今年の春にアドベンチャーバイクに乗り換え、バイザー付きオフロードヘルメットをいろいろ物色していたところ、非常にリーズナブルな価格でデザインも非常にかっこいいオニールというブランドのヘルメットを試しに購入してみたのでレビューを残しておきます。
一応調査した限りではそこまで悪いヘルメットではないようですが、私の場合はサイズが合わなかったのですぐに買い換えました笑。
- オニールのバイザー付きオフロードヘルメット・シエラを購入
- オニールは元モトクロスレーサーが1970年代に設立したブランド
- 特徴
- デザインは正直かっこいい、というかデザインで購入したような感じでもある
- 実際に一週間使った印象は、普通に悪いヘルメットではない
- 自分の場合、頭の形が合わなかったようなので、いつも選んでるものよりワンサイズ大きめがいいかも?
- マッドガードやシールドを固定しているボルトは硬貨を使って緩めることができる
- オニールのヘルメットの良かった点
- オニールのヘルメットのここが良くなかった点
- 同系統同価格帯の国内ブランドだとWinsのX-Roadがあるので次はそちらを買う予定
- まとめ:ものは良かったが、海外ヘルメットはやはり情報が少ないのが難点
オニールのバイザー付きオフロードヘルメット・シエラを購入
購入前に北海道ツーリングを控えており、アドベンチャーバイクを購入したということもありせっかくなのでバイザー付きオフロードヘルメットを探していたところ、お手頃価格でデザインのかっこいいヘルメットを発見したので人柱的に購入してみました笑。
規格やら素材の話がありますが、そちらは別記事にて詳しく解説しているのでそちらを参照してください。
一応品質自体は問題はないと思います。中国生産ですがね。
物自体は悪くはなかったのですが、眼鏡スリットがない、インカムスピーカーを取り付けるスペースがない、サイズが合わず一時間ぐらいで頭が痛くなるなどの問題があり使用期間は一週間と短くなりましたが、とりあえず以下レビューしていきたいと思います。
オニールは元モトクロスレーサーが1970年代に設立したブランド
ちなみに、オニールは元モトクロスレーサーのジム・オニール氏が1970年代に設立したブランドです。
レースでの用途に耐えうる製品を作り上げることを心掛けているようで、ホームページを見る分には怪しいブランドという感じはしませんでした。
今回紹介するヘルメットのシェルはABS樹脂ですが、上位モデルについてはシェルはカーボン、ガラス繊維を使用しているので、ここらへんは他の国内メーカー同様価格によって素材を変えているという感じですかね。(それでも3万5千円ぐらいので安価であることには変わりない)
特徴
- シェルの素材はABS:参考記事参照
- 重量は1,590g(誤差±50g):かぶってる感じそんなに重いって感じもしなかった
- インナーパッドは取り外し・洗濯可能
- 通気性の良いベンチレーション:夏でシールドを締め切ると熱のこもりは気になる?
- ラバーノーズガード
- バイザー付き
- バックルタイプの顎紐
- DOT、ECE 22.05 規格取得
- アメリカのブランドで生産は中国
ベンチレーションはそこまで良いとは感じませんでしたが、冬とかで通気性の良さは実感できるかもしれません。通気性重視ならシールドにベントがあるアライのヘルメットがいいですねやはり。
デザインは正直かっこいい、というかデザインで購入したような感じでもある
このヘルメットのデザインは正直かっこいいと思います。なんならあのデザインで買ったようなもんです。
バイザー付きのオフロードヘルメットで探していて、元々狙っていたのはアライのツアークロス3になるのですが、初登場が2012年と結構前であることと、私が探していたときはどこも在庫がなかったことや、やはり結構お値段がすることなどからオニールのヘルメットを試してみることにしました。。他に国産ブランドだとショーエイのホーネットADVとかもありますね。オニールのヘルメットもそうですが、系統としてはごつごつした感じのほうが好みで、ホーネットADVよりもツアークロス3の方が個人的には好みでした。
実際に一週間使った印象は、普通に悪いヘルメットではない
オニールのヘルメットを購入後に北海道に一週間半ほどツーリングに行ったのですが、印象としては悪いヘルメットではないという感じでした。
デザインもかっこよく、バイザー、インナーバイザーの両方があり使い勝手も非常に良いです。首元の紐もバックルタイプなのでらくちんですし。
特にインナーバイザーについては、私はツーリングライダーで基本的にクリアシール度を使いたいユーザーなのでこれは助かりました。
質感も普通に良い感じです。
自分の場合、頭の形が合わなかったようなので、いつも選んでるものよりワンサイズ大きめがいいかも?
ただ一つ問題があって、今まで国内ブランドではMサイズで使ってきてちょうどだったので今回もMサイズを選んだのですが、被り心地は普通に良い感じだったのですが、頭の形がどうやら合わないようで、1時間ぐらい走行してたら頭がめちゃくちゃも痛くなってきました。
発送が海外であるため、返品交換にも手間がかかりそうだったのでしょうがなくこのヘルメットは売る予定です。一時間しか走行できないとなると高速とかしんどいですしね。
もし検討している方は、普段使ってるサイズよりもワンサイズ大きい方が無難かもしれないです。
(そもそもヘルメットを試着なしで購入するの自体あまりおすすめできないのですが)
国内ブランドだと、ツーリングにいってみて合わないならパッド調整とか気軽にできるんですけどね。そこはオニールに限らず海外ヘルメットの宿命だと思います。
大きすぎたらそれはそれで問題かとは思いますが、小さくてつけていられないよりかはましだと思います。
マッドガードやシールドを固定しているボルトは硬貨を使って緩めることができる
マッドガードやシールドを固定しているボルトは硬貨を使ってあげると外すことができます。
マイナスドライバーとかでもできますが、結構サイズが大きいので硬貨のほうがいいと思います。(私はサイズの合わないマイナスドライバーでしてボルトに若干傷がついてしまった)
シールドを外し、ゴーグルとセットで使うこともできますが、その場合ははじめからバイザーなしのを選んだほうがいいでしょう。
オニールのヘルメットの良かった点
インナーバイザーが非常に便利でした。やはりツーリングで使うのであれば夜間の視認性とかも重要ですからね。
オニールのヘルメットのここが良くなかった点
メガネスリットが無い(パッドの位置調節で隙間を作ることも不可)
メガネスリットがないのでメガネつけてる方は注意してください。
私は眼鏡ユーザーで、一応つけててメガネ部分が圧迫されて痛みが出るとかそういうのはありませんでしたが、メガネスリットがあるモデルを選んだ方がいいと思います。
インカムのスピーカーを入れるスペースが皆無
イヤーパッド部分に全然スペースがなく耳元にスピーカーを入れるとかぶれないぐらいの耳が圧迫されまともに使用することができないので、インカムとの併用はできないと考えてください。
インナーシェルを削ったり対策すればできないこともないとは思いますが、そこまでするのであれば後で紹介する同価格帯のWinsのX-Roadのほうがおすすめですかね。眼鏡スリットもありますし、国内ブランドですし。
同系統同価格帯の国内ブランドだとWinsのX-Roadがあるので次はそちらを買う予定
オニールのヘルメットを売却したあとについては、ウィンズジャパンのX-Roadというモデルがちょうどバイザー・インナーバイザー付きで同価格帯のオフロードヘルメットとなっているので、次はそちらを試そうと思っています。
今まではアライとカブトしか使ったことがなかったのですが、せっかく今回こういう機会なのでいろんなブランドを試してみようかなという感じですね。
こちらは普通に国内ブランドなので、サイズ感のチェックとかは問題ないでしょう。
普通にメガネスリットもありましたし、おそらく耳のスピーカーも問題なさそうだったので使い勝手はこちらのほうが良さそうですね。
まとめ:ものは良かったが、海外ヘルメットはやはり情報が少ないのが難点
というわけでオニールのヘルメットでした。
オニールのヘルメットは、規格やらシェルの素材の話やらで色々情報が出てくると思いますが、アメリカの一応まともなブランドっぽいので品質についてはそこまで問題ないと思います。
ただ、サイズ感のチェックができないことや、眼鏡スリットがない、インカムスピーカーを装着できないなど国内のヘルメットと比べると若干使い勝手は落ちるかなという気はしました。
まあそこらへんの情報を踏まえてなおほしいと思った場合は購入してみるといいでしょう。
不安なら同系統同価格帯のWinsのX-Roadを購入しておくのが無難だと思います。
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