たとき用という認識です。
まあ拡張なので当たり前と言えば当たり前なのですが笑。
具体的には、現地で食料品を買って積むときには拡張機能は非常に便利ですね。
現地でしっかり食料を消費して、出発のときにはまた標準状態にできるのがベストです。
今回は4人でキャンプをしたので、入れてるものに偏りがありますが写真のような感じですw
反対側には水とか。
2Lペットボトルがちょうど入るのは使いやすいと思います。
ただ、肉類とかあまり傾けたくないものとかもあるので、その場合はシートバッグ上部のDリングをうまく使って(カラビナなんかで固定し)DODのクーラーバッグでも上に載せようかなとかも考えてます。
保冷バッグがあると飲み物とか冷たいままでキープできるのでほんと助かるんですよね!(ちょうど今回のツーリングメンバーが持ってきてて便利だなと!)
サイドポーチのサイズも絶妙。カセットガスボンベのサイズにぴったりなのが個人的にはGOOD
サイドポーチのサイズも絶妙に使いやすいですね。
私はガスボンベ系はCB缶(カセットガスボンベ)を現状使用しているのですが、サイドポーチはCB缶を縦置きでぴったり収納できるので地味に使い勝手が良いです。
バーナー系の小物類はサイドポーチにまとめておけるのも便利ですね。
Dリングの数が多いのでツーリングネットを忍ばせとくのもあり!
あとは、ツーリングネットも一緒に買っておくのもおすすめです。
上の写真では木炭を載せてますが、他にも焚火をするための薪とかも結構かさばりますからね、ネットがあるとそういうときに非常に便利です。
キャンプ用品を入れてバッグの中に薪やら木炭を入れるのもスペースの問題でなかなか大変と思いますしね^^;
ちなみに私が購入したのはタナックスのLLサイズ(60L)です。
サイズが50cm x 50cmでメイン収納部の横幅とちょうど同じぐらいなのでこちらを選択しました。
ツーリングネットはサイズが大きい分にはフックに複数回ひっかけてサイズを調整できるようになっているので、基本的にはワンサイズ大きめを選ぶのが吉です。
とりあえず現状はサイドポーチの片方をレインカバー・ベルト類、そしてツーリングネットを入れておく場所としています。
他にも常時シートバッグにネットをかけた状態にしているライダーも見かけます。
ガッシリ固定されてて安定感十分!しかし前にずれてくるので前ずれ防止ベルトはうまく使ってください!
フィールドシートバッグの画像の使いまわしで申し訳ないですが、固定は4つのベルトを使います。
安定感は非常に高く、高速道路での走行でも特に不安感は無く問題は無しですね。
ただし、荷物が結構多めなのでずるずる前にシートバッグがずれてきて、腰に常に触れて腰に疲労がたまるということはあったので、付属しているセーフティベルトを使って前ずれ防止はしっかりしてください!
普通に乗車してて体にシートバッグは触れないよう固定するというのが非常に大事です。
私ははじめ前ずれ防止ベルトを取り付けておらず、それで半日ぐらい走ってて腰にかなり疲労が来ました(汗)
休憩時に位置を調整し、体に当たらないようにしてからは快適でした!
ちなみに、この前ずれ防止対策はフィールドシートバッグには無くキャンピングシートバッグ専用の機能です。
やはり荷物の量が増えるので、そこの対策をしっかり考えられているというのはさすがですね。
追記:DODのライダーズクーラーバッグはカラビナでつなげたらいい感じのサイズです!
DODのライダーズクーラーバッグは、シートバッグ上にあるDリングを使ってカラビナでつなげればいい感じのサイズ感で固定することができます。
コードは使えなくなりますが、ネットでクーラーバッグの上に積載は可能ですので、食料品を出し入れするようにこの組み合わせはありかと思います!
余談:タナックスのシェルベースと組み合わせると積載性がグンと向上!
キャンピングシートバッグ+キャンピングシェルベース
ちなみに余談ですが、もう少しプラスαで積載量が欲しいといったときは、同じくタナックスのキャンピングシェルベースもめちゃくちゃ良さげです!
タナックスのシートバッグとポン付けで連結できることに加えて、横幅はサイドポーチなどを含まずそのまま収納横幅として使えるので長物の収納にもぴったりです。
横幅は60cmあるので、まあだいたいのキャンプ用品は収まると思います。
途中話題に出てきたコールマンのツーリングドームSTもこちらなら問題ありませんね。
また、シェルタイプなので60cm以上のものでも対角線上に置くなんて方法もできますしね。
モデル:キャンピングシェルベース
サイズ : (H)190×(W)600×(D)350mm
容量 : 30L
まとめ:キャンプ向けとしては確実ですが、横幅を見つつ他のキャンプ向けシートバッグを比較するのもありかと思います!
というわけでキャンピングシートバッグ2のレビューでした。
全体的な印象としては、十分な容量があり機能も豊富でキャンプ向けのシートバッグでは失敗のないものだと思います。
しかし、メイン収納部の横幅が52cmで微妙にテントの候補が絞られるという点だけが唯一ネックですね。
もしコールマンのツーリングドームSTを考えているのであれば、基本的には他のシートバッグも機能は大差ないので横幅を見つつ他の物を検討するのもありかと思います。
ワンタッチ系だと基本的にシートバッグに収めるのは相当きついので、上のショックコードにのせたりするのが楽ですかね笑。
まあそんな感じでした。
ではでは。
キャンプツーリングでおすすめのシートバッグ:
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