写真を撮って、ふと前腕太くなっとるなーと思い、だいぶ前に買ったキャプテンズ・オブ・クラッシュ No.1(握力63kg相当)を握ってみると、普通に握れてしまいました。
というわけで、まあだいたい握力60kgとか65kgぐらいですね。これをクラッシュできるようになったトレーニングについて書いてみます。
久々にやったらキャプテンズ・オブ・クラッシュ No1(63kg相当)をフルクローズできた
動画撮ってみました。まあ面白くもなんともない動画ですが・・・
CoC自体はだいぶ前に購入していたのですが、閉じれる気配もないし握力を鍛えるモチベーションも特に無かったので放置してたのですが、久々に握ったら普通のクローズできたわけです。
ちなみにふと前腕を見たという写真は以下です。別に自分の前腕が太いとは思いませんが、角度によっては太く感じるときもあります。
キャプテンズオブクラッシュ、CoCは握力グリッパーの世界標準的なもの
キャプテンズ・オブ・クラッシュ(CoC:Captains of Crush)は握力グリッパーの世界標準的なもので、クローズするのに必要な握力に応じてナンバーが与えられています。
今回クラッシュしたNo.1は握力63kg相当です。握力127kg相当のNo.3以上をクローズできた人にはキャプテンズオブクラッシュを製造しているアイアンマインド社から認定証を受け取ることができるようです。
No.3をクローズした人は全世界で100人以上いるそうですが、2015年の時点で日本ではなんと7人しか認定を受けていないそうです。
販売されている中で一番強い握力が必要なNo.4(握力165kg相当)については、現在世界で5人しか認定されていないようです。
どうでもいい話ですが、このNo.3をハンマー投げで有名な室伏広治選手は初握りでクローズさせたようです。超人的筋力すぎます(笑)
参考までに、各ナンバーのクローズに必要な筋力です。
- No. 1:63kg
- No. 1.5:75kg
- No. 2:88kg
- No. 2.5:108kg
- No. 3:127kg
- No. 3.5:146kg
- No. 4:165kg
実は、前腕のトレーニングをこれまで一切していません
クローズできるように何か特別なトレーニングをしていたのかというと、実は全くしていません。
私はこのブログで筋トレ日記をトレーニング開始当初からずっと続けていますが、見てわかる通り前腕のトレーニングをトレーニングメニューにいれていません(一時期ちょっと入れてたが、結局メニューから消え失せた笑)。
じゃあなんでトレーニングしていないのに握力強くなったかというと、、、
ウェイトトレーニングでストラップを使わずトレーニングを続けたら前腕も次第に鍛えられる
前腕って当たり前ですけどバーベルやダンベルを握るのに必要なわけなので、トレーニングで扱う重量があがればそれに応じて必要な握力も高くなってくるんですよね。
私もウェイトトレーニングを続けていくうちに、使用重量もあがってきたので、それに合わせて自然と前腕も強化されていた、というわけです。
ちなみに、ウェイトトレーニングには使用重量の増加に伴い握力が追いつかなくなった場合に、「リストストラップ」や「パワーグリップ」などの握力補助用品を使う場合があります。
こちらを使ってしまうと前腕の成長を妨げてしまうわけですね。
私はリストストラップを購入したはいいものの、結局握力で対応できる重量でのトレーニングを続けています。デッドリフトは一応マックス180kgまであげることができますが、デッドリフトのトレーニングについてもリストストラップは使ったことがありません。
このため、前腕もしっかり鍛えられていたということになります。
強いて言うなら前腕の筋力アップに効果的だったと思う種目
ただ、これだけだと面白くない記事になるので、具体的に前腕強化に貢献していたかな?と思う種目を書いてみます。
デッドリフトはオルタネイトでいいのでストラップを使わずトレーニングする
デッドリフトは、とにかくオルタネイトグリップで良いのでストラップ類は使わずトレーニングするのが良いと思います。
というかデッドリフトの重量があがってきてノーストラップオーバーグリップで出来る人は存在しないでしょうね。いたら化け物です。
どうしても握力がしんどいのであれば、せめてメインセットの1セット目だけは極力ストラップ無しにしたほうがいいですね。
まあでも筋トレ初期からずっとストラップ無しでトレーニングしていれば、握力もついてくる・・・はず、、、(たぶん)
シュラッグはオーバーグリップでできる重量(重量上がってきたので今はストラップ使ってます)
バーベルシュラッグは、オーバーグリップでできる重量をメインセットに持ってきて、回数のほうを調整してあげるのが良いと思います。
私は100kg x 10レップぐらいは一応できるのですが、オーバーグリップで100kgのバーベルをホールドし続けるのは正直きついです。
なので、80kgとか90kgに下げてあげて、10レップにこだわらず限界回数で行うようにしています。
これが結構前腕にも効くので、握力強化になっていると実感しています。
たまに高重量の刺激を入れたい場合は、ストラップを使ってOKと思います。
ベントローなんかも極力ストラップを使わず(重量上がってきたので今はストラップ使ってます)
ベントオーバーローもストラップ無しが良いと思います。
私の場合ですが、今のところ握力が足りなくなると感じたことはありませんし、シュラッグのほうが高重量扱ってるので、今後も握力が困ることは無いと思います。
ダンベルカールなんかではしっかりと握ることを意識
ダンベルカールなんかも、握るの意識するといいかもしれません。
ダンベルベンチプレスなんかで重量が増えてきても結構前腕使います
ダンベルベンチプレスなんかもたまに入れると良い前腕の刺激になると思います。
動作中は別に前腕はそこまで使わないのですが、床に置かれたダンベルをスタートポジションに持っていくときに、使用重量があがってくると結構前腕にききます。
ダンベルベンチプレスは30kg x 2で行っていますが、まあ30kgのダンベルをいろんな向きを経由しながらスタートポジションに持っていくので、そりゃ前腕も使いますわな(汗)
更に強烈な刺激を入れたいならファットグリップを検討する
前腕に強烈な刺激を入れたいなら、ファットグリップがかなりおすすめです。
使用重量が下がるというデメリットはありますが、前腕に強烈に効きます。
一応買ったときのレビューを以下にしていますのでどうぞ。
【2020/4 追記】最近は対象筋にしっかりきかすことを集中したいときは普通にストラップは使ってます笑
久々に追記です。
最近はストラップは普通に使うようになっています。
ですが、ストラップを極力使わないようにすることで握力が勝手に強くなっていることは間違いありません。
ただ、トレーニングの重量が増えてくると、どうしてもストラップ無しだとトレーニングに集中する前に握力のほうが気になってしまったり、握力が理由でしっかりレップをこなせないなどの問題が出てきています。
ですから、対象筋にきかすことに集中したい場合などにはストラップは使ってあげるといいかと。
ちなみに私の場合は、背中のトレーニングの場合まずはじめにデッドリフトを行いますが、デッドリフトのメインセットは基本ストラップ無しで行っています。
メインセットを終えその後回数多めのセットに移る場合は普通にストラップを使います。
また、デッド後のベントローなどでも動作に集中したいのでストラップは使ってますかね。
肩の日にシュラッグをする場合は、最近はシュラッグはもう重量が結構重く、オーバーグリップでホールドし続けるのはほぼほぼ不可能ですので普通にストラップは使ってます。
一番はじめのメインセットだけストラップ無し、その後の追い込み用のトレーニングではストラップを使うとかがいいかもしれませんね。
【2020/4 追記】とはいえ普通に握力グリッパーで握力を鍛えてくのも早いですね
ちょっとトレーニー寄りの内容の記事になってしまいましたが、普通に握力を強くすることがメインならば、握力グリッパーで日々鍛えるのが一番手っ取り早いでしょう笑。
握力グリッパーには閉じる力によってラインナップが分かれてるので、何個か買ってみると良いと思います。
キャプテンズオブクラッシュではなく普通の握力グリッパーなら一つ一つ安いですしね!
まとめ
というわけで、CoCのNo.1をクローズできたのでご報告でした。
一応最後に前腕強化にノーストラップが効果的と書いていますが、握力は筋力だけではなく筋(健)の太さにかなり左右されるという話もあるので、人によっては同じようにノーストラップメインでやってくのがきつい場合もあるかもしれません。
ただ、ノーストラップを中心にトレーニングを行っていくのが有効なのは間違いないと思います。
もし興味を持った方は是非挑戦してみてください。いきなりクローズできたら普通にすごいと思います笑。
No.2をクローズできたら確実にりんごを握りつぶせるようになります。
私は、せっかくなので次のNo.1.5を購入してみようかな~と思っています。
まあ特に前腕のトレーニングを行わないスタンスはこれまで通りで、ストラップを使わないトレーニングを継続してこのまま前腕の握力もついてくればなあと思っています。
どうでもいい話ですが、動画撮影のために時間を置いて握りなおしたら、関節がパキパキと音を鳴らしていました、、、握力グリッパーに挑戦するときはしっかりアップをしてから行いましょうorz
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