さて今回は、デイトナのバイク用GPSレーダー、MOTO GPS RADAR LCD 3.0(モトGPSレーダーLCD 3.0)とEASY(イージー)について徹底解説していきたいと思います。
私はまだ所持していないのですが、近々購入予定なので自分用に機能確認を兼ねて情報をまとめておきます!
モトGPSレーダーはバイク用レーダー探知機
デイトナのMOTO GPS RADRは、ずばりバイク用レーダー探知機のことです。
様々な機能があるのですが、いわゆるレーダー探知機と呼ばれる機器のメインの機能としては
- 取締ポイントの通知
- オービスの検知・通知
- パトカーなどが無線使用時に検知・通知
らへんになります。
デイトナのモトGPSレーダーにはLCD 3.0とイージーの2種類がありますが、とりあえずはLCD 3.0のほうの機能解説をしていき、最後に違いを解説という形にします。
メーカー:デイトナ
モデル:MOTO GPS RADAR LCD 3.0
価格:34,500円
モデル:MOTO GPS RADAR EASY
価格:22,000円
本体の仕様
まずは本体の仕様から見ていきます。
3.0インチの液晶大画面
LCDはリキッド・クリスタル・ディスプレイの略で、ようは液晶画面のことです。
LCD 3.0の3.0は画面サイズのことで、サイズは3.0インチ。
まんまそのままな名前ですね笑。
スピーカーとブルートゥース、いずれかで音声を聞くことができる
音はスピーカーとブルートゥース接続のいずれかで聞くことができます。
シガソケかUSBで充電しながらの使用、もしくはバッテリーでも使用可(3~6時間)
シガーソケットかUSB電源から給電しながら使用か、バッテリーが内臓されているのでバッテリーで使用することができます。
バッテリーの場合は満充電で3~6時間駆動可能とのことです。
結構差が激しいですが、使用状況によるとのこと。
IPX7相当の防水性能、バイクでの使用は問題無し
本体はIPX7相当の防水性能となっています。
IPX7の7の部分が防水性能の等級あたり、0~8まであります(8が一番防水性能が高い)。
具体的にどんなもんかというと、30分程度1mの深さの水に沈めても内部に浸水しないとのことです。
というわけで、バイクで雨の日に走行してもおそらく問題無いレベルでしょう(激しい雨の中長時間はわかりませんが、水に沈めてるわけではないので大丈夫と思いますが・・・)。
バイクへの取り付けの方法
バイクへの取り付け方法は、ハンドルにミラーポストがある場合は専用ステーを使用、無い場合はRAMマウントかハンドルミラークランプらへんが手軽にできそうです。
通常はミラーポストなどのM10のボルトに専用ステーを使用
バイクでMOTO GPS RADARを使用する場合は、別売りのバイク用のステーを使うのが一般的な方法になります。
M10のボルトにステーをかます感じですね。
ステーはボルトで角度を変えれるようになってるので、乗車時に画面を見やすい方向に向けることができます。
デイトナのスマートフォンホルダーを拡張して使用する方法
こちらの方法も手軽に設置することができますね。
デイトナのスマートフォンホルダーに拡張アタッチメントをつけてレーダー用ホルダーにする方法です。
ボルトなどでの固定方法ではないため、バイクから離れる際には盗難などが気になりますが、取り外しがスマートフォンホルダー同様に行えるので、使わないときは取り外せば盗難の心配もありません。
【ハンドルミラーでない場合①】RAMマウント、もしくはサインハウスのマウントシステムを使用する
ハンドルにミラーが無い場合の方法1、RAMマウント、もしくはサインハウスのマウントシステムを使った方法。
MOTO GPS RADARの背面にはステーを取り付ける用のボルトの穴がありますが、このボルトの位置とRAMマウントのステー(RAM-B-347U)の穴がちょうど一致するようです。
ですから、このRAMマウントのステーを本体に取り付ければ、そのままRAMマウントを使うことができるというわけです。
ちなみにRAMマウントは私も大変お世話になってるハンドル周りのマウント拡張方法です!
ただし、この方法では背面のスピーカーを塞ぐ形になるので注意が必要です。
あとは、RAMマウントの穴がボルトサイズより少し大きいので、ワッシャーを使うことも必須です。
同様にサインハウスのステー(A-39)も利用できるようです。
サインハウスとRAMマウントはボール径が違うだけで似たようなマウントシステムなので気に入ったほうで良いでしょう!
【ハンドルミラーでない場合②】ハンドルミラークランプでM10ボルトを作る
別の方法としては、ハンドルミラーを取り付けるための汎用クランプを使いM10のボルトが使える場所を作ってしまう方法です。
こちらの場合は、デイトナの通常のステーが使えるので、スピーカーが塞がれる心配はありませんね。
クランプは別にどれでもいいと思いますが、ハンドルバーのサイズにあったものを選びましょう。
多くは22mm(22.2mm)です。
デイトナ MOTO GPS RADARでできること
デイトナのMOTO GPS RADARのメイン機能は以下2つ。
- 待機画面で様々な項目から最大3つまで表示することができる
- オービスや取締ポイント、無線検知時では警告画面表示
通常時は待機画面が表示され、オービスや取締ポイントなどの地点ポイントや無線検知時には専用の警告画面に変わるという感じです。
待機画面で最大3つまで情報を表示させることができる
通常時には様々な情報の中から選択し、1つから最大3つまで画面に情報を表示させることができます。
上の例では2つ表示と3つ表示となっています。
待機画面の表示可能項目一覧
待機画面における表示可能項目の一覧は以下の通り。
以下から選択し画面に表示させるという形になります(全部縦に並べると長いのでジャンル分けしてます)。
- 時計、カレンダー
- 現在スピード、最高速度、平均速度、生涯平均速度
- コンパス、標高
- 内蔵バッテリー電圧
- 衛星受信数
- 走行距離、生涯走行距離
- レーダースキャン
- ドライブインフォ
- Gモニター
- 運転時間、生涯運転時間
- 走行時間、生涯走行時間
- 表示オフ
オービス・取締ポイント接近時に警報
内蔵されているデータとGPSによる現在地により、オービスや取締ポイントでは警告画面に切り替わります。
後述しますが、最新のデータは公式サイトから無料でダウンロードすることができます。
パトカーなどが無線使用時に警報
警察車両などの無線が使用されたときに警報します。
例えば、警察活動無線、消防無線、高速管理車両無線、タクシー無線などなど・・・それぞれ無線で使用される周波数が異なり、これらの周波数に対して個別で警報をするかしないかの設定をすることができます。
その他の機能
その他の機能として以下のようなものがあります。
- 新たに設置されたオービスポイントをユーザーが任意に登録できる
- オービスの他にも、警察署やヒヤリハット地点、急カーブやラウンドアバウトなど様々な項目で警報
- 車両総重量を登録しておくとおおよその馬力を表示させることができる
- 春・秋の交通安全期間や年末年始取締強化運動の期間には電源ON時に通知
最新データー、ファームウェアのアップデートはmicroSDカードを使い無料で可能
本体のファームウェアや、オービス・取締ポイント情報などの最新データは公式サイトから無料で取得することができます。
アップデートするにはmicroSDカードを使います。
LCD 3.0とイージー(EASY)の違い:特に理由が無ければLCD 3.0がおすすめ
さて、最後にLCD 3.0とEASYの違いについてまとめておきます。
- EASYはブルートゥース接続できない
- EASYのほうがバッテリー駆動時間は長い(3~6時間と9時間)
- LCDでは警告時は画面に表示だったが、EASYはLEDで警告
- EASYは誤警報防止機能が無い
防水機能やGPS受信機数、GPSデータや電波受信機能など他は同じです。
EASYはブルートゥース接続ができないので、特に理由が無い限りはLCD 3.0のほうがいいでしょう。
まとめ
というわけで、デイトナのバイク用レーダー探知機MOTO GPS RADARの解説をしました。
細かい仕様については、公式サイトで取説を見ることができるのでそれを確認してください。
参考リンク:デイトナ MOTO GPS RADAR 公式サイト
十分な機能を持っており信頼のおけるメーカーなのでおすすめできると思います!
デイトナはそもそもバイク用品メーカーなので、さすがバイクでの使用を想定された作りだなあという印象を受けました。
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