ホームトレーニング用品メーカーの王様であるアイロテックは、パワーラックだけでもコストや性能別にいくつか製品を出しています。
この記事ではそれぞれのパワーラックの特徴をざっくりと紹介していきたいと思います!
455:アイロテック最安モデル!しかし耐荷重は250kgと十分
まずは455。
アイロテックの中で一番安価なパワーラックになります。
セーフティは貫通式と機能面を少し犠牲しているものの、耐荷重に余裕を持たせたモデルです。
セーフティの高さ調整が貫通式というのが気にならないのであれば、コスパは一番良いモデルですね。
ラットプルオプションがあり後から取り付けることができるので、お金に余裕ができたら是非追加したいオプションです!
メーカー:アイロテック
モデル:455
価格:49,990円
サイズ:幅116cm x 奥118cm x 高210cm
重量:77kg
耐荷重:フック・セーフティー250kg、チンニングバー120kg、ディップバー150kg
マルチパワーラック:中堅価格・耐荷重は控えめだが標準でラットプルなど機能重視!
お次はマルチパワーラックです。
マルチパワーラックは6万円という中堅価格ながらセーフティバーのワンタッチ高さ調整やラットプルオプションがついていたりと機能重視のパワーラックとなっています。
しかし、耐荷重は本体200kgと控えめなのに注意です。
と言ってもデッドリフトを床引きでするとすれば、スクワットを200kgで行うのは相当なレベルなので普通の人にとっては耐荷重は十分かと思います(ベンチプレス200kgは怪物です笑)。
余裕を持たせたい場合はちょっと物足りないですね。
メーカー:アイロテック
モデル:マルチパワーラック
価格:59,980円
サイズ:幅116cm x 奥145cm x 高219cm
重量:82kg
耐荷重:200kg、チンニングバー180kg、ラットプルダウン90kg、ディップス80kg
V-MAX:中堅価格・オプションなど機能面は抑えて耐荷重重視350kg
アイロテックの中では有名?な印象のV-MAXです。
マルチパワーラックと同じ価格で、マルチパワーラックは機能重視ならばV-MAXは耐荷重重視という風に差別化されています。
価格で考えればかなり十分な耐荷重ですが、ディップスバーやラットプルオプションはありません。
セーフティは貫通タイプなので、良く言えばコスパが良く非常に十分な耐荷重ですが、悪く言えば中途半端なモデルですね。
オプション類を購入する予定が無くセーフティの脱着が貫通でも気にならない場合は、耐荷重は十分ですので一生使えるパワーラックでしょう。
メーカー:アイロテック
モデル:V-MAX
価格:59,980円
サイズ:幅115cm x 奥111cm x 高210cm
重量:90kg
耐荷重:フック・セーフティ350kg、チンニングバー200kg
HPM:機能・耐荷重両方を備えたアイロテックのハイエンドモデル
パワーラック単体ではこれが最後になります。
アイロテックの一番高機能なハイエンドモデルのHPMです。
アイロテックのパワーラックの中では唯一の着脱式のセーフティで高さ調整のストレスがかなり少ないでしょう。
耐荷重は堂々たる450kgで十分すぎます。
また、ディップスバーは標準で付属、ラットプルオプションも設定されています。
メーカー:アイロテック
モデル:HPM
価格:83,160円
サイズ:幅116cm x 奥134cm x 高201cm
重量:約106kg
耐荷重:450kg、チンニング200kg、ディップス150kg
マスキュラーセットR140/140
最後はパワーラックセットである、マスキュラーセットR140/140です。
セット内容は以下の通り
- マルチパワーラック
- バーベル140kgセット
- マルチポジションベンチ
R140と140の違いは、Rがついたほうはラバーバーベルセットで、無印は普通のアイアンセットとなります。
そもそもマルチパワーラックを購入したく、ダンベル・バーベルセットも何も持っていない方にはおすすめですね。
ちなみに、単体で揃えた場合との価格差は4,000円とあまり変わらないので、同様のセットを自分好みに揃えても価格はそう変わりません(例えばパワーラックはHPMにするとかそういう話です。)。
メーカー:アイロテック
モデル:マスキュラーセットR140・140
価格:129,910円(R140)、120,960円(140)
サイズ:幅116cm x 奥145cm x 高219cm
重量:82kg(ラック)
HPMが一番おすすめ!
で、結局どれが一番おすすめかですが・・・HPMが絶対におすすめです!
理由は以下。
- セーフティが脱着式で簡単に高さを変更できる
- 耐荷重に十分な余裕を持っている
- ラットプルオプションがある
セーフティの高さは結構頻繁に変えるので着脱式が楽!
まず1つめですが、パワーラックでは比較的様々な種目を行うので、セーフティの高さを変える頻度というのは意外と多いです。
高さを変えるたびにいちいちあの長いセーフティバーを抜き差しはめんどくさいですし、単純に金属のこすれる音が不快だと思いますね・・・
あとは、抜き差しのときにメッキがはがれてぽろぽろなど笑。
ホームトレーニングは個人で行うため、安全面にはより気を付けたい
2つ目は、耐荷重ギリギリでトレーニングするよりかは、重量に余裕があったほうが単純に安心だからです。
ホームトレーニングは個人で行うので、万が一があっては絶対にいけません。
ウェイトトレーニングは高重量を扱うので、万が一があるとそのまま死に至ることもありますので・・・
ラットプルオプションがあると種目の幅がめちゃくちゃ広がる
ラットプルオプションは何もラットプルダウンだけではなく、ケーブルトレーニング全般を行うことができます。
例えば上腕三頭筋のプッシュプレスや、大胸筋の収縮種目のケーブルクロス、ケーブルレイズやらシーテッドローやら、腹筋のケーブルクランチやら・・・言い出したらきりがないのですが笑。
ホームジムを構築するということは、言い換えればジムでのトレーニングをほぼ捨てるということです。
せっかくホームジムを作ったのにジムに行かないとできない種目があるとホームジムを作った意味となりますよね笑。
まとめ:とか言いつつどれもコスト性能のバランスがとれユーザーにあったものを選べます!
最後はかなりHPM推しになりましたが笑、基本的にはそれぞれのパワーラックが価格含めていい感じに差別化されているので、自分の好みに合ったものを購入すればOKです。
ただ一つ言えることは、パワーラックは基本的には買い替えるものではないので、価格よりかは長期的に見て満足が行くものを選んでください!
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