もう何年バイクで冬を越したか・・・
現在はいろいろ対策してもう解決しましたが、対策せずに迎える冬のツーリング、特に夜の高速道路の寒さと言ったら地獄そのもの・・・・手が本当に凍えます。というか凍ります。ひどい場合指先が腐りそうなレベルです。
手が冷えると全身も冷えていき、結局30分に一度パーキングに寄り缶コーヒーを毎回買ってなんとか手を温めたり・・・冬はトイレの水道が温水になってたりしてあたたかいですよねー・・・
そんな冬の極寒を熟知した私(悲しい)が、ハンドル周りの手の防寒対策について、特徴などを踏まえながら書いていきます!
冬用グローブは「絶対に」メーカーが出してる中で一番高いものを買いましょう!!!
まず防寒対策として思いつくのは冬用グローブですね!
悪いことは言いません。ここには絶対に金を惜しんではいけません。
メーカーが出してる中で一番高価なやつを買いましょう
気になってるブランドのラインナップの中で一番高いグローブを選択しましょう!
じゃないと本当に後悔することになります!!!!
ちなみに上の画像はRSタイチのRST609 GORE-TEX GRAND WINTER GROVEで、なんとお値段14,800円でした。
ちなみに私はグローブで何回か失敗しているので、安い買い物ではありませんでしたが、一番良いものを買おうと決めていました。
ここでけちって後悔するならば、はじめから一番良いのを買っておくのが賢明です。
真冬の高速の寒さをなめてはいけません。マジで。
メーカーはどこでもいいです。とにかく絶対の絶対に一番高いものを購入してください!!!
それでも真冬の夜では太刀打ちできない(笑)。走行風をカットできるものと併用がおすすめ
ちなみに、一番高いものを購入しても結局真冬の夜の高速では太刀打ちできませんでした!!!!!wwww
というわけで、冬用グローブは前提として、以降のものどれかと組み合わせるのがベストです。
一番の問題は正面からの走行風が指に直接当たるということです。
この走行風さえ避けることができればめちゃくちゃ改善します。
【おすすめ】電熱グローブ:極寒用グローブと同じぐらいの価格帯
お次はグローブの派生として、グローブに電熱ヒーターが内臓されている電熱グローブです!
ちょっと予算はあがりますが、場合によってはハイエンド冬用グローブとほぼ同価格帯で購入できるものもあります。

指先まで本当に暖かい
指先にもヒーターが入っており、これはマジで温かいです。
電熱グローブの場合、グリップヒーターやら走行風をカットするカスタムなどは不要です。
バッテリータイプと、バイクから電源供給するタイプがあります
電熱グローブの唯一のデメリットとして、電力供給方法にあります。
バッテリーとバイクから電源をとる2種類があります。
バッテリーのほうが手軽ですが、時間制限もあるので、夜の帰り道だけの使用とかになるかもしれませんね。
バイクから電源をとる場合は、既にバイクに電源を取り付けている場合は問題ないでしょうが、無い場合はちょっと手間だったりします。
現状取り扱っているメーカーは、コミネ・RSタイチ、ヒーテックの三つ!
現在電熱グローブを取り扱ってるメーカーは、
・コミネ
・RSタイチ
・ヒーテック(HEATECH)
の3メーカーです。
コミネとRSタイチは比較的ハイエンド冬用グローブぐらいの値段で購入が可能です。
ヒーテックのものについては、3万円前後とちょっと効果になりますが、その分素材がレザーでカーボンナックルプロテクターがついていたりと、機能・デザイン面で一歩抜きんでています。
好みのものを選択すればいいでしょう!
【おすすめ】ハンドルカバー:かっこいいのもあります!
「ださい」の代名詞的な存在(笑)であるハンドルカバーです。
手軽さと効果はピカイチ!かっこいいものもあります!
特にカスタムなどいらずハンドルにかぶせるだけで使えるので手軽さはピカイチ且つ、走行風が直接指先に当たるのを防げるので、暖かさもピカイチです。
ハンドルカバーといってもスポーツバイク向けの比較的スタイリッシュなデザインのもの(画像左)も登場しているので、私は手軽さと効果の面で非常におすすめできるバイク用品と思っています。
ハンドルカバーについては私が複数所持、使用した経験を踏まえて以下の記事でまとめています。

ドッペルギャンガーのネオプレン素材オーバーグローブも手軽で効果的!
最近登場したドッペルギャンガーのオーバーグローブも手軽に手の防寒性能をアップするのにはもってこいです!
セパハンのバイクなどでハンドルカバーが取り付けづらかったり見た目的にもあまり乗り気ではない場合、こちらを選択するのもありだと思います。
素材はウェットスーツにも使われるネオプレン、コミネのハンドルカバーと同じやつですね。
とにかく冬のバイクは指先に直接走行風が当たることで徐々に温度を下げキンキンに冷えていきますので、オーバーグローブで走行風がグローブに当たる間に一枚生地を挟むだけでもかなり違います!
普通のグローブとは違い手の上にかぶせるタイプですので、手のひら側の厚みも変わらずグリップ感に影響を与えない点もバイク向けの設計と言えます。
直接走行風が当たるのを防ぐのに大きなメリットがあるので、電熱グローブと組み合わせるという使い方も非常に効果的です。
グリップヒーター:定番だがデメリットもある
グリップヒーターといえば冬のハンドル周りの防寒対策の定番中の定番と言えるでしょう。
グリップヒーターは2種類ある
グリップヒーターは大きく分けて以下のように2種類あります。
1.グリップ自体を交換するもの
2.グリップの上から巻くタイプ
前者はグリップ自体を交換するのでちょっと手間だったりしますが、後者については既にハンドル周りにUSBや12Vソケット電源が装着されてるものについてはすぐ使えるようになります。
グリップの上から巻くタイプはグリップの太さに影響が出るので、操作フィーリングが若干影響が出たりします。
レバーに指をかけているときは暖かくない、走行風が当たる側も結局冷える
グリップヒーターは、握ってる間手の内側は非常に暖かいことは間違いないのですが、レバーに指をかけたりする頻度が多いと結局指先は冷えたりします。
例えば、クラッチやブレーキ操作を多用する街乗りや、普段からレバーに指をかけて運転しているライダーなどですね。
他にも手の内側は暖かいのですが、走行風を受ける指の裏側は結局キンキンに冷えるので、極寒の中カイロを握って手の平は暖かいけど指の裏は冷えているような状態になったりします。
走行風をカットできるものと併用でハンドル用こたつを作ることができる
グリップヒーターは、使い方によってはその効果が発揮できない場合があるということを理解した上で選択したいですね。
ハンドルカバーのような走行風をカットできるものと併用でこたつ状態を作り出すことが可能です笑

ナックルカバー(ナックルガード):車種によってはこちらもおすすめ
オフロード車で良く見かけるナックルガードについたカバーです。
こちらもハンドルカバー同様走行風をカットすることができます。
ハンドルカバーと違いハンドル周りを覆うわけではないのでハンドルカバーほど保温性には優れていませんが、それでも直接指に風が当たることを防ぐことができるので、かなり効果は大きいです。
最近では車種専用のものが純正であったりします。
汎用品ですと、車種によっては使えたり使えなかったりですね。
元々はオフロード車向けのバイクカスタムなので場合によっては使えないこともありますが、気になった場合ちょっと探してみるのもいいでしょう。
まとめ
というわけでこれから本格的に冷えていく季節に向けてハンドル周りの防寒対策についてまとめてみました。
デザイン・機能・予算など様々な要素がありますが、自分の気になったものを選択すればいいと思います。
できれば冬用グローブと、それ以外の何かの2つの組み合わせがおすすめです。
走る時間帯にもよりますが、冬用グローブだけでは間違いなく対応できないケースがあります(実体験)。
しっかりと対策すれば真冬でもバイクを楽しむことができるので、バイクをオールシーズン楽しむためにしっかりとお金をかけていきましょう!笑
コメント