さて今回は、「カスタム虎の穴2 ていねい整備編」のレビューです!
これまで書籍のレビュー関連の記事はあまりしていませんでしたが、なんやかんやバイク関連の本は購入してるのでこれからは少しずつそういった情報も放出していけたらなと思います!
カスタム虎の穴・通称カス虎の無印は私の中では結構バイブル的存在な漫画
いきなり2のレビューからになってしまいましたが、カスタム虎の穴には無印版がありこちらはもう何回も読み直してるぐらいの名著です。
2はその続編ということもあり、カス虎ファンの私は買わないいかないわけがない!ということで購入です。
さて、「ていねい整備編」のタイトルから個々の整備方法の解説や工具の使い方がメインの内容かと思いきや、、、そういった類の内容はほとんど無く、ざっくりと以下の2つの内容がメインの書籍でした。
- バイクの洗車方法
- オイルやグリス類の知識
想定していた内容とは異なりましたが、筆者が書きたい内容が伝わってくるようなものでしたので、そういった前提を頭に入れて購入するのであれば満足のいく本だと思います。
1巻は「整備の基本の考え方」・「洗車」・「バイクの保管方法」
1巻は、ざっくりと言うと以下の3つの内容になります。
- 整備の基本の考え方
- 洗車・清掃について
- バイクの保管方法
1巻の特にメインの内容は「洗車・清掃」になります。
「洗車」と「清掃」、どちらも整備の基本中の基本とも言え、1巻ではここを特に重点して取り上げてるといった感じになります。
洗車といえばシャンプー&水を思い浮かべると思いますが、この本では「普段から拭く」洗車方法を提案しています。
詳しくは本書を読んでいただければいいと思いますが、実体験・そしてバイクという構造的特徴を踏まえても筆者の考えには同意できますね。
しかし、私みたいなツーリングライダーの場合、結構な割合ですぐ泥汚れがつくので、結局シャンプー&水洗車は必須になるのですが・・・orz
2巻は「日常点検」・「測定具」・「グリス・オイルの知識」
2巻は、
- 日常点検
- 測定具の使い方(ノギスなど)
- グリス・オイルの知識
を扱っています。
特にメインの内容は、3つ目の「グリス・オイルの知識」です。
バイクではエンジンオイルから、金属類の摩耗を防ぐグリス類が様々な箇所で使われていますが、それらのベース知識について解説されています。
ベースと書いたのは、特に油脂類がどうやって「分類分け」されているのかについて重点的に解説されているからです。
エンジンオイルでどういう数値がどういうバイクに合っているとか性能に現れるのかとかそういう内容ではありません。
エンジンオイルについては当ブログでも実際に使用したものについてはレビューしており、実際にバイクに入れて体感すれば良いのか悪いのかはだいたいわかりますが、そもそもどういう分類分けがされているのかというベースの知識を入れておくのは、こういったバイクブログをやっていく私の場合そこらへんの知識を入れることができたのは良かったと思います。
まださらっと読んだだけなので、時間があるときにまたしっかりと読み込もうと思います。
2巻の最後に「to be continued」とあるので3巻も出るかも?
とりあえず現時点では2巻まで出ていますが、2巻の最後に「to be continued」とあったので、たぶん続編が出るのでしょう。
3巻以降どういった内容を扱うかによってていねい整備編全体の評価はがらっと変わりますが、とりあえずは2巻時点での所感を書かせていただきました。
また3巻が出たら購入次第この記事も修正しておきます。
万人受けする内容ではないが、筆者の信念のようなものが伝わった部分は良かった
先に2のレビューになってしまいましたが、時間を見つけたときに無印のカス虎のほうのレビューもしたいと思います。
内容については、結構好き嫌いが分かれるというか、筆者の考えを全面的に押し出した内容となっています。
特に2巻のグリスの話は結婚いろんな単語が出ているので、そういう知識を取り入れたいという意気込みが無いとちょっと読むのはしんどいかもしれません。
そんな感じですが、このレビューを読んで読んでみたいなと感じれば、満足のいく内容がしっかりと収まっていると思います。
あまり細かい内容は書いていませんが、一先ずこんな感じで!
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