トップケースを購入してから積載量という面では困ってなかったのですが、トップケースに全部詰め込んでたら財布やカメラ・飲み物などの小物類を出すのにいちいちトップケースを開けて漁る必要がありだるくなったため、タンクバッグを購入です!
とりあえずいろいろ吟味した結果、ジビ(GIVI)のタンクロックST603を購入。
後はタンクロックを取り付けるために必要なイージーロックBF05も合わせて購入です。
おすすめのタンクバッグ:

ジビ(GIVI) タンクロックST603とイージーロックBF05を購入
まずは今回の購入品の基本情報の紹介です。
購入したのはGIVIのタンクバッグのうちイージーロックを採用したタンクロックST603です。MD604の後継モデルです。
容量は最大15Lで、ラインのナップの中では真ん中の大きさです。と言っても次に大きいのは25Lとかアドベンチャーに使うサイズであって、15Lでも後の写真でわかるようにまあまあでかいです笑。
あとは、タンクロックを車体に取り付けるためのイージーロックも同時購入。
これは車種別に用意されており、ヤマハ車の場合はBF05ですね。
価格はタンクロックが11,250円(定価は17,500円ですねー)、イージーロックが2,250円で、合計13,500円ですね。結構するなあ・・・笑。
メーカー:ジビ(GIVI)
モデル:タンクロックST603
価格:12,000円
容量:最大15L(おそらく標準時約10L)
サイズ:底部縦335 x 底部横280 x 高さ260~310(mm)
最大積載重量:2kg(一応、笑)
メーカー:ジビ(GIVI)
モデル:タンクバッグ用イージーロックBF05
価格:2,300円
商品本体の機能紹介と付属品
まずは本体の機能紹介やら付属品やらからです。
まず何と言っても大きな特徴は、ワンタッチで取り外しができるイージーロックシステム!
まずなんと言っても大きな特徴は、ワンタッチで取り付け取り外しができるイージーロックシステムですね。
上の動画を見ていただければわかりやすいと思いますが、タンクバッグの裏とタンクについたフランジでワンセットの着脱機構がついています。
マグネットなどを一切使わないので、取付け部周辺は非常にすっきりです。
レインカバー、ベルト、コインホルダー、タンクロックアタッチメントが付属
付属品は以下の通り。
・タンクバッグ本体
・汎用フランジ(タンクに取り付けるやつ)
・レインカバー
・セーフティベルト
・カードコインホルダー
中は二層に分けられている
中は上下に分けられているので、結構使い勝手は良いと思います。
真ん中はメッシュで分けられており、私はGIVIのトップケース用インナーバッグを別に持っていますがそれと同じですね。
チャックで容量を上げることができる
外にあるチャックを広げてあげると容量を増やすことができます。
具体的に何リットルが何リットルになるかはわかりませんが、最大15Lとのことですのでマックスまで開いた状態が15なんでしょう。
まあ写真でもわかるように、割と容量拡大してますね笑。
ちなみに、実寸で5cmぐらい高さがアップしています。
横と縦が縦33.5cm x 底部横28cmですので、4.7L増加ということになるのかな?
ということは元々は10Lぐらいか。
裏からスマートフォンを入れることができるが実用には向いてない
カバーの真ん中に透明なビニールが使われているので、ここにスマートフォンを入れることができます。
アクセスは裏からという感じですね。
ちなみにこの位置ですが、足の間を見下ろすような位置にありますので、走行中にこのスマホを見るのは正直危ない気がしますね・・・
スマートフォンは普通にスマートフォンホルダーを使うのが無難そうです。
カードコインホルダーをつけることができる
元々画像で存在は知っていたのですが、どういう感じなのか気になってたところ、カードコインホルダーはマジックテープがついたベルトで本体の留め具に引っかけケースに被せる感じになっています。
スマートフォンは現実的に入れて見るというのは難しそうですので、もう常にこのカバーをかけとくので問題無いと思います。
充電コードを通せる穴が地味に便利!
タンクバッグ前面の下には充電コードを通す穴があります。
これがなかなか機能的でして、、、充電コードだけシート下にでも忍び込ませておけば、例えばカメラやモバイルバッテリーなどを走行しながらタンクバッグ内で充電するといったことが可能になります。(もちろんUSB電源がある場合に限りますが)
スマートフォンの充電はこれまででもホルダーに取り付けながらできたのですが、他のものは置く場所が無いので走行中の充電はできませんでしたので!
まあ、モバイルバッテリーあれば実際必要無いと言えば無いのですが・・・キャンプツーリングに行くときとかはいいかもしれませんね!
脱落防止のセーフティベルトはショルダーベルトにもなる
商品の機能で書くべきことの最後はセーフティベルトです。
このセーフティベルトは、万が一の脱落防止且つ取り外し時のショルダーベルト的な使い方をすることができます。
ちなみに、取説でステムの下を通すような固定方法の図がありますが、文章では可動部には固定するなとあるのでダメな図なんでしょうね。わかりにくいわ!
上のハンドルバーに固定する感じはOKです。
取り付けと取り付け後の見た目
次はタンクバッグの取り付けと見た目です。
購入前にいろいろ調べましたが良い感じの写真が少なかったので、見た目の参考になればと思います。
取り付けには車種別のイージーロックが別途必要
はじめの基礎スペックのとこでも書きましたが、タンクロックを車体に取り付けるには別途車種別の「イージーロック」が必要になります。
タンクロックの付属品にもそれっぽいものがあるのでどうやって使うんだ?とはじめ思いましたが、下の画像(取説)のように別途購入するイージーロックを上から挟む形になります。
ちなみにこのイージーロックを取り付けに使うボルトですが、公式の取説ではネジ緩み止め剤(中強度)を使用してくださいとのことです。
イージーロックを取り付けた画像は下のような感じになります。
なんかティーカップの台が乗ってるような感じですが、まあまあそこまで外観を損ねてはいないのではないでしょうか、、、
15Lだとやはりまあまあでかいが、個人的には割とスタイリッシュで好きです
次は取り付け後の見た目です。
ご覧のとおり、結構でかいです笑。
横からはこんな感じです。まあ、でかいですね。
けどタンクバッグ特有のマグネットが入ったベロが無いため、個人的には結構すっきりしててこれはこれでありかな?という印象です。
また、一般的なタンクバッグってだいたい長方形のタイプが多いですが、こちらは適度に丸みやらがあるので、デザイン自体優れている気がします。
後は、ツーリング先でバイクだけの写真を撮る場合、このタンクロックならば一瞬でバッグを外せる上に、外した後の台座もそこまで目立たないためその点はシートバッグよりかは楽かもしれませんね。シートバッグの場合は固定用のベルトが残るので。
それより、そもそもつけっぱなしでも結構「アリ」な見た目だと思いますけどね!
SSでの使用はたぶん無理
跨って横から写真を撮るとこんな感じです(身長177cm、タンクのチャック全開状態)。
まあシート高にもよるのかもしれませんが、FZ1の場合はほぼお腹らへんまでタンクバッグが来ており、伏せてスクリーンの中に身をひそめるということができなくなりました。
実際につけてみないとなんともですが、おそらくSSでの使用は無理でしょう。
容量の小さい5Lや4Lのものもあるので、使用するとすればそちらかなーという印象です。それらの高さは20cmとか17cmです(ST603は通常時で26cmですね)。
とはいえやはりハンドルが低ければ邪魔には変わりないので、その場合はSS系のスタイリッシュなシートバッグのほうが良いのかなー?とも思いますけどね。

シートバッグと同じぐらいの容量のため十分な積載量!機能も見た目も抜群に良い!
長くなりましたが、最後は実際の使用した感想です。
はっきり言って見た目、機能共にめちゃくちゃおすすめできるタンクバッグです!!
15Lでは日帰りから一泊ぐらいも可能
さて、最後は15Lという容量についてですが、はっきり言ってタンクバッグとしては十分でしょう!
そもそも私はシートバッグの使用経験を踏まえてシートバッグでは10~15Lぐらいの容量を薦めていたのですが、ST603の場合は最大15Lなのでまさに日帰りツーリングぐらいではジャストな容量です!
荷物が少ない人なら一泊も可能なんじゃないですかねー。
私の場合は、本来の目的であった財布やカメラ、飲み物などの小物類、マップルなどをトップケースを漁らずにすぐ取り出せるようになったのでまずそれだけで大満足です。
とりあえず日帰りツーリングを想定して荷物を入れてみました。
上の層:付属レインカバー、カッパ
下の層:ツーリングマップルR(少し大きいやつです)、水筒、財布、メガネケース(マップルの右下に写ってるやつ)
という感じです。
後はこの写真を撮るのに使用した一眼カメラを入れるスペースも残っているので、私が想定していた使用用途は十分クリアということになりました。
チャックを広げずこれだけ入れれるので、広げたらもう少し入りそうですね!
荷物少ないならタンデムも困らない?
後は、私はトップケースを取り付ける際はヘプコ&ベッカーのスピードラックを使用していたため、リアシートを潰すことになりタンデム時の積載に地味に困っていたんですよね。
パニアはあるのですが、それを使うとすり抜けなどで邪魔ですし・・・
そこでこのタンクロックですよ。
そこまで大量に荷物を積まないならば、タンデムでも十分問題無い容量だと思います。
これならば、タンデムで軽く日帰りツーリングに行く場合の準備に手間取らなくなって、非常に嬉しいですね!
やはりバイクの醍醐味と言えば、「思いついたらすぐ飛び出せる気軽さ」なので、そこらへんがクリアしたと考えるとめちゃくちゃ良い商品ですね。
小銭入れが胸元にあるため、料金所や駐車場での対応が非常に楽になった
後は、地味に助かるのが付属品の小銭入れです。
ツーリング先で駐車場や有料道路の料金所を通過することって結構ありますよね。
はっきり言ってバイクの場合はそれがめんどくさかったのですが、小銭入れのおかげで対応が非常に楽になりました。
千円札をツーリング前に一枚入れとけばだいたい困ることはないでしょう。
後は、通行券や駐車券をさっとしまえるのも非常に機能的だと思います。
【追記】完全に伏せることはできなくなったが、ヘルメット下からの風の巻き込みがなくなった
サイズがそこそこあってスクリーンの中に伏せることができなくなったというのは先ほど書きましたが、これが思わぬところで良い効果も発揮してくれました。
元々は、風にあたらないようにスクリーンの中に身をひそめても、ある程度速度が出ていたら胸元が結局スカスカなのでそこから風の巻き込みが激しかったんですよね。
そのため、本当にそういったヘルメットの風切り音を抑えるならかなり深く伏せないとだめだったのですが、タンクロックをつけてからはヘルメットの真ん中から下がスクリーン内におさまってくれれば風切り音がしなくなりました。
これは、胸元がタンクロックで覆われていることで、タンクロック自体が風防になって顎付近からの風の巻き込みがなくなったからと考えられます!
完全に伏せることはできなくなりましたが、ヘルメットの下半分をスクリーンに収めるぐらいなら伏せることができ、このくらい伏せればかえって以前より風切り音が気にならなくなったのは思わぬ誤算でした!
ちょっと文章だけで伝わりにくいかもしれませんが、参考に笑。
カップ部分は補修部品として追加購入可能
先程説明にも出てきましたが、タンクバッグに付属しているカップは別売りで補修部品として単品で購入が可能です。
品番はZT480F、4000円ぐらいするのでちょっとお高いかなという感じですorz。
シートバッグに拡張できるアタッチメントも別売りされている
リアシート用のアタッチメントが別売りされており、タンクバッグでもシートバッグとしてでも使うことができます。
シートバッグをワンタッチで取り外しできるというのは便利かもしれませんね。
ダイヤルロックも同時購入で盗難対策!
気休め程度ですが、ダイヤルロックを一緒に買っておけば盗難対策になると思います。
ダイヤルロックで調べたらいろいろ出ると思いますが、基本的にはどれでもOKです。
ただコードを通す部分が小さい(セーフティベルトやカードコインホルダーをひっかけるプラスチックのわっかです)ので、必然的に細いやつを選択することになると思います。
後は、長さが短すぎるとハンドルにかけれないので、そこも注意してください笑。
ちなみに私は以下のものを購入しました。価格の割に意外としっかりした作りで良い感じでした!
※が、ちょっとロック部が大きかったので、取り外しでカツカツとタンクに当たる感じですので、もう少し小柄なタイプがおすすめかもです^^;

まとめ:はっきり言って買ってよかった
というわけで、思ったより長くなってしまいましたがジビのタンクロックST603のレビューでした。
結構値は張りますが、はっきり言って買ってよかったです。
シートバッグもおすすめだったのですが、ここで改めてタンクバッグを使い始めると、タンクバッグの威力を思い出しましたね笑。
バイクって、なんやかんやまず一番欲しい機能といえば、「小物類の収納」だったのかもしれません笑。
手元でそれらができるようになるので、やはりタンクバッグは最強と言わざるをえないか、、、
後は、やはり見た目のスタイリッシュさも考えると、価格以上の満足感は間違いなく得られると思いますね。
まあ、もう当ブログでも何回も言いましたが、ちゃんと機能を満たしたものであれば購入して後悔することはまずありませんからね笑。
というわけで、ここらへんで!
おすすめのタンクバッグ:

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