エフェクターをエフェクターケース(エフェクトボード)に固定する際に、金具(豆カン)を使う方法を見て行きたいと思います。
エフェクター固定方法まとめ:

特徴
網固定同様最強クラスの固定力を誇る金具(豆カン)固定。
豆カン固定は、エフェクターケースの中でも底にマジックテープのメスがあらかじめ敷かれていない場合に使われます(もちろん、マジックテープのメスが敷かれてても使えます)。
豆カン固定をするためには、エフェクターケース本体にネジを入れることが必要なため敷居が高い部分がありますが、エフェクターのサイズ・重さによらず確実に固定できることと、マジックテープ同様、外からの見た目は非常にまとまりが良いものになるので、この先豆カン固定が廃れることはおそらくないでしょう。
- 固定力は最強クラス
- エフェクターに傷やマジックテープによる粘着がつかない
- エフェクターの大きさ・重さに依存しない
- 固定される側にある程度の厚さが必要なため、安物のエフェクターケースだとネジが突き出てしまう恐れがある
- エフェクターの配置換えが困難
- 配置換えをした際にエフェクターケースの底にネジ穴が残る(気になる人は気になる)
豆カンを購入しましょう
必要なものは豆カンとネジです。
この商品はネジが付属しているので、付属しているネジを使えばネジを買う必要はありません。
また、ネジ穴を決定する際の位置取りに便利なのがセンターポンチです。
無くても別に問題はありませんが、あると便利です。
昔はNobels(ノーベルズ)というメーカーがあり、エフェクター固定専用の金具で良い感じだったのですが、最近は見当たらないので無くなっちゃったかもしれません・・・。
豆カンを広げてネジで固定する
固定方法は、だいたい想像できると思いますが画像の通りです。
豆カンを広げた後、エフェクターの蓋についてるネジに豆カンを通し、後はエフェクターボードに直接ネジを入れます。
補足:エフェクターケースを自作する場合
中にはケースを自作する人もいます。
エフェクターを固定するためのベニヤ板(実際はベニヤ板では薄いので構造用合板とかになると思います)を別途購入する必要があります。
ベニヤ板の大きさは、自分のエフェクターの量に応じて選べば問題ないのですが、豆カンに付属されているネジの長さを考慮して、厚さは多少余裕をもったものを選んでください。
人によってはアクリル板を使ったりもするようです。こちらはホームセンター等で一度厚さを調べたらいいと思います。
持ち運び用にはセミハードケース(orソフトケース)を使いますが、このケースはあらかじめサイズが分かっているので、ソフトケースにおさまるようにベニヤ板はカットしてもらうといいでしょう。
エフェクター固定方法まとめ:
