8月末に東北方面へ4日間のツーリングに行ってきたのでレポートしていきます!
人生初の東北ツーリングだったので、日数的にはちょっとキツキツでしたが今回は思い切って東北最北端まで行ってきました。
1日ずつのレポートになるので最北端の下北半島にレポートは3記事目になりますが、どうぞお付き合いくださいませ。
1日目:
2日目:
3日目:
4日目:
東北4日間ツーリング!4日間高速乗り放題のツーリングプラン一関スペシャルを利用しました
というわけで、東北4日間ツーリングにいってきました。
過去にも宮城山形らへんまでは行ったことはあるのですが、それより北にバイクで行くのは本当に初ですね。
親が旅行好きなので、一応47都道府県には旅行で小さい時に行ってはいるのですが、ほとんど記憶にないので・・・
なぜ東北方面に4日間で行こうと思ったかですが、二輪のツーリングプランで、8月限定で「バイクラブフォーラム一関スペシャルコース」という東北の高速4日間乗り放題のプランがあったので、これは行くしかないな!と思い行くことにしました。
東北の高速全てが乗り放題というわけではなく、太平洋側で尚且つ松尾八幡平までなのですが、せっかく北のほうまで行くのならもう最北端まで行ってしまおうではないかという感じでツーリングルートを組みました。
とりあえず仙台より北を中心に主要スポットを巡るようなツーリングルートに設定しました
東京から下北半島まで真っ直ぐ北にあがってもちょうど800kmぐらいの距離があります。
つまり、行って帰ってくるだけでも1600kmの旅程になるので、これを4日間で行こうと思うと正直かなりキツキツになります。
できれば2日目には先端まで行ってしまいたかったので、1日目は極力北を目指す形のルートにしました。
仙台ぐらいまでのまでは頑張れば1泊のツーリングで回ることが可能なので、今回はせっかく東北方面まで数日かけていくのであれば、数日かけないといけない場所を巡ろうという感じで、仙台より上を巡る感じのルート設定にしました。
1日目は、仙台まで高速、そこから太平洋沿いに石巻や気仙沼を経由し岩手県大槌町のライダーハウスあかぶを目指しました
というわけで1日目は、後の日程を楽にするためにできるだけ北を目指すようなルートにしました。
具体的には、仙台までは高速道路を使い、仙台からは太平洋沿いにひたすら北を目指すというルートになります。
1日目のゴールは、ちょっと(かなり?)無理して岩手県大槌町のライダーハウスあかぶで宿泊することにしました。
東京~仙台まで:約340km
仙台~ライダーハウスあかぶまで:約220km
なので、計560kmになります。
それにしても、仙台まで遠かった(汗)
東京朝6時出発から仙台まで弾丸で向かう
というわけでこっからレポートに入っていきます!
とりあえずお昼に仙台にはついていたかったので、そのくらいの時間になるように朝6時に出発しました。
そのあとはひたすら高速だったのですが、すごい猛暑だったので休憩は少し多めにとりました。
今回は4泊と中期ツーリングになりますので、さすがにパニアケースを使いました。
タンクバッグがあると小物類の出し入れが便利ですね。
今回のツーリングでタイヤの溝が完全になくなってしまったのですが、今写真を見返すとそもそもスリップサインまでそこまで猶予ありませんでしたね笑。
常磐道を使ったので途中福島原発の横を通る形になりました
今回は常磐道を通って行ったので、東日本大震災で現在稼働停止になっている福島原発の横を通っていく形になります。
2018年8月現在は、常磐自動車道は二輪含め全て通行可能となっています。
福島第一原発周辺は現在も帰宅困難区域となっていますが、国道6号も現在は全て通行可能になっていますね。
しかし、6号は二輪のみ通行不可区間があったり、他にも全車通行禁止のルートもあるので実際に行く場合はどこが通れてどこが通れないのかネクスコ東日本で確認しておくのがいいでしょう。
二輪だけ通行できないというのは少し謎ですが、ダートにでもなっているからなんですかね?
福島原発が近づくと、道路わきに現在の放射線量を示す電光掲示板があります。
震災から7年経ち東京で住んでいるともはや日常生活で地震の影響を感じさせることはありませんが、現地ではまだまだ復興作業が必要であることを感じさせました。
なんとかお昼の11時ごろに仙台着、たんや善治郎 多賀城店で牛タン!
休憩を挟みつつ黙々と走り仙台着です。
お昼ご飯は、仙台ということもありせっかくなので牛タンを食べることに。
今回はツーリングマップルにも紹介されていたたんや善次郎多賀城店に行くことにしました。
開店前に到着したので、10時半ぐらいだったかな?
東京から仙台まで4時間半・・・到着が10時半と聞くとまだまだ早いですが、4時間半もかかったことを考えると冷静に仙台遠すぎですね。
しかも、最近昼夜逆転していたため昨晩は全く眠れず睡眠時間は1時間半ほど。
このときはまだましでしたが、1日目の後半はもはや意識がもうろうとしていました笑。
本当に事故らなくてよかったです。皆さんはツーリング前日はしっかり寝ましょう・・・
本題に戻しまして、牛タンですね。
今回は善次郎定食を注文しました。
牛タンを使ったつくねやソーセージなどが含まれるのが特徴です。
味は普通においしかったので満足ですが、レビューにも書いてたようにハエが飛んでるのがちょっとうざかったです笑。
ギフト発送も可能でしたので、せっかくなので実家に牛タンを送ることにしました。
後日親から連絡がありましたが、仙台の牛タンと思いきや牛タン自体はオーストラリア産だったようです・・・笑
仙台じゃないんかい!
ま、ええですけどね笑。
ちなみにこの産地が微妙に違う問題は、2日目にも登場します笑。
そして、あまりの猛暑のためパニアケースのアウターカバーを固定するのりが外れる
ご飯も食べこれから下道、さあがんばるぞと思いきや・・・なんとパニアケースのカバーが外れてしまいました(汗)。
ヤマハの純正パニアケースなのですが、実はこれ以前にも同じことがあったんですよね。
そのときは逆側だったのですが、今回は別側ですorz。
4日間のツーリングの初日でいきなりこれは正直ガクッときましたね。
簡単に説明しておくと、ヤマハの大きいほうの純正パニアは、外側のカバーが2重構造になっており、インナーとアウターはボンドで接着されてるんですね。
すごい猛暑&黒色だったので、どうやら高熱でそのボンドが柔らかくなり外れてしまったようですorz。
どうしようもないので、隣にあったドラッグストアでガムテープを買って応急処置です。
現在は反対側と同じように修復済みなので、もう二度と外れてくれるなよと願うばかりですorz。
道の駅 上品の郷からいよいよ太平洋沿い突入
気を取り直して再び高速に乗り、次は道の駅上品の郷に向かいました。
特に何か用事があったというわけではなく、ここから太平洋に出てあとはずっと太平洋沿いに北に進むので、ルート確認をかねて寄っただけです。
この日は平日だったのですが、すごい人でしたね。
まあ8月なら夏休みなのでそのせいもあったかもしれません。
できれば日陰に停めたかったのですが、ほぼあいてる場所がなかったので駐車場を3周ぐらいぐるぐるしてました。
石巻や女川町らへんを巡る場合は、ここには来ず南側を海沿いに進んでいく形になります。
神割崎
上品の郷を川沿いに進み太平洋に出るとあとはもうひたすら太平洋沿いの国道を北にあがっていく形になります。
今回はとにかく北に進むのが目的だったのでもともとはどこにも寄る予定ではなかったのですが、せっかく走るのならと思いマップルで軽く場所を探していくつか寄りました。
まずはその一つ、神割崎ですね。
写真のようなスポットで、特筆すべきことはほぼありません笑。
海沿いを走るので、○○崎という場所は結構多くあります。
近くに寺浜灯台という場所もありますが、今回はあまり時間が無かったのでスルーで。
隣にキャンプ場が併設されており、今公式サイトを見ていますが「温水シャワー・水洗トイレ・コイン式洗濯機・乾燥機・ログキャビン、レストラン」など結構充実してるっぽいです!
私はこれからキャンツーをする予定だったり、日本一周を計画していたりするのですが、キャンプ場に洗濯機があるのはいいですね~。
衣類の洗濯は必ず必要なので、今からこういう情報に目を光らせています笑。
岩井崎、潮吹き岩、龍の松
更に北に進みまた岬です!岩井崎ですね。
写真を見返すと、なかなか良い天気だなあと感じます。夏って感じですね。まあ彩度をあげているのですが・・・笑。
奥には龍の松、秀ノ山雷五郎像(誰?)があります。
また、潮吹き岩というスポットでもあり、打ち寄せる波が海岸沿いの岩に当たり水しぶきがあがります。
青い海と白い潮のコントラストが映えたのですが、なかなか良い写真が撮れませんでした。残念!
あまりにも眠すぎたので芝生で横になる少し仮眠をとろうとしましたが・・・30分経っても結局一睡もできず悲しかったです。
どうして人間は寝たいときにすぐ寝れないんでしょうね。不憫だ。
陸前高田の奇跡の一本松
そして更に北上し、陸前高田の奇跡の一本松です。
こちらはニュースにもなっていたりして有名な場所ですね。
隣に一本松カフェというのがあるので、そこの駐車場を利用します。
小腹が空いていたので何かおやつでも食べたかったのですが、平日の微妙な時間だったためか全て閉まっていました。
一本松まではここから徒歩で向かう形になります。
実は、震災後にここに来たのは実は2回目で、以前は震災の1年後に一度訪れています。
道中太平洋沿いを走ったため、そのときの景色を思い出しながら街並みをみていたのですが、震災から7年経ってもまだまだ復興までは時間がかかりそうという印象でした。
海沿いの建物はやはり新築のものが多く、多くは津波でダメになってしまい建て直したんだなと。
また、道中は看板で浸水区域の表示板があったりと、また大きな地震があったときのための対策がなされていました。
その浸水区域は、ここからここまでという感じで看板が立てられているのですが、その区間が非常に長く津波の悲惨さがイメージできないほどでした。
上の写真でも確認できますが、海沿いに防波堤の建設が進められている箇所も多く、二度と同じような被害が出ないように対策が進められています。
ただまあ、一度大きな地震が来た場合、同じ場所で次の地震までの間隔はあくので、どちらかといえばまだ来てない地域の対策を早急に進めるべきなんでしょうね。
南海トラフ地震なんか来る来ると定期的に話題になっているので。
まあ、来てしまったら東日本大震災の比じゃない地震になるようなので、どう対策すればいいのかというのは素人の私にはちょっとわかりませんが・・・
ちなみに、この一本松は既に海水にやられており完全に死んでしまってるんですね。
それをコンクリートで固めて一応形だけ保っているという形になります。これに1億円ぐらいかかっていたんでしたっけ?ちょっと正確な額は覚えていませんが。
もっと他にお金使うことないのかとか話題にあがっていた記憶があります。
まあこれは良いのか悪いのかは置いといて、一本松の下の震災前の高田松原の写真があったのですが、それはもう立派な松原でした。
私が生きているうちにまたこの景色が戻るといいですね。
人生初ライダーハウスを利用!ライダーハウスあかぶ
一本松の時点でもう暗くなりはじめておりくたくただったのですが、宿泊の連絡を入れてしまったライダーハウスあかぶまで66kmの道を進まねばなりません。
ちなみに、ライダーハウスへの連絡はこの日のお昼にしましたが、当日の連絡でも快く宿泊可のお返事をいただけました。
平日だったので急でも大丈夫だったのかもしれませんので、予定が決まっているのであれば先に連絡しておくのがいいでしょうね。
ライダーハウスあかぶの公式サイトはこちら:
事前情報で周辺ホテルはまぎくでお風呂を利用できるというのを見たのですが(公式サイトではなく、はちみつという格安ホテル情報サイトですね)、その時間が午後8時までだったのでなんとかそれに間に合わせたいなと思い、晩御飯は食べずにあかぶへ直行しました。
で、なんとか7時半に到着することができたのですが、荷物整理やらホテルはまぎくまで徒歩7分ということを考えるともうお風呂は間に合わないなと考えていたところ、普通にあかぶのお風呂を使っていいとのことだったので普通に風呂には入ることができました笑。
ちなみに、ドライヤーは無いのでもし長期ツーリングで利用する場合は持参しとくといいですね(今後導入されるかもしれませんが、まあ長期ツーリングするならドライヤーは普通に持っていていいと思います)!
その後、晩御飯がまだという話をしていると、レトルトカレーと地元野菜(?)を用意してくれました。本当に感謝です。
また、サービスで金麦を一本いただきました笑。
人生初ライダーハウス利用でしたが、このように管理人さんとの人付き合いを経験すると、やっぱり旅先での出会いはいいなあという考えになりました。
あとは洗濯機も利用していいとのことだったので、汗でびしょびしょになっていた服も洗わせていただき非常に助かりました。
この日は朝から晩までずっと走りっぱなしで本当にくたくただったのでこの日は早めに就寝してしまいましたが、次回利用のときには少し時間に余裕を持って利用させていただき、是非交流の時間をとりたいと思いました。
ちなみに、平日ということもあり他に利用していたライダーはお一人だけでした。
次の日の朝に軽くお話しましたが、やはり時間ライダーハウスを利用する場合は時間に余裕をもっていきたいですね。
8月末で、最近は猛暑続きで東京は蚊がほとんど姿を見せていたなかったのですが、東北の夜は普通にひんやりしており、窓を開けて寝ていたら普通に蚊が入ってきたので寝るときは死闘を繰り返していましたorz。
まとめ:とにかくひたすら北に進んだ一日!日程に余裕があるならもう少し距離は短めがおすすめです笑
というわけで、一日目のレポートでした。
とにかく北に進みたかったので黙々と走り続けたツーリングになってしまいました。
人生初ライダーハウス利用ということで、良い経験をさせていただいたので今後もタイミングがあればいろんなところで利用していきたいですね。
改めて記憶を呼び起きして記事にすると、やっぱりバイクツーリングは良いなあの一言に尽きます。
今後もたくさんツーリングしていきたいですね。
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