少し前までは、フラットベンチと言えば絶対に固定式であって、耐荷重で劣る折りたたみ式(フォールディング)を選ぶのはあり得ない、という考えでしたが、最近は耐荷重200kgを備わった折りたたみ式フラットベンチも登場してきているので、メリットデメリットを含めておすすめ商品などを紹介したいと思います。
耐荷重200kgが備わった折りたたみフラットベンチの登場
トレーニングベンチで一番重要、というか前提条件である耐荷重。自宅でダンベルトレーニングをする場合は最低150kg、できたら200kgは確保したいものです。
少し前までは、この耐荷重を満たすフラットベンチを購入する場合、固定式にしなければ十分な耐荷重が備わっていませんでした。
しかし、最近は折りたたみタイプのフラットベンチでも耐荷重が200kg備わってきている商品も登場しているようです。
そして実際に私も購入してみましたが、未使用時に折りたたんで収納できるというのは、トレーニング用品を置いておくスペースを十分に確保できないホームトレーニーには強い味方です!
固定式と比較したときの折りたたみ式のメリット・デメリット
耐荷重200kgを備わっていて収納スペースが不要となると、欠点がないように思えますが、当然固定式と比較した場合にわかるメリットデメリットは存在します。
メリットはなんといっても収納面
メリットは、何と言っても収納に優れているという点でしょう。
折りたたみ式フラットベンチの場合、足の部分を折りたたむことができます。
折りたたみ時はだいたい高さ20cmぐらいに抑えることができるので、壁に立てかけてクローゼットなどに収納したり、ベッドの下に収納などが可能となります。
デメリットは安定性(ぐらつき)を犠牲にしている
折りたたみ式フラットベンチは、フレーム部分を折りたためるという構造するために、フレームの折りたたむ部分を分割してボルトでジョイントしています。
このため、固定式に比べて安定性が劣っている点も事実です。
耐荷重試験を行う場合、基本的にはベンチ部分均等に上から押しつぶすような力をかけます。
しかし、実際の使用の場合は、バランスを崩したときなどにベンチ部分の荷重が偏ったりします。
このときにフレームが分割されジョイントされている部分で若干のぐらつきが生まれるといった点はあります。これは構造上しょうがないですね。
とはいえ実際に使用した私の感想としては気にならないレベルです笑(ならなぜ書いたって感じですが、まあ構造上の話です笑)。
折りたたみ式フラットベンチを購入する際は、このメリットデメリットを十分理解しましょう!
結局これしかない!リーディングエッジ フォールディングフラットベンチ LE-FFB
一番のおすすめは、リーディングエッジのフォールディングフラットベンチLE-FFBになります。私も実際に購入し使用している商品です。
詳細なレビューについては以下の記事でしているので合わせてどうぞ。

リーディングエッジといえば、通販で購入できるフラットベンチの中で一番売れているメーカーだと思います。よってメーカーの信頼度は抜群です。
フレームは幅8cmの極太フレームを採用し耐荷重200kgを確保、シートについても同社フラットベンチを購入・使用したユーザーの声を受けてより硬いものに変更し使用感を向上させています。
以下の動画では、私が実際に35kgのダンベルベンチプレスをしています。
足の折りたたみ・固定は、ボルトを締めるのが必要ですが、フラットベンチはインクラインベンチと異なり頻繁に角度を変えるものでもないので、問題ありません。
レビューでも書いていますが、ボルトを数mm浮かしてあげれば足の折りたたみは可能ですので、そこまで手間でもありません。
組み立て不要でそのまま届くのもグッドですね!
詳しいサイズについては以下の画像を参考にしてください。
ちなみに、ベンチ部の裏には3か所プレートによる補強がされているので、シートのしなり対策もばっちりです!
このように補強されているということは、シート部分の片側に荷重がよっても「しならない」ということです。
だいたいシート部分の中は木で出来ています。だから端に荷重をかけると若干しなることがあります。
左右だけでなく、端にもプレートで補強しているので、シート部分のしなりに対する補強という点ではかなりポイントが高いと思います。
リーディングエッジの固定式のフラットベンチにはこの補強がなかったので、後発のこの商品は改良が加えられていることがわかります。
価格:5960円
耐荷重:200kg (負荷重量500kgで3分間の強度検査を行い変形などが発生してないことを確認)
重量:9.5kg
フレームの固定方法:スプリング内臓のピンの抜き差し、ボルトで回して固定
サイズ:L110cm x W37cm x H41cm
シート幅:27cm
シート厚:5cm
まとめ
とりあえずこだわりが無ければ、私も実際に購入しているリーディングエッジのもので問題ないと思います。
ただ、かなり人気の商品のようで、私も購入するまで入荷をずっとまっていたという感じになります。
在庫切れの場合はしばらくすればまた入荷されるので待ちましょう。
今回は折りたたみ式フラットベンチの特集でしたが、トレーニングスペースを確保できている場合は、はっきり言って折りたたみ式ベンチを選ぶ意味はあまりありません。
折りたためるということは、フレームが分割されている、ということなので、耐荷重が備わっていたとしても、分割部分で安定性が失われているのも事実です。
確保できるスペースと相談して自分にあったものを選んでください!
参考になれば幸いです!
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