エフェクターをエフェクターケース(エフェクトボード)に固定する際に、メッシュパネル(金網)を使う方法を見て行きたいと思います。
エフェクター固定方法まとめ:
最強の固定力、ただし見た目は・・・
固定力最強クラスの「網固定」。
ただ、その見た目のダサさからネットではしばしば貶される対象となることも・・・
マジックテープによる接着剤のべたつきをつけたくない、エフェクターの配置を頻繁に変えない人におすすめです。
ただし、結束バンドを使って固定するので、あまりに締めすぎるとやはりエフェクターに傷が入ったりするので、この点はしょうがないですね。
同じく金具固定も、網固定同様に固定力は最強クラスですが、金具固定よりかは手間がかかりません。
- マジックテープを使わないので接着剤による汚れがつかない
- 固定力は金具(豆カン)固定同様一番強力
- 固定に結束バンドを用いるため、配置の変更に手間がかかる
- 結束バンドによる締め付けによりエフェクターに傷がつく
- 市販されているメッシュパネル(金網)の大きさに固定範囲が制限される
メッシュパネルと結束バンドを使用します
必要なものは、メッシュパネル(金網)と、結束バンドです。
メッシュパネルはエフェクターケースのサイズに合わせる
メッシュパネルのサイズの選び方は、自分の持っているエフェクターケース(エフェクトボード)よりワンサイズ小さいものが基本となりますが、以下にも書くようにワンサイズ大きいものを購入し、後から加工してエフェクターケース(エフェクトボード)にちょうど合うようなサイズにすることもできます。
今回紹介しているメッシュパネルは、幅60cmx奥行30cmのものです。
KCのEC-100だと、このサイズが上限になると思います。
他のサイズは、「メッシュパネル」等で検索すればでてくると思いますので、お好みのサイズを見つけてください。
また、今回の説明の画像では白色のメッシュパネルを用いてますが、リンクのように黒のメッシュパネルも存在するので、こちらを利用すれば見た目は改善されると思います。
結束バンドは長さに注意
紹介している結束バンド(インシュロック・タイラップ)の長さは、300mmです。
BOSSサイズのエフェクターであれば、300mmの長さで十分足ります。
BOSSを二つ並べるような2ペダルのようなモデルでは、500mmを買うといいでしょう。
特殊なサイズのエフェクターがある場合は、事前にメジャー等で周囲の長さをはかっておくといいと思います。
もしくは、結束バンドは何本も何本もつなげることが可能ですので、そちらで対応しても問題無いかと思います。
ワンサイズ大きいメッシュパネルを購入した場合は、マーキングしてペンチで切り落とす
ワンサイズ大きいメッシュパネルを購入した場合の加工手順を解説していきます。
まず以下の画像のように、エフェクターケース(エフェクトボード)のサイズに合わせて油性マジック等でマーキングしていきます。
次に、マーキングした部分をペンチ等で切り落としていきます。基本的にはこれだけです。
コツとしては、ケースのサイズ丁度に印をつけるのではなく、少し内側に印をつけるとうまくいきます。
バリを削ることもできますが、ここまでする必要は無いと思います笑
尚、切り落とした部分の「バリ」が気になる場合は、以下の画像のように加工してもいいかもしれません。
とは言え、この作業は工具を必要とするため必須ではありません笑。
この画像のように突起ができるようにカットしてしまうとケースを傷つけてしまう場合があるので、突起ができないようにカットするのも一つの手です。
サイズを合わせた場合はこんな感じになります
また、ケースのサイズに寄ってはこの画像のようにジャストサイズのメッシュパネルも存在する場合があるので、これからケースを買って網固定を考えている人はメッシュパネル・ケースのサイズを含めて選んでみるのも良いでしょう!
エフェクター固定方法まとめ: