以前バイク用のレインウェアの特徴やおすすめのものを全体的に紹介しましたが、今回はその中でも「ゴアテックス」素材を利用したレインウェア特集です。
高耐水圧・高透湿が特徴のゴアテックスは、レインウェアとしてはこれ以上の性能はないという最高品質品です。
もうこれでダメだったら諦めるしかありませんし、これでダメということは普通ありません。
まさに最強のレインウェアと言っても過言ではないでしょう!
バイク用レインウェアの特徴や基本的な選び方については以前の記事を参照してください。
バイクの雨の日の対策まとめはこちら:
最高品質の防水・透湿・防風性、ゴアテックス(GORE-TEX)
まずはざっくりとゴアテックスの紹介から!
ゴアテックスは、1958年にアメリカで誕生したゴア社による多用途ポリマーであるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)に関する技術を用いた「製品の一つ」です。
ゴア社は上記素材を生かした製品を多方面で取り扱っており、そのうちゴアテックスはゴア社のアパレル分野で使われる生地のことですね。
ゴアテックスはざっくりとメイン生地、そしてそれを挟み込む表地と裏地の三層構成になっており、その性能を引き出す特徴は1平方センチメートルあたり14億個に及ぶ微細な孔(あな)です。
この微細な孔は、水蒸気分子の約700倍の大きさで汗をスムーズに通過させ、水滴の2万分の1の大きさ雨の侵入を遮断し、風は分岐部分で補てんされ通り抜けるさせません。
・・・と、細かい話は置いといて、要するに防水性・透湿性・防風性に非常に優れているというわけです。
ゴアテックスの技術を解説しはじめるとそれだけでこの記事に収まらなくなってしまうので、一先ず性能は間違いないという認識でOKです!
はっきり言って高価、しかし性能は間違いない、バイクをハードに使っていきたいあなたにおすすめ!
ゴアテックスを使用したレインウェアは、数あるレインウェアの中でも最高性能を誇ります。
その分はっきり言って安くはありません笑。
後で後述するゴアテックス使用のライジャケなどで安くても30,000円~ぐらい、レインウェアになると40,000円~ぐらいでしょう。
価格については、これはゴアテックスに限らず品質の高いものが高価になるのは普通のことです。
ゴアテックスのレインウェアに関しては間違いなく価格以上の性能を発揮してくれ購入したことを満足するでしょう!
長期ツーリングや、仕事で使ったり通勤通学など、雨の環境でもバイクでハードで使用する場合には絶対におすすめしたいですね!
コミネ GTXスプリームレインウェア
「コミネのレインウェアシリーズ至上最高の透湿防水性能」を誇るGTXスプリームレインウェアです。
至上最高ですからね、至上最高。これは公式の説明文です笑。
具体的な数値としての耐水圧・透湿性は無いものの、コミネの真ん中のラインナップであるブレスターレインスーツでさえ耐水圧27,000nn/cm2、透湿性10,000g/m2・24hrですので、それ以上のスペックということは間違いありません。
正直ゴアテックス使用で至上最高の性能とまできたら、数値はもはや関係無い領域になってますからね笑
後は、
・上腕・腰・裾にアジャスターによりばたつき防止
・降車時の裾の引きずりを防止する股下アジャスター
・背面にベンチレーション
・リフレクター
・立体裁断
など当然ながらバイク向けで必須な機能を持っています。
メーカー:コミネ
モデル:GTXスプリームレインウェア
価格:45,000円
耐水圧:コミネのレインウェアシリーズ至上
透湿性:最高の透湿防水性能
ゴールドウイン ゴアテックスレインスーツ/コンパクト
ゴールドウインは超大人気レインウェアGベクター2をラインナップに持っていますが、それの更に高性能版ゴアテックスレインスーツです。コンパクトバージョンも有りとなっています。
耐水圧45,000mm以上、透湿性13,500g/m2・24hなので性能面も全く問題ありませんね。
・フロントダブルジップ
・背ベンチレーション
・袖口、腰アジャスター
・リフレクター
など当然ながらバイク向けの基本機能は備わっています。
裾足部分には、靴を脱がずに楽に履くことができるゴールドウイン独自のデザインが施されているのが特徴ですね。
メーカー:ゴールドウイン
モデル:ゴアテックスレインスーツ/コンパクト
価格:62,640円(コンパクト:59,400円)
耐水圧:45,000mm以上
透湿性:13,500g/m2・24h
そもそもゴアテックス素材のライディングジャケットを着てしまうのも一つの手です!
と、案外ゴアテックスを採用しているレインウェアは少ないということに気づきました。
ですが、実はゴアテックス素材を使用したウェアはレインウェアに限らず普通のライディングジャケットやライディングパンツでも使われていたりします。
その場合、プロテクターなどを直接入れたりすることができるのでお手頃といえばお手頃ですね!
ただし、基本的には冬用という感じになるでしょう。夏はメッシュがありますしね。
冬用ジャケットを選ぶ際にそういう選択肢もあるということを頭に入れておくといいかもしれません。
まとめ:ゴアテックスでダメならもう諦めるしかない笑
というわけで、ゴアテックスを使用した超高性能最強レインウェアの紹介でした。
以前はパワーエイジなんかもVSRスーツというゴアテックスレインウェア取り扱っていたのですが、この記事を執筆時点ではカタログ落ちしてしまっていました。残念ですね。
ゴアテックス使用のレインウェアは思ったより選択肢が少なかったですが、コミネとゴールドウインいずれかを選択しておけば間違いないでしょう。
どちらがおすすめかですが・・・正直そこまで大差ないので若干の価格差やデザインで選んでください笑。
ゴアテックスは確かに高価です、ですがその性能も本物です。
絶対に浸水を許したくないライダーや、バイクに乗って仕事、通学通勤など使用頻度が高い方には絶対におすすめできます!
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