エンジンが不調のときにチェックすべきポイント
アイドリングが安定しないや、1気筒死亡した?等のエンジンの不調から、
エンジンを絶好調の状態に保つためにチェックすべきポイントを紹介したいと思います。
ずばり、エンジンが不調時に確認すべき部分は
- プラグ
- イグニッションコイル
- フューエルインジェクションorキャブレター
- 燃調が濃すぎないか、薄すぎないか
の四つです。
この四つ意外に原因がある場合は、エンジンの中身に問題がある可能性があります。
また、
- どのシリンダーで不具合が起きてるかチェック
- 燃料添加剤でエンジン内のカーボンを洗浄
についても書いています。
0.どのシリンダーで不具合が起きてるかチェック
必ずしもこの方法でチェックできるわけではありませんが、気筒が死亡したときなんかはこの方法で確認できます。
まずエンジンをかけしばらくして熱を持たせます。
そしてエキパイに霧吹きで水をかけます
正常に爆発が起きてないシリンダーに繋がるエキパイは、正常なものに比べて明らかに熱を持っていません。
正常なのは一瞬ではじけ飛ぶように蒸発しますが、異常な場合、水滴がそのまま残ったりします。
1.プラグ
プラグは消耗品です。一応手元にある取説によると、1万3千キロで交換となってます。
エンジン不調時にはまずプラグのチェックが大事ですね
プラグが濡れているならば、正確にプラグによる点火が起こっていないと判断できるので、プラグ交換や、イグニッションコイルの確認が必要になります。
プラグが濡れてないにも関わらず不調がある場合は、そもそも燃料が来ていないことが考えられます。
2.イグニッションコイル
プラグが問題ないのに爆発が起きない場合は、イグニッションコイルに問題がある可能性があります。
イグニッションコイル自体は半永久的に使えるものなのですが、なんらかの原因により絶縁が甘くなり、漏電した場合、
点火に必要な電圧が用意できず、結果点火されないといった場合があります。
プラグキャップの場所を変えたり、イグニッションコイルの配線を変えたりすることによって、異常のあるシリンダーの場所が変わるならば、
イグニッションコイルが原因の可能性が高いです。
尚、イグニッションコイルはメーカーや車種によってついてる場所や数が違います。
例えば、ヤマハ車には、プラグキャップとイグニッションコイルが一緒になっているものもあります。(そのため、4気筒の場合イグニッションコイルがなんと4個)
他には、二つのシリンダーに対してイグニッションコイルが1つの場合があります。(4気筒で、1番目と3番目、2番目と4番目がセットといったものがあります)
3.フューエルインジェクションorキャブレター
キャブレターの場合、詰まりが起きて燃料がいってないことがあります。
フューエルインジェクションの場合、インジェクターの不良で燃料がいってないことがあります。
また、スロットルボディのバルブを洗浄すると、エンジンの調子がよくなったりすることがあります。
4.燃調が濃すぎないか、薄すぎないか
上記の1~3をチェックしたうえで問題ないならば、燃調が濃すぎるか薄すぎる場合があります。
5.燃料添加剤でエンジン内のカーボンを洗浄
走行を続けていると、エンジン内部にカーボンが付着する場合があります。
このカーボンによりバルブに不良が起きたりすると、排圧漏れが起きたり等。
定期的に燃料添加剤でエンジン内を洗浄すると、エンジンのコンディションを良い状態に保てたりします。
以上です。
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