ワイルドフィットのアジャスタブルダンベル24kgセットを購入したので、隅々まで徹底解説したいと思います。
ちょっと(というかかなり?)長いですが、この記事一つでアジャスタブルダンベルの仕組みから導入することで得られるメリットなどアジャスタブルダンベルの全てをわかるように心がけています。(不明点があればコメントで気軽に聞いてください)
ちなみに、デメリットはありませんでした(笑)
重量変更の様子らへんも動画を交えつつ紹介していきます。
おすすめのダイヤル式アジャスタブルダンベル:
ワイルドフィット アジャスタブルダンベル 24kgを購入
というわけで、念願だったアジャスタブルダンベルを購入しました。ワイルドフィットの24kgセットで、だいたい3万円ちょいぐらいでしたが、結構売れ筋のようでワイルドフィットに在庫が無い時はなんか別の業者が47,000円で販売しています(やり方がこすい)。販売ページは同じのようですが・・・
この記事では、アジャスタブルダンベルの全てがわかるよう思いつく限りのことを書こうと思っています。
アジャスタブルダンベルの購入を検討している方や、気になってる方にその魅力を伝えて購入の後押しをできればと思っています!
以下基本スペック
メーカー:ワイルドフィット
モデル:アジャスタブルダンベル 24kg
サイズ:幅43cm x 奥23cm x 高17cm
重量調整:15段階
重量(kg):2.5, 3.5, 4.5, 5.5, 6.5, 8, 9, 10, 11.5, 13.5, 16, 18, 20.5, 22.5, 24
41kgではなく24kgに、そしてパワーブロックを選ばなかった理由
ダイアル式アジャスタブルダンベルには、24kg以外にも41kgのものがありますが、なぜ24kgを選択したか、またパワーブロックのようなピンロックタイプではなくなぜダイアル式を選んだかについて説明します。
価格が安い
まず一つ、価格が安いということです。
40kgセットを購入しようと思った場合、ワイルドフィットでも5万円弱するので、まとまった金が用意できない貧乏トレーニーにはかなりきつい出費です(汗)。
類似品ですと、ワイルドフィットの24kgセットに数千円プラスして40kgセットも購入することができるようですが、とりあえず一つ目は有名メーカーで信頼あるものを購入したかったというのもあります。
バーベルもあるため、ダンベルの重量は24kgあれば十分
私の場合、自宅でバーベルを使うことができるので、メイン種目は基本的にバーベルで行っています。
そのため、ダンベルでは2種目目以降のトレーニングで使うわけですが、2種目目以降の場合だいたいアイソレーション種目なので重量は24kgもあれば十分です。(ダンベルベンチプレスのみ現在30kgでセット組んでるため、アップ含め24kgまではアジャスタブルダンベルで、30kgだけプレート可変式で重量を作るという形になります。)
私はバーベルがあるので24kgでも十分ですが、ダンベルトレメインの場合は40kgが必須ですね。
ピンロック式のパワーブロックではなくダイアル式を選んだのは重心の位置
数秒で重量を変更できるダンベルとして、他にもピンロック式のパワーブロック(もしくはその類似品)があります。
ダイアル式を選んだ理由としては、普通のプレート可変式ダンベルや固定式ダンベルにより重心が近い構造をしているからです。
パワーブロックは、ウェイトがグリップ部を回り込むように配置されているため、コンパクトな形状をしている一方重心がグリップ部より若干外れた位置にきます。
プレス系の種目では問題ありませんが、カール系やレイズ系などではパワーブロックが回転しようとするのを前腕の筋肉で抑える必要が出てくるため、対象筋を追い込む以前に前腕が疲労することが考えられました。
一方ダイアル式のアジャスタブルダンベルは一応普通のダンベルに近いウェイトの配置をしているので、こちらのほうがサブ種目で使うなら使いやすいかなと考えました。
商品開封
というわけで、商品レビューの儀式的なものですが商品到着から開封の様子をお伝えします。
ダンベルのサイズが結構大きく、プレート可変式ダンベルと異なりばらばらにできるものでもないので、段ボール二つで届きました。
24kgでこれだと、40kgだと配達も大変そうですね(汗)
梱包は発布スチロールを利用していました。
ダンベルの形に切り抜かれていて、これなら傷とかも心配なさそうだなーという厳重さでした。かなり好印象です。
中には本体と、取扱説明書(英語)、使用上の注意が書かれた紙が入っていました。
ダンベルは台座に設置された状態で梱包されているので、開封して外にだしたらすぐ使えるようになります。
取説・使用上の注意の内容
使用上の注意の内容としては、
・ジムや施設などで不特定多数の人が使用する場合は保証対象外
・初期不良があり返品交換する場合は到着から8日以内
って感じです。
英語の取説についてはたいした内容は書いてなかったので割愛。
細部をチェック
細部をチェックしていきます。
プレートは樹脂カバー?で金属粉などは出ず質感は○
まずは全貌。プレートは台座に置かれてるだけなので取り外し可です。引っ越しとかで持ち運びが重くて大変な場合はプレートでばらして持っていけばいいと思います。
プレートの下が平らになっているので、ダンベルを床に置いたときは常にロゴ面が上を向くようになります。よって、台座に戻すときに向きを気にする必要は基本的には無いでしょう。
プレートは、プラスティックというか樹脂製のカバーかなんかつけてるのかな?金属って感じがせず、金属粉がぽろぽろとかそういうのは一切ありませんでした。結構質感はいいです。
大きさ30kgダンベルぐらい
プレート可変式ダンベルの大きさとの比較は気になるとこだと思います。とりあえず私が所持しているアイロテックのダンベルで比較します。
左側が40kgセットについてくるシャフト(長さ40cm)で20kg、右側が60kgセットについてくるシャフト(長さ45cm)で30kgです。
だいたいこれら二つの中間ぐらいの大きさかな?こんくらいの大きさなら普通に使う分には気にならないと思います。
ちょっとカール系の腕を「下ろしきる」と邪魔な感じもしました。下ろしきる場合スピネイトカールとかにすれば問題ないと思います。まあこれはプレート可変式ダンベルでも一緒ですね。
ちなみに、グリップ部が若干太いです。ですが普通に使う分には問題ありません。
私は特に何も感じませんでしたが、人によってはこちらのほうが握りやすいという人もいます。高文章で書くと、そんな気もしてきます・・・笑
台座に持ち手がある
台座には持ちやすいよう持ち手がついています。こういった細かい配慮が嬉しいですね~。
ストッパーのスイッチにはグリスが塗られている
次の項で書きますが、このアジャスタブルダンベルには、使用中にダイアルが回らないような構造になっています。
ダイアルを回すとき(というか台座に置かれた状態で)はスイッチが押されるのですが、そのスイッチの部分にはグリスが塗られていました。まあ摩擦が起きる部分なので当然っちゃ当然ですね。
重量変更方法と仕組みを徹底解説
実際に重量変更している様子を撮影したので上の動画を見ていただけるとわかりやすいと思います。
画像と文章での説明は以下に書いていきます。
左右のダイアルで重量を設定し引き抜くだけ
重量の変更方法はメジャーなのでご存じと思いますが、左右の外側についたダイアルを設定したい重量に合わせて、引くだけです。
ダイアルはクリック感があるので、中途半端な位置に設定されることはありません。
ちなみに、ダイアルは左右独立してるので、片側だけプレートをつけたりもできます。まあ使うことは無さそうですが(笑)
ウェイトを選択する仕組み(読み飛ばしてOK)
仕組みというか、構造ですね。ちょっと説明が難しいですが・・・使用には関係ないので読み飛ばしてOKです笑
まず、ウェイトには金属製の突起がついており、これに持ち上げるウェイトを選択するためのプレートの突起がひっかかることでウェイトが持ち上がります(上の赤丸)。フラッシュによる影の影響でツートーンみたいになってますが、突起は十分な大きさがあります。
さて、このウェイトを選択するプレートがどうなってるかといいますと、上のような感じです。
上の画像は赤い線でレーン分けのようにされてますが、レーンによって突起があったりなかったりしませんか?わかりやすいように(?)、突起が無い部分は青い丸で囲んでみました。この突起があるときはウェイトが持ち上がり、無ければウェイトはそのままというわけです。
ダイアルを回すとこのレーンがどんどん移動していき、設定重量に対応したウェイト選択用のプレートのレーンが下にくるわけです。
例えば、画像で下から二つ目のレーン(9kgのダイアルがあるあたり)にあるレーンは、全て突起があります。よってここでは全てのプレートが持ち上がる、つまり24kgのレーンですね。
その一つ下のレーンは、突起が何もありません、つまり一番軽い2.5kgのレーンになります。
と、このような感じです。
使用中にプレート脱落防止の機能搭載
動画の最後でも紹介しましたが、このアジャスタブルダンベルには動作中に誤ってダイアルが回りプレートが脱落しないような機能がついています。
具体的には、画像の白いスイッチを押したときのみダイアルが回るようになっています。
台座にはこのスイッチを押す突起がついているため、台座に置かれているときはスイッチが押されている状態になり、ダンベルを持ち上げるとこのスイッチがリリースされダイアルが回らないようになっているというわけです。
導入による自宅トレーニングの変化
以上長くなりましたが、ダンベル自体の解説でした。次はこのダンベルの導入で自宅トレがどのように変化したかを紹介します。
バーベルをメインセットの重量から作れるようになった
私は自宅にバーベルがあるので、バーベルとダンベルのトレーニングを行っています。
メイン種目にはバーベルを持ってくるわけですが、このアップもバーベルで行った場合・・・
1.20kgを作るのにバーベル10kgと5kgプレート2枚
2.5kgプレートを外して次は10kgプレートを2枚入れる
3.種目によっては15kgプレートに入れ替え、やっとプレートの重量を増やしていける・・・
のように、アップのためにプレートをいちいち入れ替える必要があります。
ですが、アジャスタブルダンベルでアップを済ませてしませば、バーベルはメインセットの重量をいきなり作ってしまえます。
この場合、プレートは重いプレートを内側に持ってくることができるので、重量を下げていくのもさほど手間ではありません。
バーベルとダンベルを同時に使えるようになった
次に、バーベルとダンベルを「同時に」用意しておけるようになったのもメリットですね。
例えば肩の日ですと、はじめにミリタリープレスでバーベルを使うのですが、次にサイドレイズ、フロントレイズ、そしてハンマーグリップダンベルベンチプレスをし、最後にシュラッグというメニューを組んでいます。
この場合、せっかくバーベルで高重量を作ったのに、その次のダンベルトレのために一度バーベルのプレートをばらさないといけないんですよね。
で、最後にシュラッグやるためにまたバーベルの重量を用意・・・となるとめんどくさくてシュラッグをさぼっちゃう日もありました。
しかし、バーベルとダンベルを同時に作ることができるならば、ミリタリーで用意したバーベルをそのままにしながらダンベルトレをして、最後のシュラッグではそのまま使い回しすることができます。これは非常に便利ですね。
他にも、バーベルがもう必要なくなったら、ダンベル種目のインターバルでちょっとずつ片づけなんてこともできます笑。時短ですね!
24kg以上が必要な場合も30kgだけ作ればOK
24kg以上の重さのダンベルが必要になった場合にも威力を発揮します。
私は現在胸は自宅でダンベルベンチプレスをメインに行っています。メインセットは30kgですね。
24kgまでの重量ではアジャスタブルダンベルで対応できるので、プレート可変式ダンベルで30kgを二つ作れば胸のトレで必要な重量は完了です。決まった重量を一つ作るだけならばそこまで手間ではありません。アップのインターバルにちょっとずつプレートを用意すればいいだけですので。
スーパーセット法やドロップセット法に対応
後は、スーパーセット法やドロップセット法なんかにも柔軟に対応できますね。
スーパーセットですと、同じウェイトを使う場合は筋力が弱いほうに重量を合わせる必要がありますが、アジャスタブルダンベルであれば重量はすぐ変更することができるので、それぞれの筋量にあった適正重量でトレーニングを行えます。
また、最後に追い込みにドロップセット法なんかも取り入れることができるようになりますね。
普段と違ったトレーニングを行えるようになるというのは、様々な刺激を筋肉に入れることができるようになるので、筋肉の成長を促してくれます。
トレーニングの最後に腕トレを気軽に入れれるようになった
私は腕の日を作ってないので、たまに背中の日のあとに上腕二頭のトレや、胸の日に上腕三頭のトレを入れるのですが、それぞれのトレが終わった後に更に腕のためにプレートをカチャカチャすることを考えると億劫になりかなりサボり気味でした・・・笑
が、アジャスタブルダンベルでは欲しい重量が一瞬で用意できるので、腕トレも最後についでにやろうかな!という気分にさせてくれます!
さながら固定式ダンベルセットが自宅にあるようにある気分になります。本当に。
時間が無い時はダンベル種目のみでさっとすることができる
時間が無いときにもちょっとトレーニングしたいってときにも大きな威力を発揮しますね。
だいたいのトレーニングはバーベルじゃなくてもダンベルで対応可能ですので、ダンベルの種目のみでさっとトレーニングを行うことができます。
だいたい3種目ぐらいならインターバル1分で30分ぐらいに終わらせることができます。これってかなり良いと思いませんか?
コンパウンド+アイソレーションの2種目とかなら15分ぐらいでさっと済ませることも十分可能だと思います。
まとめ
かなり長くなりましたが、とりあえず思いついたことを全部書きなぐってみました。
とにかく一つ言えるのは、「もっと早くから買っておけばよかった」です。それぐらい脅威的な威力を発揮してくれました。
結局トレーニングに集中するためには、トレーニング以外に必要なことをどれだけ消すことができるのか、が重要になってきます。
トレーニングをはじめる前から、あの面倒なプレートカチャカチャが待ってる・・・と思うと正直にはじめるのも億劫になりますよね。
ですが、アジャスタブルダンベルの導入では、思い立ったらすぐにトレーニングを開始することができるので、気軽にトレーニングをはじめることができます。つまりトレーニング頻度が上がる可能性が秘めているということです。
最後にさっとまとめたかったので、ここらへんにしておきますが、今回このトレーニング用品を導入して本当に良かったです。
もしこの記事を読んでピンときた部分があるならば、思い切って買ってしまうのがいいのではと思います。
間違いなく価格以上の効果が期待できます!
参考になれば幸いです!
おすすめのダイヤル式アジャスタブルダンベル:
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