バイクで冬の防寒対策を行った者は本気で後悔するでしょう・・・(実体験)
夏は最悪服を脱げば最悪耐えれますが、冬はどうでしょうか?
・・・経験したからわかるのですが、本当に死活問題です。
というわけで、そんな真冬にも係わらずやはり走りに行く管理人がおすすめする冬の防寒対策まとめです!
この記事を読んでおけば、真冬のバイクライフが快適になること間違い無し!決定版!
- バイクの冬はマジで侮るな。防寒対策をしっかりしておかないと本当に後悔する!
- 先に今回紹介するものまとめ:基本的には定番のものから揃え、予算に余裕があれば電熱系やその他を検討してください!
- 個別解説に入る前に、防水機能を備えた冬用にぴったりな素材「ゴアテックス」の紹介:高価だが性能はピカイチ
- 【定番】冬用ジャケット:気になるメーカー内で極寒用の一番暖かいやつを買っておきましょう!
- 【定番】保温・温熱・発熱インナーウェア:普通の冬の日中ならこれ+冬用ジャケットでも全然OK
- 【定番】防風ライディングパンツ or オーバーパンツ:それぞれ保温性能に差があるので乗る気温を想定して選んでください!
- 【定番】首元の防寒対策にはネックウォーマーやフェイスマスクがおすすめ
- 【定番】冬用グローブ:悪いことは言わないからメーカーで一番高いやつを一つ持っておいてください!
- 【定番】防水ライディングシューズ:冬用というわけではないが冬用にぴったりな性能
- 【予算があるなら絶対おすすめ!】電熱インナージャケット・インナーパンツ:背中・太ももなどがぽかぽか発熱し極寒走行でも暖かい!
- 【予算があるなら絶対おすすめ!】電熱グローブ:指先まで暖かく手の防寒対策でこれ以上のものはない!
- 【ツーリングライダーならおすすめカスタム】グリップヒーターは冬だけじゃなく春秋の山間部や夜でも活躍!
- 手軽に手に当たる走行風をカットするならハンドルカバー、ナックルガード・オーバーグローブがおすすめ
- ヘルメットのシールドの曇り止めにはピンロックシート・ブレスシャッター・ブレスガードが絶対おすすめ!
- レインウェアを上から着れば普通に防寒具になるので、冬は雨が降らなくても持ち歩くようにしましょう!
- ツーリング先で装備不足で寒い場合はコンビニで貼るカイロを買って背中と太ももに貼りましょう!
- まとめ:まずは電熱系以外のオーソドックスなものを揃え、必要に応じて電熱系を拡充していきましょう!
バイクの冬はマジで侮るな。防寒対策をしっかりしておかないと本当に後悔する!
冬のバイクは侮っていたら本当に後悔します。
バイクの体感温度はよく、時速10kmあがれば-1℃と表現されます。
例えば冬で外気温が10℃で時速60kmで走行すれば、体感温度は4℃ということになりますね。
ま、結局のところ体感温度が何度でもよくてとりあえず寒いものは寒いという感じですがね。
まずは真冬のバイクがどういうものかをイメージしていただくために、実体験を踏まえて極寒の中を走行すると何が起きるかの例を以下に紹介します(真冬の夜の高速の山間部がこの世で一番寒いと思います)。
- 大型バイクで夏に感じられるエンジンの熱が一切感じられない
- 冬の夜の高速道路、サービスエリアを出発するも秒速で手足・身体が冷え切ってやむなく次のサービスエリアで再び休憩を取り全然進まない
- 手の感覚を完全に失う
- 上半身の震えがとまらない
- 下半身の震えが止まらない
- 首元に入ってくる冷気が寒いを通り越してもはや痛い
- 暖かいコーヒーを飲むも体が冷えてすぐにトイレに行きたくなる
などなど、、、
こう書くと笑えるのですが、実際に経験すると本当に死活問題です笑。
と言っても、なんやかんや実際に経験しないと人間はやっぱりイメージできないものなのですが・・・それでもいいと思います!
実際に経験して、もうこんな思いはしたくない!どうすれば対策できるかな?と考えたときに、この記事で得た知識でスムーズに正しい冬用バイク用品を選択できれば幸いです!
先に今回紹介するものまとめ:基本的には定番のものから揃え、予算に余裕があれば電熱系やその他を検討してください!
この記事では以下のものについて紹介しています!
基本は「定番」のもので揃えれば問題無く冬のツーリングを楽しめるかと思いますが、場合によってはそれでも寒いこともありますので、その場合は予算ある人向けの電熱系の装備を揃える感じになります。
他にも冬向けのバイク用品を紹介していますが、後は解説文読みつつ気になったら導入と言う感じでお任せします!
上半身:
- 【定番】冬用ジャケット
- 【定番】保温インナーウェア
- 【予算ある人向け】電熱インナージャケット
首元:
- 【定番】ネックウォーマー・フェイスマスク
手・ハンドル周り:
- 【定番】冬用グローブ
- 【予算ある人向け】電熱グローブ
- 【おすすめカスタム】グリップヒーター
- オーバーグローブ
- ハンドルカバー
- ナックルガード


下半身:
- 【定番】冬用ライディングパンツ・オーバーパンツ

シューズ:
- 【定番】防水シューズ
その他:
- 【おすすめ!】ピンロックシート
個別解説に入る前に、防水機能を備えた冬用にぴったりな素材「ゴアテックス」の紹介:高価だが性能はピカイチ
さて、個別に紹介していく前に冬用ウェアでよく出てくる高品質素材「ゴアテックス」について軽く紹介しておきます。
レインウェアのページでも紹介していたのでもしかしたら既にご存じかもしれませんが、ゴアテックスは防水透湿性能を極限まで高められた素材です。
もちろん防風性も備えているため、バイクの冬用ウェアとしてはぴったりな素材なんですね。
高性能なため、他のウェアよりも価格帯は少し(結構?)上がってしまいますが、性能を重視するならば一度検討してみてください!
冬用のウェアはどうしてもかさばるものが多いため、ウェア自体が防水性能を持っていたら急な雨でも安心ですからね。
【定番】冬用ジャケット:気になるメーカー内で極寒用の一番暖かいやつを買っておきましょう!
ここからは個別に紹介していきます!
まずは冬用ジャケットですね。
一応選び方のコツがいくつかあるので紹介したいと思います。
以下のコツに加えて、あとは気に入ったデザインで選べばOKです。
基本はメーカー内で一番防寒性能が高い極寒用を選ぶ
冬用ジャケットと言ってもメーカーの中でいくつかラインナップがある場合があります。
基本的には、気になってるメーカーで一番防寒性能が高いものを選んでください。
こんなに分厚くて大丈夫?と思うかもしれませんが、大丈夫です!信じてください!
ただ、ゴアテックス採用のものについては価格帯が跳ね上がるので、ゴアテックスじゃないものの中で極寒向けのを選べばOKです。
防寒性能については、だいたいはメーカーごとで2つぐらいのラインナップですかね。
インナージャケットと分かれるタイプの場合、インナーを外せば春秋用ジャケットに早変わり
ちなみに私の場合は、インナーとアウターセットの冬用ジャケットになります。
こういうタイプもあれば、ジャケットそのもので十分な厚さがあるものもありますが、どちらでもOKです。
このようなインナー着脱が可能なタイプの場合、アウターだけの使用の場合春秋用に早変わりしたりするので、もしバイクライフをスタートしたばかりで何着も何着もジャケットを買う余裕が無い場合はこういうのもおすすめです。
このタイプの場合はアウターにベンチレーションがついている場合もあり、比較的温度調整がしやすいのも特徴です。
私が所持しているものの場合は、袖の部分と脇下の部分の2か所にベンチレーションがついています。
【定番】保温・温熱・発熱インナーウェア:普通の冬の日中ならこれ+冬用ジャケットでも全然OK
お次はインナーウェアです。
夏用のバイクウェアが冷感インナーだったように、冬用には「保温・温熱・発熱インナーウェア」が存在します。
各社名称が異なるのですが、だいたいは保温性能を重視したものや、水分を吸うことで発熱するようなものだったりします。
普通の冬の日中ぐらいなら、このインナーウェアと上記の冬用ジャケットだけで普通に走れたりしますね。
あとは私服で調節といった感じですかね!
上半身だけでなく下半身も普通に寒いので、インナーウェアは当然上下揃えましょう。
冬用インナーウェアまとめ:

【定番】防風ライディングパンツ or オーバーパンツ:それぞれ保温性能に差があるので乗る気温を想定して選んでください!
下半身の冬用ウェアとしては、防風ライディングパンツとオーバーパンツの2種類あります。
ざっくりと保温性能については
- 【春秋用、インナーウェアと組み合わせれば冬も可】中わた無しの防風ライディングパンツ
- 【冬】中わたありの防風ライディングパンツ
- 【真冬】オーバーパンツ
という順番で暖かい感じですかね。
春秋、冬、真冬という感じで複数持っているのは理想ですが、そうでなければとりあえず温度調整のしやすいオーバーパンツがおすすめです。
防風ライディングパンツ:インナー生地(中わた)有りと無しの2種類あるのでどちらなのかチェックしてください
防風ライディングパンツは、防風防水生地を使ったライディングパンツです。
防風ライディングパンツにはインナー生地(中わた)有りと無しの2種類あるので、自分が今見てるのがどちらなのかはチェックしておいてください。
インナー生地無しの防風ライディングパンツは春秋用という感じです。
一方インナー生地有りは冬でも対応可という感じになります。
インナー生地無しでもインナーウェアと組み合わせれば冬でも対応可能になります。
冬のツーリングで使うのであれば、インナー生地ありのタイプを1着持っておくといいでしょう。
オーバーパンツ:温度調整のしやすさがメリット&比較的安価
私が使用しているのはこちらですね。
普通のズボンの上から履くタイプのパンツです。
インナーウェアと合わせれば全部で3着下半身に着ることになるので、保温性能という点についてはこちらに軍配が挙がるでしょう。
また、暑ければ脱ぐことも可能なので温度調整しやすいのも利点ですね(ネットやケースなど積載スペースがあればですが)。
ただし、プロテクターはオーバーパンツに入っているので、脱げば膝のプロテクターがなくなるのが難点です。
その場合は、オーバーパンツのプロテクターは抜いてインナープロテクターを着用したり、中にプロテクター入りのライディングパンツを着るなど対策はいくつかあります。
防風ライディングパンツはちゃんとしたものは結構良い値段するのに対し、オーバーパンツの場合は比較的安価なのでお財布的にはこちらのほうが優しいですね。
【定番】首元の防寒対策にはネックウォーマーやフェイスマスクがおすすめ
首元の防寒対策も意外と重要です。
ウェアにグローブにシューズに、基本的にバイクに乗るときには肌の露出はしないのですが、首だけは唯一走行風が直接肌に当たる箇所です。
首元には比較的大きな血管が通っているので、首元が冷えると冷えた血が体全体を巡り全身が冷えてしまうんですよね。
というかそもそも、本格的に気温が下がった中直接走行風が首に当たると、寒いを通り越してもはや痛いレベルになります。
そういうことを踏まえて、首元を覆うアクセサリーは必須になります。
具体的には、フェイスマスクかネックウォーマーの2種類になります。
どちらでもOKなのですが、両方使った私のおすすめはどちらかと言えば画像の左のネックウォーマータイプですかね。
理由は、まあ右のコミネの防寒フリースフェイスマスクだけかもしれませんが、結構フリース部分が高い位置まで来ており口を出そうとしたら頭の部分の生地が引っ張られてちょっと窮屈だったからです笑。
まあそんなに高い商品でもないので、気になったほうでいいと思います!
フリース素材が防寒性能と肌触りが良いのでおすすめです。

【定番】冬用グローブ:悪いことは言わないからメーカーで一番高いやつを一つ持っておいてください!
上下ウェアときたらやはり来るのが冬用グローブですね。
私はゴアテックスの結構良い値段するものを使っていますが、これでも極寒ツーリングでは普通に手の感覚が無くなります笑
結局のところ、どれだけ高価で防寒性能が高いグローブを使おうと、指先とかはグローブ側の生地もそこまで分厚くできない上に血管が少なく体側の発熱もしれてるので、本当に気温が下がり走行風を受け続けたら限界が来るわけですね。
そういう経緯で私は結局のところグリップヒーターとハンドルカバーの併用をすることにしたのですが、これから揃える場合は用途次第でもあるのでまずはこちらの冬用グローブで良いでしょう。
しかし、そういった私の経験からは、やはり「冬用グローブは一番良いものを買っとけ」とアドバイスしておきます。
ジャケットなどに比べてグローブの場合一番良いものでも1万円台半ばぐらいなので、めちゃくちゃ高すぎて手が出ないということもありませんので。
それでもダメだったならば、私のようにグリップヒーターとハンドルカバーを併用したり、もしくは電熱グローブを検討するのがいいかと思います!
【定番】防水ライディングシューズ:冬用というわけではないが冬用にぴったりな性能
シューズについては冬用というわけではないのですが・・・一応冬に適したものを紹介しておきます。
ずばり、冬用でおすすめなシューズは「防水シューズ」です!
というのも、防水生地の場合防風性能も普通備えているので走行風をしっかりカットしてくれるからです。
冬用のライディングシューズというのは実際のところ取り扱いが無いので、冬に使うならという意味では防水シューズがおすすめということになります。
あとは、防水ならば急な雨なんかでも対応できますしね。
選び方としては、バイク用品メーカーでデザインが気に入ったもの、くるぶしが隠れているものならばどれでもOKです。
【予算があるなら絶対おすすめ!】電熱インナージャケット・インナーパンツ:背中・太ももなどがぽかぽか発熱し極寒走行でも暖かい!
以上が冬向けバイクウェアの定番になりますが、ここからは電気の力を使った電熱系のウェアの紹介になります。
結局のところ、どれだけ保温性能の高いウェアで身を固めようと、そんなことはお構いなしに外気は我々の熱をどんどん奪っていきますからね。
走行風が常に体に当たり続けるバイクでは尚更です。
というわけで上半身の暖かさを確保するのにおすすめなのが電熱インナージャケット、そして下半身は電熱インナーパンツです。
インナーウェア着脱タイプの冬用ジャケットを使用しているのであれば、インナーウェアを電熱ジャケットと交換するだけで見た目についてはすっきりです。
電源についてはバッテリータイプと車体から供給するタイプがあり、発熱部についてはメーカーによってまちまちという感じですね。
電熱ウェアは防寒対策の最終手段であり最高手段でもあるので、導入すればバイクで寒さとはもう無縁の生活をすることができます!

【予算があるなら絶対おすすめ!】電熱グローブ:指先まで暖かく手の防寒対策でこれ以上のものはない!
電熱インナージャケットに続き電熱グローブです。
手の防寒対策という意味では、電熱グローブがどのバイク用品よりも暖かいです。
手で一番冷えるのは間違いなく走行風が直接当たる指先の手の甲側ですが、電熱グローブにはこの部分にもヒーターが入っているからです(入ってないものもあります)。
というか手全体を電気の力で温めてくれるのであれば、これ以上の防寒対策が無いのは容易に想像つきますね笑。
価格は結構良い値段するのですが、これがあればもう手の寒さとは完全におさらばすることができます!
必要無いときは電源を切っておけば普通の冬用グローブになるのでバッテリーを無駄に消費する必要はありません。
ここぞというときに電源をオンにしてあげましょう!
バッテリーの使用でも可能ですし、同じメーカーの電熱インナージャケットの袖口にグローブへ電源供給できるコードがあったりします。
この場合は車体側から電源供給されているので、バッテリー切れを悩む必要はありません。

【ツーリングライダーならおすすめカスタム】グリップヒーターは冬だけじゃなく春秋の山間部や夜でも活躍!
おそらくバイク乗りなら一度は聞いたことがあるであろうグリップヒーター。
私も元々は「定番」の冬用バイク用品で揃えていたのですが、「冬用グローブ+ハンドルカバー」でも結局極寒地のツーリングは乗りきれなかったため、グリップヒーターの導入を決意しました。
グリップヒーターの導入+ハンドルカバーにより、真冬の夜中の高速でもどこでも手については不安を感じることはなくなりました。
あとは、意外と春秋なんかにもグリップヒーターは活躍したりします。
冬用グローブをつけるような気温でもない微妙なときに夏用グローブで山間部にいったりすると思ったより手が冷たかったり(というか普通に寒かったり)するのですが、そういったときでもグリップヒーターがあれば基本的には乗り切れるので手に関して寒さの不安が無くなったのは大きなメリットかと思います。
セパハンのバイクなどではハンドルカバーの導入が難しかったりするので、電熱グローブかこちらが最終的な対策になります。
自分で取り付けができるならば1万円もかからないので、普通に高価なグローブを買うよりかは安上がりだったりしますね。
とりあえず以下に詳しい取り付け方法の解説をしているので、それを見て是非検討してみてください!。

ちなみにグリップヒーターですが、当然ながら暖かいのは手の平だけですので、あまりに極寒の場合手の平は熱いのに手の先はキンキンに冷えて感覚を失うとかいう謎な現象が起きたりします笑。
結構グリップヒーターを導入してるバイク乗りの間では笑い話になってますね笑。

手軽に手に当たる走行風をカットするならハンドルカバー、ナックルガード・オーバーグローブがおすすめ
ださいの代名詞でもある「ハンドルカバー」です。
見た目を犠牲にしているのはその通りなのですが、、、性能は本当にピカイチです。
そもそも手がなぜ冷えるのかですが、外気温というよりも走行風が直接手の平に当たるのが主な原因です。
ハンドルカバーはその走行風をシャットアウトしてくれるので手の冷えを防止してくれるというわけですね。
確かに見た目が微妙なのも多いのですが、画像左のゴールドウインのエアロカバーのように比較的すっきりした見た目のものもあるので素直におすすめしておきます!
ちなみに私の場合、グリップヒーターと併用しているのですが、この場合簡易こたつのような感じになります。
真冬の本当の極寒走行でも手については一応なんとか耐えれるという感じでした。

ハンドルにボルトオンできる汎用ナックルカバー・ナックルガードもあり
あとは、ナックルガードという選択肢もあります。
アドベンチャーバイクなら標準でついていたりしますし、モデルによってはネイキッドなんかでもオプションがある場合がありますね。
ハンドルカバーのように覆われているわけではないので走行風のシャット性能という面では劣りますが、見た目ではややこちらに軍配があがるでしょうか?
あとは、ハンドルにボルトオンするので、走行中のずれなんかを気にする必要は無くなります。
ハンドルカバーの場合はたまにベルトが緩んで位置がずれたりなんてこともありますので。
まあここらへんは好みなのでどちらでも良いと思います!
ドッペルギャンガーのネオプレン素材オーバーグローブも手軽で効果的!
最近登場したドッペルギャンガーのオーバーグローブも手軽に手の防寒性能をアップするのにはもってこいです!
セパハンのバイクなどでハンドルカバーが取り付けづらかったり見た目的にもあまり乗り気ではない場合、こちらを選択するのもありだと思います。
素材はウェットスーツにも使われるネオプレン、コミネのハンドルカバーと同じやつですね。
とにかく冬のバイクは指先に直接走行風が当たることで徐々に温度を下げキンキンに冷えていきますので、オーバーグローブで走行風がグローブに当たる間に一枚生地を挟むだけでもかなり違います!
普通のグローブとは違い手の上にかぶせるタイプですので、手のひら側の厚みも変わらずグリップ感に影響を与えない点もバイク向けの設計と言えます。
直接走行風が当たるのを防ぐのに大きなメリットがあるので、電熱グローブと組み合わせるという使い方も非常に効果的です。
ヘルメットのシールドの曇り止めにはピンロックシート・ブレスシャッター・ブレスガードが絶対おすすめ!
冬は防寒対策だけをすればいいというわけではありません!
冬のヘルメットのシールドの曇りは結構死活問題ですね。
ネックウォーマーなんかをして首元の通気性が損なわれると自分の息で一気に曇り、しかも気温も低いため一度曇ったらふいてもなかなかとれません。
そこでおすすめなのが「ピンロックシート」「ブレスシャッター・ブレスガード」です。
まあ詳しくは以下の記事に譲りますが、曇り止めスプレーなんかよりも簡単で確実なヘルメットカスタムになります!
詳しく以下の記事で紹介しているので合わせて参考にしてください。
ヘルメットのシールドの曇り対策完全版:

※汎用品もあり
レインウェアを上から着れば普通に防寒具になるので、冬は雨が降らなくても持ち歩くようにしましょう!
ちょっと番外編ですが、寒い時に役立つ知識です。
雨の日に着なければならないレインウェアですが、防水性能を備えてるということはすなわち防風性も備えているということなので、ジャケットの上から着たら保温性能アップになります。
まあ単純に生地が1枚増えるのもそうですし、レインウェアってあんまり体にぴちぴちに着るものでもないので、空気の層が生まれて断熱効果が若干あるという感じです。
春秋の季節なんかですと結構昼と夜で気温の寒暖差が激しいので有効だったりしますね。
と言いつつ、真冬で寒さに耐えれない場合レインウェアを着たところで気休めなことがほとんどなのですが・・・笑、まあ他の季節でも使えるので知っておくといいでしょう!

ツーリング先で装備不足で寒い場合はコンビニで貼るカイロを買って背中と太ももに貼りましょう!
以上、冬用の装備まとめでしたが、予算の都合もあるので一度に全部揃えるのは難しいかもしれません。
もしくは、冬の寒さを甘く見てた場合ですね笑。
ツーリング先でどうしても寒い場合ですが・・・貼るカイロをコンビニで買って背中と太ももに貼りましょう。
これだけでもだいぶましになります。
真冬のツーリング先で寒い思いをするのはある意味良い経験ですよ。
バイクの冬装備の重要さを身を以て理解できるので笑
まとめ:まずは電熱系以外のオーソドックスなものを揃え、必要に応じて電熱系を拡充していきましょう!
というわけで、結構長くなりましたがバイクの冬対策まとめでした。
基本的には上記内容を踏まえて予算内で装備を揃えて、あとはお金ができるか真冬でさむーい経験をしたら他のものを追加していくのがいいでしょう!
電気を使った電熱系装備は強力な冬のお供である一方少し値がはります。
予算があるならば絶対におすすめなのですが、やはりそこそこ良い値段するのには変わらないので、まずは電熱系以外のオーソドックスなものを揃えればOKかと思います。
オーソドックスなものでも普通に冬にツーリングする分には十分な保温性能を持っています。
が、私みたいに真冬にも係わらず結構ハードなツーリングをする場合は、やはり電熱系はどこかしらのタイミングで必要になってくるのかなという印象ですね。
結局は個々人によって必要な性能は異なってくるので、自分の利用シーンと相談して最終的には揃えていってください!
しっかりとした装備をそろえれば真冬の極寒ツーリングでもしっかり楽しめること間違い無しです!
参考になれば!
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