さて今回は、普段からトレーニングでパワーラックを使用している経験を踏まえて本当におすすめできるパワーラックを紹介します!
パワーラックがあれば基本的にフリーウェイト種目は安全に全て行うことができる上に、実は意外と手が届く価格だったりするので、自宅で本格的なトレーニングを行いたい人は将来的に必ず購入が視野に入ってくるでしょう。
自宅に一つあれば筋トレが捗ることも間違い無し、ジムでパワーラックが空くのを待つ必要無し、自分のタイミングでトレーニングできて柔軟なメニューを組めるなどなど・・・もう最強の一言に尽きます。
パワーラックを購入すれば全てのフリーウェイトが自宅で行えるようになる!
パワーラックと言えば・・・ホームジム構築の最初で最後の砦のようなものです!(?)
というのも、ホームジムの最終形態にはパワーラックは外せませんし、パワーラックを導入した時点で基本的にはホームジムの構築は終了と言っても過言ではないからです。
パワーラックの導入でフリーウェイト種目が全て自宅行えるようになる
なぜなら、バーベルを使ったフリーウェイト種目を「安全に」行うためにはパワーラックが必要であり、そしてパワーラックを導入すればフリーウェイト種目は全て自宅で行えるようになるからです。
チンニングなどもできるので、基本的にはパワーラックとバーベルセット、ダンベルがあれば努力次第でどんな体にもなることができるでしょう。
ジムでの順番待ちを気にする必要はもう無し!
そして、パワーラックの魅力はなんといっても、自分のペースでトレーニングを行うことができるということですね。
ジムを利用されたことがある方ならば経験はあると思いますが、夕方過ぎのあの込み具合でラックがいつまでたってもあかない・・・
ジムによってはラックの使用に時間制限あったり・・・
そういったことからおさらばして気の向くままトレーニングを行うことができます!
パワーラックを選ぶときにチェックしたいポイント
セーフティの高さ調整とか重要
さて、そんな超魅力満載のホームジムですが、どのような観点で厳選したのかをピックアップして紹介します。
詳しい選び方については以下で個別に説明しているので、合わせてご覧になってください
選び方の詳細はこちら:
ラットプルオプションなんかは絶対に欲しいですね!
考慮した点は以下!
- 耐荷重が十分で一生使えること
- セーフティーバー・バーラックの高さ変更の方式がクイックであること
- 価格が現実的であること
- 使用できるバーベルはオリンピック専用か、レギュラーの200cmでも対応可で2択
- ディップバーやラットプルダウンのオプションの有無
という感じになっています。
どれも大事です!そして今回紹介する2つはいずれも満たしています!
では、以下2選を見ていきます。
性能、価格バランスが優れているイチオシ!レギュラーバーベル対応ならアイロテック HPM
次はアイロテックのパワーラックの一番ハイエンドモデルのHPMです。
アイロテックはトレーニング用品を通販で購入する場合には超お馴染みのメーカーですね!
アイロテックはパワーラックをいくつか取り扱っていますが、HPMがおすすめできる理由は以下になります。
十分な耐荷重で一生使える
まずは耐荷重。
本体が450kgで、チンニング200kg、ディップスが150kgと果てしなく十分すぎる値です。
ホームユースのパワーラックの場合、耐荷重200kgのものが結構あるのですが、200kgは頑張れば到達できる可能性がある重量であることに加え、実際に使用する場合は耐荷重に余裕を持たせておきたいところです(大事)。
チン・ディップは荷重して行っても余裕がある重量です。
レギュラータイプで使用可能
HPMは、200cmやワイドグリップタイプの180cmのバーベルでも使用可能です。
上記バーベルのグリップ部の長さは122cmで、HPMの横幅は116cmとなっています。
セーフティバーがクイック脱着式である
ここが非常に重要です。
HPMのセーフティバー・バー受けはクイック着脱式で高さの変更が楽々です。
安価なモデルの場合、セーフティーバーを引き抜いて高さを調整する貫通式が非常に多いんですよね。
貫通式は着脱に場所をとるのに加え、バーを引き抜くのがいちいち手間です。
しかも引き抜く間は金属がこすれ合うのでメッキがはがれたりと、はっきり言っておすすめできません!
パワーテックの写真で申し訳ないですが、こんな感じで回転させてセーフティを横に引き抜くことで取り外すことができます。
ディップバーが標準付属、最近ラットプルオプションセットも登場
最後はオプション。
HPMはディップバーが標準で付属。
しかも最近はラットオプションセット(+4万円)が登場するなどHPMはオプションが充実しているのが魅力です!
価格も8万円ほどとかなり現実的な価格帯にもかかわらず上記の解説のようなスペックですので、レギュラーバーベルタイプで選ぶのなら本当にHPMはおすすめです!
メーカー:アイロテック
モデル:HPM
価格:83,160円
サイズ:幅116cm x 奥134cm x 高201cm
重量:約106kg
耐荷重:450kg、チンニング200kg、ディップス150kg
オリンピックシャフト専用のジムクラスでコストを抑えたい場合、パワーテック WB-PR19がおすすめ!
ジムクラスの準業務用且つホームジム向けのオリンピックシャフト専用パワーラックで、なおかつ「コストを抑えたい場合」パワーテックのWB-PR19がおすすめです!
オリンピックシャフト専用で、ジムのパワーラックと同じ大きさ
パワーテックのWB-PR19は、横幅127cmなのでオリンピックシャフト専用のパワーラックとなります。
このため、アイロテックやMosionsのパワーラックより横幅が数センチ広くなっているのでジムのパワーラック同様に余裕を持った広さでトレーニングを行うことができます。
ジムクラスのパワーラックの中では最安値クラス!
パワーテックのパワーラックは12万円ほどの価格となっていますが、高いと思いきやジムクラスのパワーラックの中では破格になります!
例えば同じようなパワーラックを探す場合、タフスタッフであれば20万円、ボディクラフトであれば15万円と、やはり少し価格がアップします。
もちろん細かい仕様の差はあり好みはわかれるのですが、価格と性能を考えてもパワーテックのWB-PR19については非常に優れています。
セーフティは着脱式で使い勝手も抜群!
オプションが非常に豊富
ラットオプション
パワーテックのパワーラックの魅力は、そのオプションの幅広さです!
- ナローグリップ用ディップハンドルバー
- ラットプルアタッチメント
- フットプレートアクセサリー
- ウェイトホーン
など。詳細は個別のプレビュー記事を参照してください!
メーカー:パワーテック
モデル:WB-PR19
価格:124,200円
サイズ:奥129cm x 幅127cm x 高210cm
重量:97kg
耐荷重:454kg、チン・ディップバー180kg
家庭用で購入できる最高級品!タフスタッフ CPR-265
最後はタフスタッフです!
今回紹介する中では一番高価なものになりますが、品質・性能共に最強クラスです!
タフスタッフのパワーラックには、家庭用から業務用まで幅広くラインナップがあるのですが、国内で個人が購入できるものとなると今回紹介するCPR-265のみになります。
スペックについてはかなり熱く語ってるのでぜひ個別記事を見てください!
スペック自体は、耐荷重272kgですが・・・これについてはこの記事に書くと長文になってしまうので個別記事参照してください笑。
品質が良すぎる
もうとにかく品質が良すぎます。
塗装が美しく重厚なフレーム、ただの筋トレ器具とは言え、機能品としての美しさを兼ね備えています笑。
これが自宅にあったらもうトレーニング意欲バク上がりですね笑。
セーフティの高さ調整の使い勝手がやはり抜群!
もちろん使い勝手も抜群に良いです。
今回紹介する中では唯一のレバー・ポップピン方式の高さ調整となっています。
動画を見てもわかると思いますが、無駄な騒音が無く、しかも動作は非常に滑らかなのでどうやってストレスを感じるのか逆に教えてほしいですね笑。
オプションも豊富!
オプションも、ラットプルにディップバーとしっかりと必要なものは用意されています。
ここらへんはタフスタッフなので言うまでもないですね。
タフスタッフの器具に、イヴァンコバーベルセット・・・もはや最強のホームジム環境です笑。
ちなみに、フィットネスショップでイヴァンコのバーベルもセットにした場合、イヴァンコのバーベル・プレートが20%オフになるのでそちらも要チェックです!
メーカー:タフスタッフ
モデル:CPR-265
価格:199,800円
サイズ:幅130cm x 奥145cm x 高213cm
重量:99kg
耐荷重:272kg
パワーラックにジムマットは必須、そしてワイルドフィットしか選択肢が無い!
さて、パワーラックの特集記事ですが、最後に一つトレーニングマットの紹介です。
パワーラックでは非常に高重量を扱うため、トレーニングマットは「絶対に」コストを惜しんではいけない関連器具になります。
トレーニングマットには、硬さの指標として「硬度」という数値があります。この硬度が高ければ高いほど高重量でも潰れない、高重量使用時に柔らかすぎないと、パワーラック向きのマットとなっています。
トレーニングマットは各社が販売していますが、その中でも私が実際に所持し、一番おすすめしている、というかパワーラックとの組み合わせはこれ以外にあり得ないと断言できるのがワイルドフィットのジョイント式ジムマットです!
私が確認した中では一番硬度が高く65、実際に100kgのバーベルを持ってトレーニングすることもありますが、不安は全くなく、高重量のバーベルをどかしたあと凹みっぱなしなんてこともありません。使用感抜群です。というかこれでダメならどのマットもダメになってしまいます笑。
価格は8枚(200cm x 100cm)で1万円と、他のトレーニングマットに比べたら若干高いことは否めませんが、パワーラックと併用するならば絶対にこちらを選んだ方がいいです!!!!参考にしてください。
ちなみに余談ですが、値段は四倍になりますが、赤や青のカラーが入ったかっこいいバージョンもあります笑。真ん中の4枚だけカラー入りにするなどするのもありですね!笑。
まとめ:一生使うものなので悔いのないものを!
というわけで、今回はあえて選択肢をあまり設けず、本当におすすめできるパワーラックをいくつか厳選して紹介しました。
ポイントとしてはやはり、個人向けでいいのか、もしくはオリンピックシャフト専用のジムクラスのものがいいのかですね。
ここらへんは個人の好みにもよります。
が、基本的にパワーラックのような大型マシンは普通買い替えはしないので、今後一生使うならどれがいいかで考えるのが良いでしょう!
参考になれば幸いです!
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