この記事ではバイク向けのおすすめライディングシューズ・ブーツを紹介していきます!
特にツーリングライダー寄りの意見で一足目におすすめのシューズ・ブーツという方向性で記事を執筆しています。
おすすめのシューズの紹介に合わせて、バイク向けのシューズ・ブーツはどういったものがあるのか、どういう選択肢があるのかについてもさらっと触れていますので、一通り読んでいただければだいたいバイクのシューズ選びの方向性が定まると思います!
- そもそもバイク向けライディングシューズって普通の靴と違ってこんな機能があります
- 難しく考えず、バイク用品メーカーで選べば間違いはありません!
- RSタイチ ドライマスターライディングシューズ:管理人は夏でも冬でも防水シューズ、ハイカットのBOAシステム採用のものを使っています
- エルフ シンテーゼ14/15:バイク向けシューズなら絶対に外せないザ・スタンダード!
- スニーカーのようなカジュアルなシューズもある【ガエルネ ライディングスニーカー ボヤージャー/ゴアテックス】
- 走りを意識するなら断然ロングブーツタイプ!【アルパインスターズ ラドンドライスターブーツ】
- オフロードバイクやアドベンチャーバイクに似合うブーツ!アドベンチャーツーリングモデルあたりが扱いやすくておすすめ!【フォーマ アドベンチャーロー】
- レトロ系やアメリカンにはレザーブーツやエンジニアブーツも似合う!【ヘンリービギンズ レザーブーツ・エンジニアブーツ】
- 紐靴の場合は、ゴム紐に交換するのがおすすめ!
- 油汚れや防水性能アップに防水スプレーがおすすめ!
- 雨の日にはレインシューズカバーで!とは言えツーリング頻度が高いなら防水シューズがおすすめです。
- まとめ:デザインが好みで歩きやすいもの、そしてできればワンタッチで緩められるものを一足目に選んでください!
そもそもバイク向けライディングシューズって普通の靴と違ってこんな機能があります
これからバイクライフを楽しもうと考えてる場合、まずそろえるべきバイク用品としてシューズはその一つです。
もちろん普段靴でもバイクには乗れるのですが、バイク向けシューズの場合しっかりとバイクでのことが考えられており、具体的に普段靴と異なる点としては以下のようなものがあります(必ずしも全て満たしているというわけではありません)。
- ステップからの振動を軽減し疲労を減らすようなソール
- つま先にシフトパッドがついている
- チェーンに巻き込み防止のために靴紐でないものが多い
- プロテクション性能が備わっている
- 転倒時にくるぶしを守るためハイカット
- 防水であったりメッシュであったり
- 後は用途(ツーリング、オン・オフサーキット、街乗りなど)によって種類がある
とはいえ基本的にはバイク用品メーカーから選べば上記のことは満たしているので、あとは気にするのはデザインぐらいなんですがね!
ちなみに上の写真はRSタイチのボアライディングシューズです。
難しく考えず、バイク用品メーカーで選べば間違いはありません!
バイク用シューズと一口に言っても実は結構いろんな選択肢があるのですが、とりあえずこの記事では一足目の購入を想定しているという前提で進めていきます。
一足目にバイクシューズを購入するのであれば選び方のポイントとしては以下を押さえておくと良いでしょう。
- 歩きやすい:一足目ならツーリングを想定する
- 安全性が確保されている:バイク用品メーカーで選べば基本的にはクリアしています
- デザイン:いろんなデザインがあるので気に入ったものを!
- 【かなり重要だった】着脱のしやすさ:ワンタッチで緩められるものがおすすめ!
- 【かなり重要だった】防水性:長期ツーリングを視野に入れてるなら絶対に防水がおすすめです
とはいえあまり難しく考える必要は無く、基本的にはバイク向けのブランドから選べば安全性とバイクでの必要な機能は普通満たされていますので、その中から歩きやすさ重視のモデルでデザインが気に入ったものを選んでいただければ失敗はありません。
なぜわざわざ歩きやすさを特筆したのかですが、完全にサーキット向けのブーツや、オフロード向けのブーツの場合、歩きやすさを犠牲にしつつもライディング時の性能やプロテクション性能を重視している場合があるからです。
レーシングブーツでツーリング先でハイキングなんてしたら完全に足を痛めますので、そのようなイメージを持っていただけるとわかりやすいでしょう笑。
天気のいい日を狙い撃ちでツーリングするなら夏ならメッシュ!冬なら防水!季節に合わせて2足用意しとくとグッド
とまあそんな感じで選んでいただければいいのですが、あといくつかこいうものがあるという紹介をしておきます。
まず一つは使用している生地で、季節に合わせて2足ほど用意しておくといろいろと便利です。
夏場のバイクは確実に足が暑く蒸れるので、メッシュ生地を使ったものを一足持っているのがおすすめです。
メッシュ生地なら走行中は走行風がメッシュ生地を通って足に当たるのでより靴の中を快適な環境に保つことができます。
一方その他の春秋や冬のシーズンについては、防水のものを選ぶのがおすすめです。
防水のシューズならば雨の日でもレインシューズカバー無しでもそのまま使えますし、何より防風機能も備わっており冷える時期でのシューズとして最適です。
最近のバイクシューズならば、メッシュでないなら防水のシューズが多いですね。
長期ツーリングに行く予定なら防水シューズがおすすめ
と書きましたが、長期ツーリングを想定しているなら絶対に防水シューズを選ぶのがおすすめです。
なぜなら雨が降るたびに防水シューズカバーを着るのがめんどくさいからです笑。
はじめメッシュシューズを選んでた管理人が言うのだから間違いありません笑。
夏も普通に耐えれるレベルです。
ローカットモデルもあるが、できればくるぶしがしっかり隠れるハイカットモデルが良い
安全性についてはバイク用品メーカーから選べば問題はないと私は考えていますが、それでも一つポイントを挙げておくとすればハイカットモデルを選んでおいたほうが良いです。
とりあえず一足選ぶのであれば、オールマイティーに使えるシューズのほうが理想と思います。
バイクに乗る以上万が一の事故は想定しておかなければなりませんが、事故時にくるぶしが露出していると、他の関節同様突出している部位は真っ先に地面などにあたり削れてしまう可能性があります。
ハイカットモデルの場合はこういったことが想定されてくるぶしを守るような意味があります。
街乗り向けのローカットモデルも最近は多いですが、一足目なら例え夏でもハイカットモデルを選ぶようにしてください。
ハイカットモデルならワンタッチで靴を緩めることができるのがおすすめ(BOA、バックル)
ハイカットモデルならワンタッチで靴を緩めることができるものが絶対におすすめです!
バックルのものや、最近だとBOAシステムがおすすめですね。
BOAシステムは、ネジのようにぐるぐる回したらワイヤーで靴がきつく締められていき、緩めるときはボタンを引っ張ればすぐに緩められます。
バイクの靴を脱ぐシーンといえばだいたい長時間走行するツーリングのあとですので、疲労がたまったときにいちいちくるぶし部分のベルトを外してとしてると結構めんどくさいんですよね笑。
両方使った上で地味に重要なポイントだと思っているので参考にしてください。
RSタイチ ドライマスターライディングシューズ:管理人は夏でも冬でも防水シューズ、ハイカットのBOAシステム採用のものを使っています
まずは管理人が使用しているRSタイチのドライマスターライディングシューズ(フープシューズ)です。BOAシステム採用の防水ライディングシューズになります。
2つタイプがありますが、私はスニーカーっぽいカジュアルなものを使用しています。
以前は、夏はメッシュシューズ、冬は防水シューズと使い分けていたのですが、夏に長期ツーリングをした際に雨の時にいちいちシューズカバーを着用するのが結構めんどくさかったので季節問わず防水シューズに落ち着きました。
当然防水シューズはメッシュシューズに比べて夏は足に熱は持ちますが、夏はどのみち全身が熱いのでそこまで気にはならないです笑。
ただし、汗は結構かいてると思うので、少なくともシーズンごとに洗うのがいいでしょう。
BOAシステムは特におすすめです。ハイカットのシューズでもワンタッチで緩めることができるので、ツーリング後の疲れたときでもすぐに靴が脱げて本当に楽です!
エルフ シンテーゼ14/15:バイク向けシューズなら絶対に外せないザ・スタンダード!
次はバイクシューズと言えば絶対に外せない、エルフのシンテーゼです!
シンテーゼはまざにザ・バイク向けシューズという感じで、バイクに必要な機能特徴は全て併せ持つような靴となってます。
私の中ではスタンダードともいえるような靴で、これからシューズを探す場合はこういうのがバイクに適した靴なんだという基準にするといいでしょう。
ライディングもしやすいのはもちろんのこと、歩きやすいシューズでもありますのでツーリング先の散策も負担になりません。靴を締め付けるのもバックルなので、着脱の手間はそこまで無いでしょう。
色の選択肢も豊富且つデザインもスタイリッシュな仕上がりですのでどのような服でも似合うでしょう!
靴を固定するのにはバックルを使用するので着脱が非常に楽なのもポイントです。
ちなみに、シンテーゼは13から16までありますが、
- 13:ローカットモデル
- 14:防水モデル(ハイカット)
- 15:メッシュモデル(ハイカット)
- 16:ボアシステム採用(ワイヤーをダイヤルで回して固定するタイプ)(ローカット)
という感じで、数字が新しい=最新というわけではなく特徴が異なる感じです。
選び方でも書きましたが、一足目ならハイカットがおすすめなので、あとは季節にあわせて14か15を選ぶのがいいでしょう!
スニーカーのようなカジュアルなシューズもある【ガエルネ ライディングスニーカー ボヤージャー/ゴアテックス】
バイクのシューズはコテコテな感じのものばかりではなく、スニーカーのようなデザインのものもあります。
ここでは個人的に私が見た目の気に入ったガエルネのライディングスニーカーボヤージャーを紹介しておきます。
ガエルネはイタリアの由緒あるバイク向けシューズ専門ブランド(特にオフロード向け)ですので品質の高さは間違いありません。
生地には防水のゴアテックスを使用したバージョンもあり、元々オフロード向けブランドということもありぬかるんだ道や小川を超えたりするようなシーンを想定したシューズを取り扱ってるガエルネにとっては得意分野そのものと言ってもいいでしょうね。
また当然ながらプロテクション性能も充実していることもあり、一足目と言わずにボロボロになるまで使い何回もリピートしてもいい一足だと思いますw
スニーカータイプと言えば、他にもラフアンドロードも出しており価格が少しお安くなってるのでそちらでもいいと思います!
走りを意識するなら断然ロングブーツタイプ!【アルパインスターズ ラドンドライスターブーツ】
ここからはブーツの紹介に移り、まずはオンロード向けブーツです。
オンロード向けブーツにはざっくりと2種類、
- サーキットを走る向けのガチガチのレーシングブーツ
- ツーリング向けのロングブーツ
がありますが、バイクのブーツを購入するのにいきなりレーシングブーツを一足だけ用意する人はまずいないと思いますのでここではツーリング向けのロングブーツを紹介しておきます。
違いは歩きやすさとプロテクション性能ですかね。レーシングブーツでツーリング先を散策なんて普通あり得ません笑。
とはいえロングブーツはやはり何よりも走りを意識しているのが特徴と言っていいでしょう。
また肌を覆う範囲もはじめに述べたものよりも広いので安全性もこちらのほうが高いです。
オフロードバイクやアドベンチャーバイクに似合うブーツ!アドベンチャーツーリングモデルあたりが扱いやすくておすすめ!【フォーマ アドベンチャーロー】
オンロード向けブーツの次はオフロードバイクやアドベンチャー系のバイクに乗っている人におすすめのブーツになります。
オフロード向けブランドと言えば、フォックスと先ほど出てきたガエルネあたりは絶対に外さないのですが、ここではあえてちょっと変化球でフォーマのブーツ、アドベンチャーローをおすすめしておきます!
理由は、ただ単にデザインが私の好みだからです笑。こういう記事を書くならば、執筆者が自信を持ってこれはかっこいいって言えるものを紹介するのが筋でしょう!w
オフロードブーツと一言に言っても、モトクロスやエンデューロ、トライアルにアドベンチャーツーリングなどいくつか種類がありますが、前者の3つのような競技向けのブーツは競技向けオンロードブーツ同様普段使いという意味では扱い辛いのが現状です。
ですので、もし普段使いやツーリングでオフロード向けブーツを選ぶのであれば、プロテクション性能もしっかり確保しつつ普通に歩くことも想定されたアドベンチャーツーリングあたりを選んでおくのが吉です。
競技向けのブーツの場合は、転倒などによるプロテクションや足首の関節の保護のため足首などがめちゃくちゃがっしりと固定されており、普通に歩くには扱いづらすぎるといった感じをイメージしてください。
プロテクションはほどほどにと言いつつ、元はオフロードブーツですので、林道やキャンプツーリング、雨の中の走行ももちろんへっちゃらなぐらいの「タフさ」を備えています!
何より、オフロードバイクの見た目にビシッとマッチするデザインがそそられますね!
ここでフォーマのブーツ・アドベンチャーに戻りますが、これもまさにアドベンチャーツーリング向けブーツという感じで、ラインナップとしてはハイタイプとロータイプの二つがあります。
バイクから降りたあとでも快適に歩けるよう設計されているのに加え、防水、そして高い透湿性で蒸れ大作もバッチシ、非常に完成度が高い一足となっています!
ちなみに、後々林道ツーリングにも挑戦しようと考えている私は、絶対にこのブーツを選ぶと今から決めていますw
レトロ系やアメリカンにはレザーブーツやエンジニアブーツも似合う!【ヘンリービギンズ レザーブーツ・エンジニアブーツ】
最後はクラシック・レトロ系のバイクやアメリカンタイプで似合うブーツです。
バイク向けシューズではレザーはよく使われるのでこのブーツだけが特別というわけではないのですが、まあレザーブーツとかエンジニアブーツです。
こういうタイプだとかなり普段靴に近いですね。
もちろんあくまで似合う可能性があるブーツというわけで、別にクラシック系はこのブーツを使わないといけないルールはありませんw
はじめに紹介したようなライディングシューズでももちろん似合いますよ!
ここでは、普通のショートブーツとエンジニアブーツの両方を扱ってるヘンリービギンズを紹介しておきます^^
紐靴の場合は、ゴム紐に交換するのがおすすめ!
バイク向けのシューズの場合基本的には紐靴ではないことが理想ですが、街乗り用など最近では紐靴のシューズも増えてきていますね。
とはいえやはりチェーンへの巻き込みが絶対に無いとも言い切れませんので、私は紐靴の場合はゴム紐に交換することを推奨しています。
ゴム紐は上の写真のようなもので、これなら靴紐がほどけることはありません。
また素材がゴムなので、伸縮性があり靴紐を緩めるという動作無しに靴の着脱も可能ですので非常に楽です(きつい場合は写真のプラ製の留め具で一度緩めます)。
絶対に交換しないといけないというわけではありませんが、万が一を考えると私は交換することをおすすめしておきます。
油汚れや防水性能アップに防水スプレーがおすすめ!
一応シューズ自体が防水であったり簡易防水であったりすることが多いのですが、防水スプレーも併せて購入しておくのがおすすめです!
走行中に降る突発的な雨対策にはもってこいですね。
また防水スプレーは、単に防水対策だけではなく油汚れなどの汚れ対策にもなり、シューズを長持ちさせるには必須です!
また、防水スプレー自体はバイク向けシューズに限らず、革靴からスニーカーまで普段使いする靴にも使えるので、バイク関係なしに一つ持っておくと便利です!
雨の日にはレインシューズカバーで!とは言えツーリング頻度が高いなら防水シューズがおすすめです。
バイクには雨の中の走行がつきものです。
防水シューズを選んでおけばそのままでも問題ありませんが、夏にメッシュシューズなどを履いている場合には、雨の日にはシューズカバーが必要になります。
これもバイク用品メーカー、例えばラフアンドロードあたりを選んでおけば問題ないでしょう。
はじめにも書きましたが、管理人ははじめメッシュシューズを使っていましたが結局季節問わず防水シューズになったので、ツーリングをがっつりする予定であればはじめから防水シューズを選んでおくのがおすすめです。
まとめ:デザインが好みで歩きやすいもの、そしてできればワンタッチで緩められるものを一足目に選んでください!
というわけで具体例をいくつか取り上げつつおすすめのバイクシューズについて書いてきました。
別にバイクシューズは一足しか買ってはいけないという決まりはありませんので(笑)、用途別はデザインなどを含めて気に入ったものがあればどんどん購入していけばいいと思います。
しかし、一足目に何か一つ選ぶのであれば、デザインが好みで歩きやすい、そしてワンタッチで緩められるシューズを選ぶのが私の経験からはおすすめです。
おそらく大半のライダーはツーリング目的でバイクに乗ろうとしていると思いますが、ツーリングでは目的地での徒歩散策はつきものです。
そういったときにあまり足の負担にならないものが良いというのが私の経験から言えることですね。
とはいえバイクシューズには用途にあった最適なものがそれぞれ用意されているので、自分の用途をしっかりとイメージ選ぶようにしてください^^
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