霞ヶ浦、北浦、鹿島神宮、佐原周辺を日帰りツーリングしてきましたので、レポートです。
☆今回のツーリングルートの概要
今回のツーリングルートの概要は上図のようになります。
行きは常磐自動車道土浦北ICを降り、その後下道、そして帰りは東関東自動車道、佐原香取ICに乗るというルートで、首都圏からアクセスしやすいルートになっています。
下道の距離が90kmほどと、比較的短距離なツーリングになります。
今回は、守谷SAに午前9時半集合、10時出発し、帰りは道の駅水の郷さわらを夕方ぐらいで解散したので、朝はゆっくり、夜は早めのツーリングとなりました。
☆霞ヶ浦
常磐自動車道、土浦北ICを降り霞ヶ浦方面へ進むと国道125号に出ます。
道なりにひたすらまっすぐ行くと、国道354号にそのまま接続され、ほどなくして右手にレンコン畑、そしてその先に霞ヶ浦が見えてきます。
ちょうどこのあたりで交差する県道118号で右折し、霞ヶ浦の方向へ向かいます。
霞ヶ浦沿いの道に入るには、畑の間の農道を通る必要があります。
この農道はフラットダートと舗装された道の両方があるので、舗装された道を見つけ次第右折して霞ヶ浦沿いの道に向かうといいでしょう。
霞ヶ浦の周りは一部を除いてほとんど道路で囲まれており、霞ヶ浦を眺めながら延々と走ることができます。
この日、対向車とたまにすれ違うも、かなり交通量は少なく、ライダー的にもかなり楽しめると思います。
☆かすみがうら市歴史博物館
霞ヶ浦を周遊してると、山側に城のようなものを発見したので、行ってみました。
かすみがうら市歴史博物館という場所のようで、かすみがうら市に関する郷土資料館のようです。
博物館の見た目は城ですが、実際に過去にあった城跡を再利用したものではなく、比較的近代(1987年)に建築された城郭型建造物となっています。
城跡ではないことがわかったので、今回は入館せず写真だけ撮り後にしましたが、実際に訪れた人の感想によると、展示内容はなかなか充実しており、関連知識を持っていると非常に楽しめたとのことです。
近くにあるかすみがうら市水族館との共通券も販売しているとのことです(410円)。
また、近くには歩崎観音などもあります。
☆霞ヶ浦大橋
霞ヶ浦沿いの道を走っていると、大きな橋にたどり着きます。
霞ヶ浦を跨ぐ国道354号の霞ヶ浦大橋です。
橋を渡るとすぐに道の駅たまつくりがあるので、一休みしてはいかがでしょうか?
☆道の駅たまつくり
道の駅たまつくりは、霞ヶ浦大橋の脇に位置する道の駅です。
比較的小規模な道の駅ですが、霞ヶ浦でとれる食料を使用した特産ハンバーガーである「行方バーガー(なめがたばーがー)」を販売しており、なかなかおいしいので是非寄って食べてみてください。
行方バーガーはコイ、豚、ナマズ、鴨の四種類販売しています。
また、私が訪れたときは、JAF会員はメンバーカードを提示でソフトドリンクをサービスしてもらえました。
☆北浦
霞ヶ浦のすぐ近くには、もう一つ別の湖・北浦があります。
こちらも霞ヶ浦同様湖沿いに道路が敷かれており、周遊することができます。
道の駅たまつくりの後、鹿島神宮へ向かう予定でしたので、せっかくなのでこちらも通ってみました。
☆北浦大橋
北浦にも、霞ヶ浦同様橋がかけられています。県道186号の北浦大橋です。
☆鹿島神宮
北浦沿いの県道18号を進むと、鹿島神宮へたどり着きます。
鹿の文字からも想像がつきますが、鹿島神宮で鹿は神の使いとされており、鹿島神宮内では鹿の置物など確認することができます。境内でも鹿が飼育されています。
ちなみに、奈良公園にいる鹿は、昔奈良の春日大社創建時に鹿島神宮から移されたそうです。
尚現在鹿島神宮にいる鹿は、一度奈良に移された鹿を再び鹿島に移したそうです(もともといた鹿は絶滅してしまったとか)。
☆御手洗池
今回鹿島神宮に寄ったメインの目的はこの御手洗池です。
インターネットで御手洗池の画像を見たとき、綺麗だなと感じたのですが、場所を調べてみたところ茨城県で比較的近距離だったので今回のツーリングに組み込んだ次第です。
さっと撮ったのでアングルが少し雑ですが、次回時間があればもう少し凝った写真を撮りたいですね。
御手洗池の隣には小さな食堂があり、みたらし団子やアユの塩焼き、甘酒などが販売されています。
☆佐原
鹿島神宮から国道51号を進み佐原方面へ向かいます。
国道51号は市街地を抜けていくルートになるため、交通量が比較的多かったですね。
佐原は、「北総の小江戸」として有名で、小野川を挟み江戸の町並みを楽しむことができます。
小野川の左右の道路は一方通行ですが、二輪は除くとの記載があるので、良いポイントがあればバイクと写真を撮ってみるのも良いと思います。
この日は冬であったため、木の葉は落ちてしまい肌寒い写真となってしまいましたが、夏には江戸の雰囲気を感じさせる柳の木が映えます。
☆樋橋(ジャージャー橋)
樋橋(とよはし)は、小野川にかかる橋で、橋からは水がジャージャーと流れることからジャージャー橋とも呼ばれています。
日本音風景100選の一つ。
もともとは江戸時代にかけられた用水路として利用していた樋(とい、とよ)でしたが、その上を人が渡るようになり、昭和時代にはコンクリート橋にしたことで現在の形になりました。
現在放水は0分と30分の30分おきの5分間だけに限られています。
☆道の駅 水の郷さわら
ジャージャー橋の放水を見た後、すぐ近くの道の駅さわらに向かい、小休止したあと佐原香取ICへ向かい帰途につきました。
道の駅さわらは大きく二つの建物でわかれており、一つはフードコートと地元の特産品販売所、もう一つはお土産コーナーとなっています。
☆まとめ
今回は霞ヶ浦を起点とし周辺の観光スポットをいくつか巡りました。
東京からもすぐつく距離なので、首都圏にお住まいで軽く走りたいという方には霞ヶ浦周遊コースは非常におすすめです。
交通量が少ないので、天気さえよければいい写真が撮れると思います!
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