アイロテックのマルチポジションベンチの上位版HPMのプレビューです。
基本性能はマルチポジションベンチと同じですので、この記事では無印との違いを中心に書いていきます!
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マルチポジションベンチHPMの基本情報
まずはさくっと基本性能から紹介しておきます。
アイロテック マルチポジションベンチHPMは、同社の無印のマルチポジションベンチの上位版となっています。
全体の高級感に加え、耐荷重が240kgから450kg、カール・エクステンションは60kgから80kg、その他細かい使い勝手などがグレードアップされています。
その分価格は少し高くなっていますが、耐荷重が十分であることと下半身のトレーニングなどを考慮すると、価格相応の性能を十分備えていると言えます。
マルチポジションベンチのプレビューはこちら:

メーカー:アイロテック
モデル:マルチポジションベンチHPM
価格:46,980円
重量:42kg
サイズ:幅69 x 奥 190 x 高136 cm
角度調整:バックシートは7段階、座面は自動調整
レッグカール・エクステンションアタッチメント付属
組み立てが必要。工具は付属していない
まずはそのその高級感に目を奪われる!
まずは何と言ってもその見た目のエレガンスさ!
フレームからシートにかけてブラックで統一されており、所有感が満たされること間違い無しです!
また、シートも無印に加えて厚みが増しており適度な弾力を持っています。
シートの厚みについては比較すれば一目瞭然ですね!
耐荷重は240kg→450kg、レッグカール・エクステンションは60kg→80kgにグレードアップ
そして見た目だけではなくスペックもグレードアップされています。
耐荷重は240kgから450kgに、レッグカール・エクステンションの耐荷重は60kgから80kgになっています。
フレームも明らかにごつくなり信頼感が抜群に。
レッグカール・エクステンションなんかは、ハードにトレーニングをしていけば60kgじゃ少し物足りなくなるかもしれませんが、その点も80kgになることでクリアしています。
アイソレーション種目のカール・エクステンションで80kgで追い込めたら下半身のトレーニングは相当捗るでしょうね。
カール・エクステンション時に体を支えるグリップが座面横に設置
そして、レッグカール・エクステンション時に体を安定させることができるグリップが取り付けられています。
普通マシンではこのグリップがあるため、無印では無かったのが逆に違和感だったかもしれませんが、これがあることで種目に集中することができますね。
パッドも明らかに太くなっておりただのスポンジではなくカバーがつけられているので、耐久性も向上しています。
レッグカール部分はロックピンで固定できレッグホルダーとしても使用可能
また、レッグカール部分はピンで動きを固定することができるので、レッグホルダーとしても使用可能です。
シットアップベンチとしても使えますし、ディクライン時に体を安定させるのにも使用できたりと、何かと使える機能ですね。
プリーチャーカールアタッチメントは付属「していない」
尚、無印では標準付属だったプリーチャーカール用のアタッチメントはHPMでは付属していません。
ここは注意ですね。
その他基本性能をおさらい
その他機能をおさらいしておくと、
・角度調整は当然ながらスプリングのワンタッチ
・バックシートは7段階調整で、ショルダープレスでも使える80°前後のほぼ直角も用意
・レッグカールのプレートホルダーは、レギュラーの28mmとオリンピックの50mm両方対応(オリンピックスリーブは付属)
・キャスター付で移動が楽々(HPMのみ)
という感じになっています。
総評☆☆☆☆
というわけで、アイロテックのマルチポジションベンチと比較してHPMのポイントを紹介しました。
確かに安くはありませんが、やはり価格アップ分だけのグレードアップはしっかりなされているという印象です。
そもそもインクラインベンチは何台も何台も買い替えるものではないので、どうせ一つ買うなら十分な耐荷重が兼ね備えているに越したことはありませんね。
また、カール・エクステンションのアタッチメントがついており下半身のアイソレーション種目が行えるというのも重要なポイントです。
耐荷重が80kgになったことで、後はスクワットができれば下半身のトレは基本的には万全じゃないでしょうか?
高級感あり所有欲を満たせるということで、評価は☆4とさせていただきます。
参考になれば幸いです!
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